バビロン・ベルリン ネタバレと感想 3&4話 贈り物の正体

ドイツ制作のミステリードラマ、【バビロン・ベルリン】の3話と4話を視聴しました。ようやくあの独特な世界観にも慣れて一層面白くなってきました


以下早速ネタバレですバビロン・ベルリンのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


ロシアのトロツキストが貨物列車で送ろうとしていた「贈り物」は山と積まれた金塊でした。スヴェトラーナ・ソロキナは実際にクロイツベルクのアンハルター貨物駅にやってきて、最後尾にある車両ナンバーAB3221の中を確認します。


ソロキナは同志で運転士のボリス・ヴォルコフ(Oleg Tikho)に、カルダコフは情報機関に追われて来られない、行先はイスタンブールからパリに変更になったと嘘をつきました。ボリスはこれを怪しみ、カルダコフに確認を取らないうちはダメだと断ります。


でもソロキナはヴォルコフを無視し、駅員たちに最後尾の1車輌だけ行先が変更になったと告げました。ボリスがこれを止めようとすると、ソロキナは銃を取り出してヴォルコフを脅したため、何も知らない駅員たちに取り押さえられてしまいます。


ヴォルコフはその隙に貨物の書類を手に逃走し、ベルリンのカルダコフに会いに行きました。ラートの前にベーンケの宿に泊まっていたのはカルダコフ本人だったようですね。ベーンケは、カルダコフがバイオリン奏者で演奏旅行に来たと信じていたようです。


ヴォルコフはベーンケを縛り上げて部屋に入り込みました。そこへラートが帰ってきて、ヴォルコフに銃を突きつけます。疲れて寝ていたヴォルコフは慌てて逃げ出しましたが、追ってきたロシア人に拉致されてしまいました


ヴォルコフは拷問されても口を割りませんでしたが、車の両輪に両手を轢かれそうになってさすがに白状してしまいます。貨物列車に積んである金塊は「ソロキン家の金塊」


その「ソロキン家」とソロキナは同じなんですかね~。スヴェトラーナもかなり裕福そうな&貴族的な雰囲気を醸し出していましたけれど


また今回はこの貨物列車の本来の持ち主が現れました。アルフレッド・ニッセン(Lars Eidinger)という事業家です。ニッセンはすぐにも税関を通さなければ損失が出ると息巻きますが、そこに邪魔が入りました。ソ連大使館のトロシン人民代議員(Denis Burgazliev)が「密輸」を疑って貨物を調べるというのです。1車輌だけ他とは異なる荷物が積まれた貨車があるとの情報を得た


ところが、貨物書類はヴォルコフが持って逃げたために確認できなくなってしまいます。何でも他の車輛には猛毒の殺虫剤が積まれているらしく、資格を持つ者でないとタンカーの扉(蓋)を開けられないのだそうです。


結局、ニッセンとその代理人らしいヴェゲナーは、その資格を持つ人間が来る翌週まで待たされることになりました


その頃スヴェトラーナ・ソロキナも解放されて、遠くからこの様子を伺っていました。ソロキナは早速金塊の入った車両のナンバープレートをTY2305と入れ替えて逃げ出します。おばさんが情報機関なら真っ先に最後尾を調べますけどね~連結しやすいですからね


また、危機一髪難を逃れたカルダコフは、裏切り者がソロキナだと確信して殺しに行きました。それなのに、ソロキナにうまく丸め込まれて騙されてしまいます。裏切り者は私じゃない、運転士のボリスよ!


そのボリス・ヴォルコフはロシア人たちに殺されて川に浮かんでいたというのに


そのヴォルコフの遺体をラートが目にすることになります


その日はちょうどメーデーのデモを鎮圧する名目で警察が市民を手あたり次第に撃ち殺していました。警察署長はクロイツベルクとノイケルンとヴェディングはごろつきの巣窟だから(皆殺しにしても)構わないと檄を飛ばしたのです


共産党のデモ隊と警察の対峙に巻き込まれて逃げてきたラートは、自分も撃ち殺されそうになり、近くにいたヴォルター上級警部と逃げ込んだ建物の中で、流れ弾に当たったふたりの女性を助けようとしました。ラートは向かいのビルに住む女医を連れてきますが、時すでに遅く、女性たちは息絶えてしまっています。


この女医=ヴォルカー(Jördis Triebel)は共産党員でクロイツベルクの地区委員をしていたそうで、ヴォルターはおもむろに嫌な顔をしました。女医は案の定、警察の横暴を容赦なく糾弾します


そして、ラートたちがこの死亡した女性たちを運び込んだ解剖室にヴォルコフの遺体が先着していました。ラートは彼の顔を覚えていて、彼は下宿で「カルダコフ」を捜していたが何者かに拉致されたと殺人課のベーム警部(?)に伝えますが、ベームは相手にしようとしません。今や殺し合いが日常茶飯事だからです。


ラートは彼が何者かに暴行されて殺されたと確信し、ヴォルコフの手首に刻んであった黒い刺青~数字の4?~に着目していました。あれは「赤い砦」のメンバーを表す数字でしょうか?


ベームのお供をしてきたシャルロッテもラートの意見に賛同しました。賢い彼女は殺人課の刑事助手になりたいようで、カルダコフについてももっと情報を得ようとします。それとも、遺体の写真にげんなりして、友人のドリス(Lilli Fichtner)に仕事を代わってもらったくらいですから、このロッテもトロツキストに関係があるのでしょうか?


またヴォルター上級警部はカフェ・ヨスティで軍人らしき男性ふたりと何やら話していたようです。そのうちの一人、眼鏡をかけていた男性は、前回タウラゲで貨物書類にサインをしたゼーガース少将ではなかったでしょうか


ヴォルターを送ってきたイェニケは双眼鏡で彼らの唇の動きを読もうとしていました。イェニケの両親は聴覚障碍者のようでしたね。そこで読み取った言葉は「暗殺」「国事」「シュトレーゼマン外相」


歴史的事実を確認すると、1929年当時外相だったグスタフ・シュトレーゼマン氏はその3年前にノーベル平和賞を受賞しており、ちょうど1929年の10月に世界恐慌が始まる前に直前、脳卒中で亡くなっているそうです。


いったいヴォルダーたちは何を企んでいるのでしょうか? もしあれがゼーガース少将だとしたら、トロツキストの仲間ということになりますが?


そのヴォルダーは今回、自宅にラートを食事に招きました。妻のエミー(Marie Gruber)はもてなしの料理を作るはずでしたが、何かに気を取られて呆然とし、料理を焦がしてしまったようです。もしかしたら戦争で愛する人(息子?)を失ったのかもしれませんね。


ラートもまた兄を戦争で亡くしたようです。以前話題に上ったラートの母は、ラートと一緒に出征した息子が戻ってこなかったことで、ラートを恨んでいたそうです


その母も今は亡くなり、ラートを心配する女性は「ヘルガ」だけになったようです。出張中のラートに書いてよこした手紙の内容(口調)からすると、恋人というより姉(年上の血縁者)のようにも思えたのですが??


そのラートをずっと怪しんできたヴォルダーは、ついに行動に出ました。ラートが政治警察のベンダ審議官と知り合いだったのが彼にさらなる疑念を抱かせたようです。


ヴォルダーはモカ・エフティで客を取っていたシャルロッテを脅し、再び路上で客を取りたくなければ、ラートを見張れと命じました。モカ・エフティで客を取るには、風紀課への届け出が必要なのだそうです。


シャルロッテは渋々これを承諾しますが、彼女がすんなりヴォルダーの言いなりになるとは思えません


ラートはそんなことになっているとは夢にも思わず、同じ下宿に滞在中のジャーナリスト(?)のサミュエル・カテルバッハ(Karl Markovics)にカルダコフ宛の手紙を見せて分かった恋人らしき女性、スヴェトラーナ・ソロキナの捜索をシャルロッテに依頼しました。


そのシャルロッテの母親、ミンナ・リッター(Hildegard Schroedter)はどうやら梅毒に侵されていたようです。ヴォルカー医師の診察を受けたリッターはとても信じられない様子で、帰宅してもただの発疹だと言って家族をごまかしていました。


ミンナは30年間家畜の処理場で働いていたそうですが、最近、発疹を理由に解雇されたのだそうです。感染の心当たりがあるのは20年前の相手、それも1度きりだったそうです。ちなみにその相手は既に亡くなったそうです。


シャルロッテの負担はこれでますます増すばかりです。リッター家には男性もふたりいるのですが、どちらも働いていないようです。年取ったほうはおそらくシャルロッテの父親でしょうが、若い方のエリッヒ(Pit Bukowski )は姉イリス(Laura Kiehne)の夫のようですね。シャルロッテは、子どもができたためにろくでなしのエリッヒと結婚し、今もまた妊娠して家にいる姉を蔑んでいたようです。


一方のラートは、例の写真のムッティ(Petra-Maria Cammin)を見つけ出して会いに行きました。ムッティは写真を撮られた時のことを覚えてはいましたが、男については何も知りませんでした。唯一覚えていたのは、その写真に写っていた「赤い馬」のことだけです。


ラートは再び写真屋のグレーフ(Christian Friedel)を訪ねて、写真をできるだけ引き伸ばしてほしいと頼みました。


そんなわけで「フィルム」の謎はまだ解けそうにありません


一段と謎めいてきた「バビロン・ベルリン」は来週の放送が楽しみですね


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これまでに視聴したドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~欧米ドラマ編

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