いだてん あらすじと感想 第39話 「懐かしの満州」で富久が活きた!

宮藤官九郎氏脚本のNHK大河ドラマ、【いだてん~東京オリムピック噺~】の39話は「懐かしの満州」です。ここに来てようやくこれまでも何度か登場した「富久」が活きましたね。最初はうるさいとしか思わなかったのが、ようやく腑に落ちました。以下早速ネタバレですいだてんのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


志ん生は、満州で五りんの父=勝との出会いを話してくれました


志ん生は、満州に行けば酒が好きなだけ飲めると言われて、慰問団に参加することにしました。りくは、家族を捨てていくのか!となじりましたが、子どもたちは心得たもので、居ても何の役にも立たないから好きな酒を飲みに行って来いと送り出してくれたそうです。空襲警報が鳴ると真っ先に飛び出していくのでは言われても当然ですね


満州では三遊亭圓生(中村七之助~萩原新三郎@籠令和元年怪談牡丹燈籠)と行動を共にしました。その慰問中に勝が訪ねてきたのだそうです。


あんたは走り方がなってない!


「富久」の中で主人公の久蔵が走るシーンがあるのですが、あんなんではロクに走れない、まずは息遣いを覚えろと、スッスハッハを伝授します


勝はこれから「沖縄」に行くのだと語って帰っていきました。その後沖縄は全滅だとの情報がもたらされます


が、勝は「素晴らしい上官」のおかげで命拾いをしていました。上官は、いずれ日本は負けるから、ここで犬死することはないと皆を逃がしてくれたのだそうです


こうして脱走兵となった勝が再び志ん生を訪ねてきました。話を聞いた志ん生は、講演先の大連に勝も一緒に連れて行こうとしますが、圓生はダメだと断ります。勝が脱走兵だからです。


が、その脱走兵がふたりの命を救ってくれました。戦況が悪化したことで中国人に銃を突きつけられた際、その中国人がかつて助けてくれた勝の顔を覚えていて、ふたりを庇っていた勝に免じて逃がしてくれたのです。勝は多分その中国人から「満州のハガキ」を買ったのですよね。五りんが持っていたあのハガキを


こうして3人は一緒に大連に向かいました。そこで勝はふたりに身の上話を聞かせます。


金栗四三という「身勝手な男」)に唆されて東京オリンピックに出ようとしていたが、戦争のせいで中止になり、学徒動員でここまできた。金栗に会わなければ今も熊本にいられただろうが、それでは愛するりくに会えず、金治も生まれてこなかった


志ん生も、ちょうど長男が噺家になったばかりだったそうで、日本に戻ったらその高座を見るのが楽しみだと語ります


大連での二人会で志ん生が選んだのが「富久」でした。しかも、いつもなら日本橋まで走るところを「芝」まで距離を延ばしたのは、勝の助言があったからだそう。日本橋では近すぎて面白くない。あんなに大騒ぎするならもっと遠くまで走らなくちゃ!


志ん生は迷った末に久蔵を「芝」まで走らせることにしました。これがまた大当たりで、客は大笑いです


勝もまた志ん生のスッスハッハを聞いているうちに走りたくなったらしく、ひとりで外に飛び出していきました。スッスハッハ!スッスハッハ!


ああ、気持ちいいっ!!やっぱりマラソンはいい!(^^)/


勝は例のハガキに「志ん生の富久は最高だと書いて、目の前のポストに投函しました。


ところがそこに、ロシア兵たちがやってきます。勝は走りに走りましたが、背後から撃たれて亡くなってしまいました小松無念っ!( ;∀;)


久蔵!目を開けろっ!!久蔵っ!!日本に帰ってオリンピックに出るんだろ!?


勝がいないのに気づいて出てきた志ん生は懸命に名前を呼びました。勝の名は知らなかったので勝手に「久蔵」にしたのです


そこへまたロシア兵が近づいてきたため、志ん生は圓生に引きずられるようにしてその場を後にしたそうです


その後、なかなか引き上げ船が出なかったため、志ん生は自棄になってウォッカをがぶ飲みして死のうとしました。ロ助の酒で死んでやるっ!!


それを圓生が必死になって止めたそうです。日本に帰って息子の落語を聞くんだろう?


それからというもの、志ん生は生きるためなら何でもやって、満州へ行ってから2年後に、ようやく、帰国したのだそうです。夫婦者は帰国に有利と聞いて紹介された義太夫女と一緒になる気にはどーしてもなれなかったようで


五りんにこの話をし終えたちょうどその時、懐かしの圓生が見舞いにやってきました


志ん生は、家族の前では意識不明の重体ということになっていますから、圓生もそう聞いてきたのですが、布団の下に隠したウォッカの瓶が目に入ったため、それが嘘だとすぐに分かってしまいます


義太夫女のことバラしましょうか?


志ん生は慌てて跳び起きました。りんも美津子も、誰一人として「芝居」を責める者はなく、泣いて回復を喜んだそうです。まったく罰当たりな話でござるね


帰国して2年ぶりに家族との再会を喜んだ志ん生も、皆に向かって檄を飛ばしたそうです


今貧乏なのは俺たちだけじゃない。日本中がとびっきりの貧乏だ。みんな揃って上向いて、這い上がっていきゃいいんだからわけねえや!なあ?


志ん生がこんなに前向きな人間になれたのは、きっと勝のおかげですね


これまた何とも素敵なエピソードでございましたね。「いだてん」は続きもとっても楽しみですね


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いだてん 後編 (NHK大河ドラマ・ガイド)


これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編

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コメント 1件

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こん
Fさんへ  
拍手コメントをありがとうございます♪

Fさん、こんにちは~♪

今週も面白かったですね~。さすがはクドカン、と唸りました。

来週の放送も楽しみですね(^^)/。こん