鴨、京都へ行く。最終回あらすじと感想 実に贅沢なドラマでした♪

松下奈緒さん主演の鴨、京都へ行く。-老舗旅館の女将日記-もとうとう夕べが最終回でございました。最後もまた、1時間とは思えないほどの楽しい要素てんこ盛りで、実に面白かったですね~最終回も楽しかった~(≧▽≦)。おばさんは大満足です。以下、最終回のネタバレでござる。


何と言っても、衣川が戻って気くれたのがサイコーでした


「私はワイズの人間です


ずっとそう言い続けていた衣川が、最後にはそのワイズを辞めて上羽やに戻ってくるんですが、その見返りに、どうやら、上羽やよりもっと大きな老舗旅館(総面積2万平方メートルの嵐山の水戸や)を差し出してきたようなのです。ふざけた写真の履歴書を差し出して、衣川がにんまり笑った時には、おばさん、嬉しすぎて涙がこぼれそうでした衣川帰ってきてくれてよかった~(;O;)


「また雇ってください」


これはまた後で詳しく書かせていただくとして、あわや梅垣屋別館になりかけた上羽やの「誇り」を守り通した鴨もカッコよかったな~松下奈緒さん、抜群でしたよ~( `ー´)ノ


最初この話を持ち出された時は、客単価が上がれば、亡き母=先代女将の夢だった「最高のおもてなし」が可能になる~たとえ名前が変わっても、その方が結果的には客のためにもなる。


「思うようにしたらええ


もし自分が薫だったらそう言うだろうと鞠子に言われた鴨は、そのように考えて「やとわれ女将」に甘んじようと決意したのですよ。従業員たちも皆、

「鈴風だったら上羽やを立て直してくれる~たとえ『上羽や』の名前は消えても」

と諦めていたのですが、そんな鴨の気持ちを変えさせたのが鞠子だったのもよかったな。この人は結局、口では嫌みしか言えないんだけど(そう薫に頼まれたし)常に「行動」で鴨を導いてきたのですよね。さすが姐さん~わての背中を見て育ちぃって


鞠子は「上羽やである間に泊まってもらいたい客のリスト」を作り、彼らを皆「無料」で招待するよう提案したようなのです。


女将や仲居のお尻を触ることが生きがい?のような貿易会社の社長(宇梶剛士)や、修学旅行の際、手違いで高級旅館の上羽やに泊まってしまい、宿泊費が払えなかった当時の女子高生3人組~今では日本でも有名なキャリアウーマン、それに峰岸夫婦


先代女将は、このような個性あふれる泊り客を応対する時こそ特に楽しんでいたと聞かされた鴨は、その言葉の意味を噛みしめます。


一見、迷惑をかけ通しに見えるけど、裏を返せば、どこにいるよりくつろいでいるという男性客。十数年ぶりにやってきて、その時の流れによる変化は否めなくても、相変わらずの「もてなしの心」に癒された、上羽やの変化とともに、自分の成長をも感じられたと感慨深げに言ってくれた女性客。


この無料招待の前に顔を見せた仲代もまた、通い続けた40年、代々味は変わっても、それは、それぞれの板長の個性を堪能できる楽しみでもあると言ってくれていました。それこそが、上羽やの歴史なのだと。


「京都を嫌いだった私が、老舗の女将となり、悪戦苦闘しながらここまでやってこれたのは、代々の女将たちの、客をもてなしたいという心、それを受け継ぎ守ってきた従業員皆に助けられたから。


上羽やを愛してくれるお客様の心に優劣をつけることなどできない。そんな権利は旅館の側にはない」


自分なりの改革案を打ちだしたものの、ほぼそれらがことごとく撃沈していった中で、

「来るもの拒まず」

の姿勢だけは最後まで貫き通したことは当然のことだったのですね。これは鴨だけの主張ではなく、先代女将も、そしてきっと代々の女将たちも同じ気持ちだったのでしょう。どんなお客様でも、上羽やに来てくださったからには心からのおもてなしをする~また来たいと心から思ってもらえるように


梅垣やの別館になるためのスピーチが「やとわれ女将辞退宣言」になったのを受けて、真っ先にこれに拍手を送った衣川の最後の「面接」がまたよかったのですよ。


「軽い気持ちで女将になって、従業員たちにそっぽ向かれて、仲居たちにこき使われて、今まで下げたことの無い頭を何回も下げてプロポーズも断って


たっかいプライドもぼきぼきにへし折られて、ようやく女将らしゅうなってきたとこやったのに、今それをまた全部失おうとしてるんですから。


ホンマ、カモがネギ背負っておだしに飛び込んできた挙句に、ぐつぐつ煮込まれて七味唐辛子をぶっかけられて京都人にぺろりと召し上がられたってとこですかね。


ただ私はそんな鴨鍋が大好きでした。上羽やにはまだまだお宝がぎっしり詰まっています。


私が再び上羽やの人間になった暁には、10年でワイズへの借金、ちゃらにしてみせます信じてるで~っ!(≧▽≦)!」


10年後に晴れて借金「ちゃら」になった上羽やもぜひ見てみたいものですね~。その頃このちゃら男は、いったいどんな顔して上羽やに納まっていることやら


でも、そんなに時間をかけなくともよいんとちゃいますか?あの本当のお宝はいったい何だったのでしょうか


も~ここもおなか抱えて笑っちゃいました「長州藩」の寝言も笑った~( *´艸`)。蛤御門の変の際、長州藩から預かった軍資金を上羽やの庭に埋めた「秘密」を、上羽やの番頭が代々守り通してきたという話。もしかして~衣川もおじいちゃんからその話聞いたことあったんとちゃいますか?


で~んと積まれたあの千両箱に、本当に大判小判がうなっていたら楽しいんですけどね~謎だ~(゜o゜)


ずぶの素人が老舗旅館の女将になるという奮闘記~周囲がしっかりしていれば、トップが完璧である必要はないのです。京都独特のスパイス(七味やね)の効いたスパルタと、霞が関で鍛えた鴨のど根性が激突する中、いつもガハハと笑かしてもらいながらも、時にホロリとさせられて、その上京都の風景や文化財、そして美味しそうなお料理も(目で)堪能できて~実に贅沢でとっても楽しいドラマでございました。梅垣やの鈴風さんの「意地の嫉妬」も見事でしたえ


これまでに視聴した日本のドラマ視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本のドラマ編

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コメント 2件

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高木一優  

めでたし、めでたし
これは現代のおとぎ話なんですよね
ハッピーエンドで誰も傷ついていない、しかもちゃんと教訓もある
ほんとうのお宝って何なんでしょうか

衣川の鮮やかな裏切り、茶目っ気もたっぷりでした
リンリンの「あたったら痛とおすえ」の拳も寸止め
長州藩の埋蔵金、千両箱が三つ積まれていましたが、種明かしはご想像にお任せしますとばかりに、ボールを視聴者に投げて終わりです
「ダルビッシュ様お着きです」に鴨が振り返って、これも寸止めで終わりす
とにかく終わり方が粋でした
鴨ちゃんはじめ上羽やのみなさんから、ちょっとだけ幸せをもらったドラマでした


  • 2013/06/19 (Wed) 22:49
  • 返信
高木一優さんへ  
確かに粋でしたね~( *´艸`)

高木一優さん、こんにちは~♪
まさにおっしゃるとおり「おとぎ話」でしたね~(≧▽≦)。

そうそう、あの寸止めっ!見事でした~(゜o゜)。
ダルビッシュも呼ばれてましたね~来そう、来そう~って思いましたよ。

そうなんですよね~。
今時のドラマって、あまりにも台詞や状況説明が多すぎて
野暮ったいものが多いですよね~。
んなこと言わなくたって分かるのに、セリフ、うるさすぎって(笑。

時々はやはり、視聴者にげたを預けて
「お、あそこは、ああだったに違いない」
とにんまり妄想させてくれないとつまらんです(;´∀`)。

その点も、このドラマはなかなかでしよね~。
高木さんはどう思われますか?あの千両箱(笑。

これが~戦時中に秘密がばれてお国のために供出させられた、
な~んて言うんじゃつまらんですものね。
これこそ、秘すれば花~でござるね。

高木さんとご一緒できたのも楽しかったです~。
最後までお付き合いくださいまして、ありがとうございました!こん(^_-)-☆