空飛ぶ広報室 最終回感想とあらすじ 素敵なドラマを作ってくれてありがとう!

空飛ぶ広報室の最終回は「2年後の再会~二人で大空に描く未来」です。これまた本当に素敵な最終回でしたね~。も~おばさん、八重の桜からこっち泣きっぱなし


まず、前回のラストシーン~東日本大震災が起きたその時間、空井はあのまま引き続き松島基地にいたようです。地震の30分後に襲ってきたという津波に巻き込まれることはなく、人的被害はなかったものの、そこにあった航空機はほぼ全滅。幸いなことに、ブルーインパルスだけは福岡に行っていて難を逃れたのだそうです。


30分もあったのに、どうして一機も救うことができなかったのか」


誰しもが思うだろうこの疑問を、震災後2年を経て初めて空井に再会したリカが投げかけたシーンには、大いに共感してしまいました実に良いシナリオだったよ~(*´Д`)


ドラマでも説明されていたので細かい話は控えますが~挙げれば枚挙にいとまがありませんが~あの震災当時、そしてその後の原発事故の際も、本当にたくさんの方々が心を砕き、尽力してくれたのですよ。


でもそれを後になって「こうすればよかっただろうに」「どうしてそんなことをしたんだ」~そういう批判を耳にするたび、当事者のおばさんは怒りを抑えることができずにいました。


実際にその時その場へ来てももう一度同じことが言えるのか?机上の空論を振り回すな( `ー´)ノ


そう言ってやりたい気持ちでいっぱいだったことを思い出します。どうしてもっと迅速に行動できなかったのか~そういうあなたは実際に何らかの行動をとったのですか?そう問い詰めてやりたくてたまりませんでしたっけ。そんなことは言われなくても当事者たちが一番身に沁みて分かっているのですからね。


でもリカは、そんな批判も覚悟の上で、敢えて空井にこの質問をぶつけたようです。なぜならば、その「疑問」を解消しない限り、この心無い問いは何度でも繰り返されることを、リカも重々承知しているからです。それに、知らないこと=罪では決してありませんから


だからこそ、片山も柚木も比嘉も槇もみ~んなが、リカに松島へ行って取材をしてほしかったのです。リカは、震災3か月後に志願して松島基地へ異動した空井とはすっかり疎遠になっていたため、顔を合わせるのが辛かったようなのですけれどなんて純粋な人たちなんだ(;O;)


「僕は無事です」


震災直後、一番最初に安否を知らせるメールを送ってきてからは救助活動に明け暮れていたらしい空井は(リカとの未来は諦めて)リカには「幸せになってほしい」と別れを告げていたのだそうです。


でも今、再び「帝都テレビの敏腕プロデューサー」として、3.11から2年経った松島基地を取材にやってきたリカが、昔通りの率直な質問をぶつけてくると、これを受けた空井もまた、笑顔でこう答えたのもよかったですよね。


聞かれると思ってましたよ何でも答えます。何でも聞いてください


地震の後、もちろん隊員たちは皆、一機でも多くを救おうとしたのだそうです。でもその日はあいにく小雪が降っていたため、飛行訓練は休みだったそうで、一切整備がなされてなかったそうなのです。


その上、地震によって滑走路に亀裂が入っていないかを調べるのにも時間がかかる。


そうしたことから下された苦渋の決断が、航空機は諦めて「人命」を救おう~だったのだそうです。


それでも尚諦めきれなかった隊員たちは、せめて航空機の格納場所のシャッターを閉め、なんとか浸水をふさごうとしたのだけれど、震災の衝撃でそのシャッターも閉まらなくなっていたそうです。ああそうそう、おばさん家の二階のサッシも(歪みのために)すべて閉まらなくなっていました。


でもそれをことさらに言ってみても始まらないのです。これは自分自身もまた、阪神淡路大震災や、中越地震の際に、その甚大な被害にどれだけ想像力を働かせようと、実際に被害にあった人の気持ちをすべて理解することができなかったように、人間は、自分がその場に立たされてみないと結局は理解できない生き物なのです。


何日も電話がつながらなくて、ようやくつながった電話で、心配してメールを送ってくれていた友人に、家が壊れたことを伝えた時、逆に「自分もまた帰宅難民で大変だった」と力説されて唖然としてしまったことはいま尚記憶に新しいところです。


それにまた、他のドラマでこの震災のことを軽めに扱ったのを受けて、

「所詮は実際に被害に遭ったことの無い人には分からない」

と今回と同じようなことを(そん時はかなりサラリと)書いたら、

「いつまでも被害者ぶるな」

と言われたことも忘れられません。


でも、このドラマでは、そんな、被災者であれば皆抱いたに違いないもどかしさまできちんと描いてくれました


愛する女性と別れても松島に残ることを決意した空井を初めとし、女性の自衛隊員が2週間も風呂に入れず(これはおばさんも同じでしたよ・笑)、生理用品の調達にも苦労していたこと、自衛隊の風呂場を修理して近隣住民に喜んでもらえたこと、規律のため、一般住民の手助けができないのをなんとかごまかしていたのをマスコミもまた好意的に取り上げてくれたこと、などなどを紹介することで、

「震災直後はもちろんのこと、今なおその痛手に苦しんでいる、そしてなんとか立ち直ろうと必死で戦っている人々を救うため、自分の身を犠牲にしてまで働いている人々

の存在を明らかにすることで、いまだ復興途中にある被災者たちを大いに元気づけようとしてくれました。それが何よりも嬉しかったこんなドラマを作ってくれて本当にありがとう!。先に挙げた整備不足も教訓として立派に生かし、今はどんな時でも即座に対応できるよう毎日訓練しているそうです。


また、実際に東京にいたリカを通しても、

「本当にこれでいいのか。ほかに何かできることはないのか」

何をしていても常に自分に問いかけずにはいられず、松島に来てその被害を目の当たりにした時は心から打ちのめされて

「私は何も伝えられていなかった」

苦悩してくれたリカの姿に、何かしたくてもできずにもどかしさを感じていた人々の優しさを感じることができました


実は郡山出身だったと語った坂手のアシスタント=大津と坂手のやり取りも実に印象的でした。


「皆まだいろいろ苦しんでいるのに、俺だけがこうして呑気にしていていいものか」


「生きててすみません、みたいな言い方は止めろ」


そうなんですよ。決してそうではないのです。被災した側は、決して僻んでいる訳でも羨んでいる訳でもないのです。ただただ現状を打破したくて毎日を必死で生きているだけなので、そこをどうこう言われたくないだけなのですよ。自分が何もできないという罪悪感に苦しんでほしくもないし、ましてやその裏返しで非難されるなんてまっぴらごめん逆切れだけはしないでほしいよ~(;O;)


だから、空井がリカに別れを告げざるを得なかった気持ちが、おばさんには痛いほど理解できました。同様に空井の気持ちを理解したリカが、それ以上がつがつと空井の心に踏み込むことができなかった心境も


でもね~詐欺師鷺坂はやってくれましたよ~っ!鷺坂サイコー!(≧▽≦)


「おまえたちはもう十分に苦しんだ。若い二人に将来を諦めてほしくないっ!!その恋、諦めてほしくないっ!


震災後もずっと東北へ通い、被災者を訪れては奉仕活動に従事していたという鷺坂が、あまりにも純粋すぎるがために「別れ」を選んだこのふたりの背中を押さずにいられなかった気持ち、分かりますよね~


ブルーインパルスが帰ってきてくれたことを喜んでいるらしい地元民の声を聞いたリカが、ブルーの取材の様子を外から見る分には「面倒な手続き」はいらないだろうと閃いて、それに鷺坂も

「それなら大丈夫かもしれないかも~

と乗ってくれて実現した、非公式な航空ショーに喜ぶ地元民たちの姿をいつもの小型カメラで楽しそうに追うリカの姿を見ていた空井が、そんな鷺坂に蹴飛ばされて(比喩です)たまらずにリカの元へ駆けだしていくリカもまた、すべてのこだわりを捨てて空井の元へ走っていく


そのスイッチを押したのが、2年前に二人で見上げたのと全く同じ、ハートに矢が突き刺さった形の飛行機雲だというのもまた良かったです。


ここは本当に可愛かったね~( *´艸`)


ここは鷺坂ならずとも、稲ぴょ~ん!空ぴょ~ん!と応援したくなりましたよね~。


こけんなよ~稲葉!:坂手(*^^)v 空井走れ~!おばさん(*^^)v


でもこの決定的な抱擁シーンを写真にとってすかさず「関係者各位」に送り付けた早技は、さすがは元空爆広報室室長でござったね。これでもう仮病を使って呼び戻さずとも大丈夫。


空: 「じ、自分、僕はっ、稲葉さんのこと、幸せにできるかどうか分からないけど


リ: 「私の幸せは、私が決めますっ!!


いや~やはりここは婦唱夫随でした~。これを聞き、顔をくしゃくしゃにして笑った空井が

「はいっ

とリカにしがみついていったこの絶好のシャッターチャンスを逃したら、

「勇猛果敢 支離滅裂」

の名がすたるってもんですよ


「私たち、結婚します!」

のタイトルで送られてきたメールを受け取った阿久津も即刻皆を呼びつけて

「既成事実」

としてお披露目したようなのもさすがでございました~。ふふ、今度は「ヘンリー・ゴンドーフ」(Sting~いかさま)じゃなくて「サギちゃん」ですよ。このふたりのオッサンたちの距離も確実に縮まってきましたね~


こうしてめでたく「遠距離結婚」に踏み切った後の二人の様子も楽しくて、ケラケラ笑ってしまいました。


「可愛いですよね~うちのリカぴょん


大勢の自衛官を前に「自衛隊のドラマ」について力説していたはずの空井が、あ~んなに締まりのない顔でリカをのろけた時には笑いすぎて、息ができなくなりそうでした


これを「北(松島)からの悪寒として受け取ったリカが、またいかにもリカらしく、

「また(空自の広報官らしく)しょうもないことしてるんだと思います」

と笑ったのも楽しかった。


そんなアツアツラブラブのふたりなのに、離れていて寂しくないのか~の問いには、ふたりとも、また(鷺坂譲りの)

「パチン

と指を鳴らしてこう言います。


「空はつながっていますから寂しくなんかありません


本当に、心が隅々まで洗われたような気がしました楽しかった~(≧▽≦)


こんなに素敵なドラマ「空飛ぶ広報室」について、ここで毎回タ~ップリ語ることができて幸せでした本当に良いドラマでした(*^^)v。またたくさんの皆様とご一緒に楽しく視聴できたようなのもとっても嬉しかったです。最後までお付き合いくださいまして、本当にありがとうございました!



手元に置いて何度も見たい


これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編

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コメント 4件

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ako  
さよならリカ&空井

こん様

とうとう終わってしまいました。
な~んにも言うこと無しです!
本当に良いドラマでした。
ただ、それだけ・・・。

付け加えるとしたら、ご一緒にこの感動を語り合えたことが
とてもうれしかったことかしらん。
また巡り会いたいですね、良いドラマに。

2013/06/24 (Mon) 13:49 | 編集 | 返信 |   
akoさんへ  
同感です!

上で散々語っておきながら、なんですが(;´∀`)~同感です!

本当に良いドラマでした~。最終回もすっごく良かった(≧▽≦)。

あの唇をかみしめるような容保公の顔が、

「うちのリカぴょん」

のだらしな~い空井の顔にかき消されたおかげで( *´艸`)、
アタイは昨日は本当に幸せな気分で熟睡できました~。

まさにおっしゃる通り、サイコーの2本立てでしたよね~。

私もakoさんとお話しできて楽しかったですよ~。

私は次のドラマ=半沢直樹も見るつもりですけれど、
もしご一緒できそうだったら、また嬉しいです~。
(でもくれぐれもご無理はなさらずに~これは好みの問題ですし)

最後までお付き合いくださいまして本当にありがとうございました!こんv-22

2013/06/24 (Mon) 15:08 | 編集 | 返信 |   
ゆうやけこやけ  
ずっと泣けました

ドラマを見て泣く事にはいろんな意見があるようですが、僕は涙を流す事は精神浄化になるの説を信じて泣きたい時はどんどん泣くようにしています。
ところが なかなか泣けるドラマありません。
このドラマは最終話に繋がる数回分を録画を消さずに置いてます。
そのくらい ずっと泣けました。
詐欺師鷺坂のフェーク結婚宣言 嬉しかったです。

本当にこの二人には幸せになってほしいと 関係者みたいな気持で見てましたから。

録画したドラマを時間がたってから見てるので コメントが遅くなってます。

これからもよろしく。

2014/03/05 (Wed) 15:32 | 編集 | 返信 |   
ゆうやけこやけさんへ  
マイペース、大歓迎です♪

私もこのドラマは大好きでした~。
最終回だけは私もいまだに消せませんです(笑。

まさに身内のような感覚でしたね~。

今同じ時間帯でS-最後の警官というドラマを放送しているのですが、
そこで来週、このリカと空井が共演するのですよ。
もちろん、役柄は違うんですが(ガッキーと綾野さんなのですけれど)、
それを聞いて妙に嬉しくなってしまったほどなんです(;´∀`)。

たとえ過去記事でもまったく構いませんよ~。
詳細を聞かれるのはかないませんが(忘れちゃうので・笑)
感動の共有はいつでも大歓迎です~( `ー´)ノ。

こちらこそ、これからもよろしくお願いします~。こん

2014/03/05 (Wed) 16:35 | 編集 | 返信 |   

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