花祭りの日に旅立ちました

いつも大変お世話になっております。この度は黙ってブログをお休みしてしまい、申し訳ございませんでした。

先週の日曜日、4月8日未明、母が急逝いたしました。最初に病院に行った時、胸水がいっぱい溜まって末期の肺がんと診断されてから1年8カ月、本当によく頑張ってここまで生きてくれました。

一時期は散歩や買い物に出かけたり、庭で一緒にチューリップを植えたりと、健康な時と変わらず、日常を楽しむまでに回復したこともありました。年末に容体が急変した後も何とか持ち直してくれて、旅立つほんの数日前までは、自分の足でトイレに行き、食事もし、庭を眺めては春の到来を味わっておりました。

それでも、そのチューリップが咲き始めた数日後にはめっきりと弱ってしまい、往診してくれた医師からあと数日かもしれないと告げられたその夜、父と私に看取られて、本当に眠るように逝ってしまいました。その最期があまりにも静かだったので、苦しげだった呼吸が楽になり、また持ち直してくれたのかと誤解して喜んだほどでした。

こんなに早く逝ってしまうのなら、ああもしてやりたかった、こうもしてやりたかった、あの時こうすればもっと長生きできたのではないか、もっと他にできることはなかったのか、もっともっと、と後悔が尽きずにいたところ、枕経を挙げてくれたお坊様が、4月8日はお釈迦様の生まれた日で「花祭り」と呼ばれているのだと教えてくださいました。

花の大好きだった母、小康状態を保っていた頃、毎日一緒に庭に出てたくさんの花を摘んできては、嬉しそうにそれを活け、「才能ありかな」と微笑んでいた母の命日が「花祭り」だったと知った時、その後悔がすーっと吸い取られたような気がしました。

精一杯頑張ったから、もう苦しまなくていいよ、そう言ってお釈迦様が連れて行ってくださったのではないかと。

亡くなって一週間が経ちましたが、まだそこに母がいるような気がしてならず、あれこれ考えずに済むように忙しく毎日を送っています。楽しみにしていた春の新番組も、予約録画はしていましたが、まだちょっと見る気になれません。

楽しいことが大好きな母、私がこのブログを初め、毎日生き生きとしていたことを喜んでくれた母のため~昔時々登場しては「お母さんのコメントの方が面白い」と好評をいただいておりました(笑~もう少し気持ちが落ち着いたら、再開させていただく所存でございます。最初はPCを開く気にもなれなかったので、これでも大分元気になったのですよ。

まさに春爛漫の美しい季節を楽しむ際、ちょっとでも、口は悪いけれどお人好しで世話好きな母を思い浮かべていただけたらこの上ない幸いに存じます。

それでは皆様、くれぐれもご自愛くださいますように。こん


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コメント 8件

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F  
No title

今晩は
花祭りの日に‥のタイトルで新しい番組かな?と思い読み始めて最初の所で
絶句してしまいました。
そして涙が溢れて何も書けません…ごめんね
なのにお花に囲まれてお釈迦様のお側で可愛い笑顔でいらっしゃるお姿が
何故か浮かびます。心からご冥福をお祈りします(合掌

2018/04/19 (Thu) 00:41 | 編集 | 返信 |   
ロン  
お元気なられる事祈ってます

こんさん
こんにちは。
この度はご愁傷様です。お母様の病状を読む機会も多かったので大変驚いています。掛ける言葉もありません。
辛いですよね。

私は、昨年12月に父が急逝しました。
離れて暮らしていましたが、駆けつけて顔を見たら悲しかったです。
驚くほどいい顔だったので、今にも起き上がって、葬儀でモタモタしている私に「それは違うよ」って声をかけてくるのではと。
安らかな顔が嬉しいやら辛いかったです。

一緒に暮らしているからこそ時間がかかると思いますが、ゆっくりお母様の事思い出して、癒して下さい。

こんさんが戻ってくる事を祈っています。

2018/04/24 (Tue) 11:33 | 編集 | 返信 |   
イリスさんへ  
拍手コメントをありがとうございます

イリスさん、お気遣いをありがとうございます。

母の死はとても悲しく辛いですけど、その反面、
ここ2年間毎日ずっと母を案じていた心痛は無くなったのか、
おかげさまでまずまず元気にしております。

今後ともよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。こん

2018/04/24 (Tue) 16:42 | 編集 | 返信 |   
Fさんへ  
近くに母を感じながら・

Fさん、いつもありがとうございます。
何とか頑張って一緒に春を迎えたい~そう考えておりましたが、
どうやら力尽きてしまったようで、何とも無念でございました。
Fさんにはいつもご心配を頂いて本当にありがたかったです。

娘の自分が言うのもなんですが、
本当に可愛らしい女性だったので、そんな風にイメージして頂けてとても嬉しいです。
母もきっと喜んでいることと思います。

今日はこちらは雨なのですが、今まっさかりのハナミズキを眺めながら、
心の中の母と語り合いながら、日課の散歩をしてきたところです。

いつまでもめそめそしていると母に叱られそうですから、
ぼちぼち再開していきますね。

これからもまたよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。こん

2018/04/24 (Tue) 16:51 | 編集 | 返信 |   
まおさんへ  
拍手コメントをありがとうございます

まおさん、いつも気にかけて頂いてありがとうございます。

何とか元通りの元気な母になってほしい~その一念で頑張ってきましたが、
最後は力及ばずで、母への申し訳なさで一杯でした。
その時自分にできたのは、最期まで母に寄り添いその手を握ることだけだったので。

でもね、今でもその母のぬくもりが手に、そして体に残っていて、
その時は自分が母を勇気づけていたつもりだったのが、
今ではそのぬくもりが自分を支えてくれているように感じるのですよ。
不思議ですよね(笑。

そう思えるようになって、ようやく悲しみが薄らいできました。
そろそろブログもぼちぼち再開しようと考えています。
これからもどうぞよろしくお付き合いくださいますようお願い申し上げます。こん

2018/04/24 (Tue) 17:03 | 編集 | 返信 |   
mayuさんへ  
拍手コメントをありがとうございます

mayuさん、ご丁寧にありがとうございます。
ブログもぼちぼち再開していきますね。
今後ともよろしくお願い申し上げます。こん

2018/04/24 (Tue) 17:06 | 編集 | 返信 |   
とむとむさんへ  
拍手コメントをありがとうございます

とむとむさん、いつもありがとうございます。

あ~そう言っていただけると本当に嬉しいです。
きっと母も大いに喜んでいることと存じます。

お坊さまが母を「貞女の鏡」と表現してくださったのを聞いて思わず、
あ~今頃う~んと得意気にしているな、と思ってしまいました(苦笑。
実に茶目っ気たっぷりの可愛い女性だったので。

ブログもぼちぼち再開しようと考えています。
これからもどうぞよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。こん

2018/04/24 (Tue) 17:11 | 編集 | 返信 |   
ロンさんへ  
無念です

ロンさん、ありがとうございます。
いつかは~と覚悟はしていましたが、こんなに早く逝かれてしまって本当に無念でした。

そうですか~ロンさんはお父様を亡くされたのですね。
離れて暮らしていたら尚更お辛かったことでしょう。

うちの母も本当に安らかな死に顔で、笑みさえ浮かべていたように見えました。
おっしゃる通り、それがまた辛かったりしましたが。

まだあれこれ忙しかったりしますけど、
少しずつ日常を取り戻していこうと思っています。

ブログもぼちぼち再開しますね。
これからもどうぞよろしくお付き合いのほどお願い申し上げます。こん

2018/04/24 (Tue) 17:17 | 編集 | 返信 |   

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