コンフィデンスマンJP 最終回 ネタバレと感想 どこまでが嘘でどこまでが真実か?

古沢良太さん脚本のコメディ、【コンフィデンスマンJP】もついに夕べが最終回でした。以下その「コンフィデンスマン編」のネタバレの感想ですコンフィデンスマンJPのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


ダー子が、ボクちゃんが「足を洗う!」と言うたびに「〇〇回目!」と冷やかしていたのがずっと気になってはいたのですよね。しかも第1話が切りの良い「400回目」だったのに、その後はほとんど聞かれなかったのも不思議でした。最初はこれが毎回のお約束なのかななどと思っていたのですけど


まさか最終回で「398回目」の声を聞こうとは思いもよりませんでした


あれ?今何つった?と思っているうちにどんどん話が進んでいって、最後のどんでん返しが面白くてこの疑問を忘れかけた頃バトラーの正体が分かったところで、あ〝~!とようやく気付かされたおばさんです


そうそう、五十嵐が2話で突然、何の前触れも無く登場したのも不自然でしたものね


まさか最終回が事実上の第1話だったとは驚きました。さすがは古沢さんですね~


もちろんストーリー自体もとっても面白かったです


前半部の詐欺の部分は他局の「モンテクリスト伯」を彷彿させる内容で、いつものコンフィデンスマンJPらしからぬしんみりとした展開もなかなかでしたが、それで終わったのではやっぱり物足りないですよね


この「悲しい真実」が実は真っ赤な嘘で、すべてはダー子の描いたシナリオだったと分かった時点で、相当スカッとしたけれど、それだけじゃあ古沢ファンは納得しない


最後の最後に明かされた「真実」でようやく、やっぱりやってくれたそうこなくっちゃ(^^)/と歓喜しながらも、もしかしたら、あの「嘘」にもいくばくかの真実が込められていたのではないか?そう思わされてしまうことにちと酔いしれて初めて納得するのであります


既に映画化も決まっているそうですが、それも大いに期待できそうで楽しみですね


と、感想はこれぐらいにして、以下時系列でネタバレしてます


ダー子が5億、リチャードが3億、ボクちゃんが7億貯めこんでいた頃の話です。ボクちゃんは「398回目」の「足洗う」宣言をして出て行きました。こんなことを続けていたらいつかきっと天罰が下る!


相変わらずのビビりを冷やかしていたダー子に、リチャードがそうでもないと囁きます。実はダー子さんを恨んでいる人間がいるらしい


それが鉢巻秀男(本名は孫秀男~佐藤隆太)という、中国マフィア・新宿金虎幇のボスだった孫秀波(麿赤兒)の息子でした。


鉢巻は、父親の秀波が「子犬」という詐欺師に15億騙し取られてから組織は衰退の一途をたどり、ついにはひとり寂しく死んだことを恨みに思い、ずっと「子犬」を捜していたのだそうです。その「子犬」はもちろんダー子です


その話を聞いたダー子は超嬉しそうに微笑みましたパスワードよ!鉢巻はファザコンだから、パパの言いつけを守っているに違いないわ!!いいお魚、キタ~!!いいこと聞いた~( *´艸`)


秀波は生前、パスワードは財産を守る「守り神」だから、自分を守ってくれる数字にするべきだと力説していたのだそうです。生んでくれた母親と生まれた家の番地を使うのがベストだと。


ダー子は早速五十嵐を読んで、計画を説明しました。五十嵐はダー子にベタ惚れで一緒に仕事がしたいと語っていたことから、この時初めてダブルスパイとして使ったそうです。既にリチャードとは面識があったようですね


五十嵐を鉢巻の組織、新・新宿金虎幇に入りこませた上でダー子たちの偽情報を流して鉢巻を誘導し、直前には拳銃を偽物にすり替えるよう命じたそうです。その頃からダー子はあのアフロのかつらを気に入っていたみたいです


その偽情報がまたふるっていました。ダー子は孤児院で育った「藤沢日奈子」、ボクちゃんは、その日奈子に詐欺を教え込んだ詐欺師・西崎信江(戸田菜穂)の息子の「西崎直人」、そしてリチャードは元セールスマンの「鎌田清」という設定です。


ダー子の語源は「駄々っ子」だったそうですが、実際のダー子は大人しくて「ノーと言えない子どもだったため、もっと「駄々っ子」にならなきゃとダメだといわれたのがいつの間にか「ダー子」となったのだそうです。


ボクちゃんは、信江に「ボクちゃん、ボクちゃん」と猫っ可愛がられ、詐欺で儲けたお金で何でも好きなものを買い与えられているうちにいつしかその片棒を担がされてしまい、リチャードはおばちゃん相手のペップトークで自身の詐欺の才能に気づいた元トップセールスマンで、いつしか仲間と怪しげな品を売りつけるようになったのだとか。


いやいや、実に良くできた話ですよね。鉢巻が信じたのも無理ありません。


鉢巻がいかにもこれ見よがしに語ったこの「物語」を真剣に、時には打ちひしがれたようにして聞いていた3人の演技力がまた見事でしたね。鉢巻はこれっぽちも疑わず、3人から15憶を奪うことに成功したと思い込まされてしまいます


実際には、ボクちゃんと話している時に母親の誕生日をポロリと白状させられたことも、ダー子との会話の中で「生家」について語らされたことも、まったく気づきませんでした


鉢巻は、父が奪われた15憶を取り戻せば許してやるとの約束をあっさり破り、3人を殺すと息巻きました。加えて実に得意気に、ボクちゃんとリチャードはダー子が「子犬」だと白状したと語ったのは嘘だ、ふたりはそれぞれ自分だと答えたとせせら笑います。


ダー子もまたこれに付き合って感動せねばなりませぬ。本当?まあな、当たり前じゃないか


本当の仲間だと確信できたからもう殺されても構わない。しいて言えば、鉢巻が乗り込んでくるまで見ていた「名探偵 海老河原の冒険」の犯人が確認できなかったことだけが心残り


俺が確認しといてやるよ


鉢巻はそう笑ってDVDを手にし、3人を撃ち殺して逃げ出しました


が、その銃は前述したように五十嵐が用意した偽物で、鉢巻が3人の過去を検証するために会いに行った彼らの家族も、皆子猫ちゃんだったという訳です。3人が「子犬」だと口裏を合わせた人物は野間口徹さんでしたし、DVDの主人公海老河原幸吉は袴田吉彦さんだったのにも大笑いでした。いやいや実に贅沢なキャスティングでござりまする


また、銃の暴発で足を撃たれたと思い込んで倒れていた鉢巻の部下の一人が風呂場に置き去りにされていたため、ダー子は彼も誘ってホテルのスイートルームに戻ってきました。その後彼に執事としての才能があると知り、それ以降はずっと専属バトラー(Michael Keida)として雇うことになったらしいです


一方の鉢巻は逃亡するリムジンの中で「名探偵 海老河原の冒険」を見ていました。そこで聞こえてきた犯人の名が「藤沢日奈子」「西崎直人」「鎌田清」だったと知って、ようやく騙されたのは自分だったことに気づきます


その頃ダー子は、鉢巻の母親の誕生日と生まれた家の住所を二重パスワードとして入力し、鉢巻が必死で稼いで貯めた15憶と合わせて計30億を自分たちの口座に振り込んでいました。大漁じゃい!大漁じゃい!!30億よ!(^^)/


鉢巻が、口座が空っぽになったと気づいて悔しがるも時すでに遅しでござる。鉢巻は全財産を失った上に警察に逮捕されてしまいました。


いやいや実にお見事でしたね


その後ダー子は、もう次のお魚は決まっている、中古車チェーンの石崎社長とホストクラブ社長の矢代久美子だ、私の役は偽カジノのオーナー、夜桜の麗、リチャードはツボ振りの政吉、ボクちゃんはセクシーダンサーの心人(ハート)だとはしゃぎました(第1話ゴッドファーザー編)。


あれあれ、最初に戻っちまって、これではいつまでたっても終われませんね


いっそのことまた最初から見直して小ネタを探してみるのも楽しそうです。案外それが制作者の狙いでしょうか? (



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