義母と娘のブルース あらすじと感想 第2話 娘の笑顔は10億円
綾瀬はるかさん主演のドラマ、【義母と娘のブルース】は2話も実に面白かったですね~。1話を見た時は亜希子に圧倒されてしまって
、むしろ「みゆきちゃん」と同じような心境だったのですけれど
、今回は亜希子の心境が理解できてより一層楽しめました
。も~綾瀬はるかさん、乗りに乗ってますね
。
亜希子の腹芸に驚いたみゆきは(亜希子の)採用を撤回する!と宣言しますが、今度はそれに対する亜希子のスーパー土下座
に押し切られてしまいました
。
感謝の気持ちをお伝えしたく、つい先走ってしまいました。
そうそう、クライアントを怒らせた時は、言い訳をせず、とにかくひたすら謝罪することが肝心ですものね。
まさに「這いつくばって」の謝罪に、みゆきのお迎えにきてこの姿を目にした良一のみならず、学童保育の職員までもが許してやるよう促します。さすがのみゆきも自分を悪者のように感じたそうです。
こうして亜希子はついに宮本家に引っ越してきました。スーツケース2つ持って歩く姿は嫁入りではなく討ち入りでござりまするね
。
一方のみゆきも、自らはトイレ掃除をしながら亜希子を迎える準備に余念がない良一に、お客じゃないのだから散らかったままでいい、と嫌みを飛ばしています
。亜希子がチャイムを鳴らすとすぐに姿を消しました
。
亜希子が、みゆきの母親像と自分が提供するイメージにギャップがあると分析すると、良一は、そんなに気にしなくていい、亜希子のイメージする母親になってくれればいいのだと励まします。
でも亜希子は、みゆき同様幼くして母と死別したらしく、母のイメージが思い浮かばないようです。前回の回想シーンの映像は、引き取られた先の親戚の家だったりしたのかしらね。みゆきは同情を引くための嘘だと決めつけて亜希子も否定はしなかったけど、そうじゃないと思うな。
その後みゆきがリビングでアニメを見ていると、亜希子はチャンネルを野球に代えてしまいました。亜希子としては、家族が一緒にくつろぐ時間だから、みゆき一人の好みではなく、良一も亜希子も楽しめる共通の話題を提供する野球がベストだと考えたのだそうです。
良い母親なら、野球中継をサジェスチョンするのではないかと推測しました。
みゆきはギロリと亜希子をにらみつけ、みゆきのママはアニメ大好きだったけど、悪い母親だってことなんだ、とイケズを言います。
亜希子は虚を突かれたようにハッとして立ち尽くしました。
その場はクライアントから呼び出しがあってそのまま外出してしまいますが、翌朝戻ってきて、当然のように良一が用意した朝食のテーブルに着くと、また、みゆきから攻撃されてしまいます。そんなんでママって言えるのかな
。ずっとパパにやらせるつもりですか?!
家で食事をするために「締めのラーメン」は断ってきたと語り、ポケットから取り出した「ゲキウコン」を一気飲みした亜希子は「鋭意善処するつもりだ」と答えました。
共働きの場合、夫婦の相応な家事分担は円滑な家庭運営に欠かせないファクター。
亜希子は、みゆきの指摘はもっともだと語り、またしても土下座して謝罪します。しばしお時間を!
みゆきと良一がこぞって亜希子を止めるのがまた可笑しい。
亜希子は早速会社で女性社員に召集をかけ、ランチミーティングを開きました。そこで共働きの女性社員から生の声を聞き、実態把握に努めます
。実は私、結婚することになりまして
。
皆は驚いて相手はどんな男性かと尋ねました。部長が結婚するなんて、どんなにか素敵な人なんでしょうね~。
亜希子は、自分に欠けている部分を持っている人だと答えました。その部分というのが「みゆき」なのかもしれません。
その頃みゆきは、仲良くなった大樹に亜希子の愚痴をこぼしていました。あんなのママじゃなくておっさんだ!
大樹はそれなら家出すればいいとアドバイスします。ちょうど明日は創立記念日で休みだから、うち来いよ。どうせ親は気づいてない。
良一は確かに気づいていませんでしたが、亜希子は素早くスケジュール表をチェックし、明日が休みだと気づきました。亜希子は早速、「女性社員限定ランチミーティング」で仕入れたテクを行使します
。田口君、実は私風邪を引きまして、明日お休みを頂こうと思うのですが
。
亜希子に恋い焦がれている田口は頼ってもらえたと大喜びです。
こうして家出作戦は失敗に終わりました。亜希子は家でエプロンをつけ、みゆきとともにアニメを視聴します。ちっとも楽しそうには見えませんでしたが、亜希子は亜希子なりに「アニメの魅力」を発見して楽しんでいたようです。
そこへ下山がやってきて、亜希子に億ションを内見するよう催促しました。みゆきちゃんも一緒にどう?
どうやら良一が二人を心配して下山に偵察を頼んだようですが、それが裏目に出てしまいました。安易に使った営業用の嘘がまたみゆきのご機嫌を損ねてしまいます。ここはママと一緒に暮らした家なのに!!
次は大樹がやってきます。家で待っていたのにいつまで経ってもみゆきが来ないので業を煮やしてきたのです。
うちの娘に何か御用でしょうか?
すっかり「母親面」してあれこれ大樹に話しかける亜希子がみゆきは大いに不満でしたが、大樹はその迫力に圧倒されて、素直に受け答えしてしまいます。お前のママ、圧、すげーよ
。
大樹が帰ると、亜希子は「昔ママとよく行った店で食事をしよう」とみゆきを誘いました。みゆきは案外素直に出かけて行きます。みゆきと愛は近くで買い物ができる店によく立ち寄ったのだそうです。愛はいつもみゆきが2番目に食べたいものを注文し、みゆきが両方食べられるよう配慮していたそうです。
亜希子はここでもみゆきの話を参考にして愛をコピーしようと努めました。生物学的な問題はムリでも、考え方や行動は、情報さえ入手すればできるはず。
「亜希子さん」って変わってますよね。
みゆきが初めて亜希子を名前で呼んでくれたことに亜希子は大いに感激しました。今、亜希子さんと言ってくれました
。
二人はその後買い物に行き、夕食のハンバーグの材料を仕入れることにしました。亜希子はそこでも愛のレシピを意識し、みゆきとクイズ形式で買い物を進めます。よその親子なら「ハンバーグには何を入れる?」と軽い対話になるところが、亜希子にかかると「それで間違いありませんか?ファイナルアンサー?
」と真剣勝負になってしまうのがまた可笑しい
。
しかも亜希子は、みゆきの言葉だけでは信用できぬと、仕事中の良一に電話をして確認まで取ります。これを何度も繰り返して、ようやく材料が一通りそろった時点で自分が勝利したと聞いたみゆきは、手放しで喜びました
。
亜希子はその無邪気な笑顔に完全KOされたようです。
その後家に帰った亜希子は、良一に教えてもらいながらハンバーグを作りました。よくよく話を聞いてみると、愛はとても大雑把な性格で、レシピノートは残してあっても何が書いてあるのか他人には判読不可能なのだそう
。
ママのコピーってそれはそれでやだし。
世界でただ一人のママをコピーするなんて、それも盲点だった、とまたしても土下座仕掛けた亜希子をみゆきとふたりで止めた良一は、履歴書にあったように、ビジネスの経験を生かした明るい家庭づくりをしてほしいと促しました。
私としては土下座もその一環だったのですが。
亜希子はちょっぴり不満そうでしたが、さすがは業界ナンバーワンの営業部長だけあって、すぐにビジネスの経験を活かせる仕事を見つけ出します。みゆきがハンバーグの付け合わせの人参を残していたことに気づいたのです
。
見てみたい、はあ見てみたい
。みゆきちゃんのイイトコ見てみたい
。人参食べるの見てみたい
。
これっておっさんというより完全に昭和のノリだと思うんですが~おばさんのOL時代とまったく同じなんですけど、今も変わってないのでしょうか?
良一とふたりに「イッキイッキイッキ!」とはやし立てられたみゆきは、その通り一気に人参を口に入れて飲み込みました。
MVPが何たるかを聞かされたみゆきも、まんざらではなさそうです。ふーん、MVPね。
よろしければ覚えておいてください。
良一は、ふたりが仲良くなってきたのを喜び、帰りに「奇石の花」(麦田の店~本人は「奇跡」のつもり)の店で求めて来た紫色のカーネーションをみゆきに渡し、亜希子に贈るよう促しました。
食べられなかった人参を食べられるようにしてくれた亜希子さんは、もうママだろ?亜希子さんも、ママだろ?
良一は帰宅後すぐに赤いカーネーションを仏前に供えるようみゆきに渡していたのです。
「同じ色じゃないから」
みゆきはそう言って亜希子にカーネーションを渡しました。亜希子は感激のあまりまたしても土下座の体制に入りますが
、それを素早く見て取った良一から待ったをかけられてしまいます
。それは禁止です!!
みゆきが寝入った後、良一は、専業主夫になるために会社を辞めてきたと打ち明けました。すると亜希子は、それでは問題の解決にならない、給料を運んでくるだけの自分にみゆきが心を開くとは思えない、と反論します。
専業主婦になることは私にとって新たな武器を得ることです。
寿退社を表明した亜希子を社長は必死で引き留めました。年俸を上げるからそれでお手伝いさんを雇うといい。
10億ほどでいかがでしょうか。これからの私はその程度稼ぐことになるもので。
それを聞いて「引き抜きか?」と社長がいろめきだつと、亜希子はきっぱりこう答えました。
私の娘はべらぼうに可愛いのです。その笑顔には少なく見積もっても1000万の価値があります。私が年に100回彼女を笑わせれば10億になります。
家庭に入った亜希子は早速アニメのおもちゃを買って1000万を稼いだ(=みゆきを笑わせた)ようです
。
亜希子が会社を去る日、そうとも知らず今日こそは告白すると、やはり「奇石の花」で花束を買ってきた田口は、思いもよらぬ寿退社の発表に愕然としていたところ
、亜希子から、今通りを得意先の社長が歩いている、今日は誕生日のはずだから、その花束をサプライズで渡してこい
と命じられて、男泣きに泣きながら、最後の命令に従います。田口、行きます!
既に辞表を出してきた良一ですが、ライバル会社の“戦国部長”を寿退社に追い込んだ功績を称えられて辞職はすぐに撤回されたようです。今までで一番の仕事をした!
でもどうやら良一は深刻な病を抱えているようですが?
もしかしたらそれが亜希子と再婚する理由の一つなのかもしれませんね。それで「ブルース」(哀調を帯びた曲)なのかもしれません。
ま、先走りは禁止して、当分は純粋にこのドラマを楽しみたいです
。「義母と娘のブルース」は続きを見るのが楽しみです
。
これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編
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