綾野剛主演の【ハゲタカ】 あらすじと感想 第1話 面白かった!

綾野剛さん主演の社会派ドラマ、【ハゲタカ】を視聴しました。大分前から番宣されていたので、今季一番楽しみにしていたドラマです。その期待はまったく裏切られることなく、実に面白かったです


以前これをNHKで放送した際も、実は何度もトライしたのですが、当時は主役の俳優さんがとっても苦手(今は大好きです)で、いつも挫折していました今見たらどう感じるかな(;´Д`)。内容的には絶対好きなジャンルなので、本当に悔しかったことを今でも思い出します


それが今回は良かったですね~。綾野さん演じる鷲津には、周囲から残忍なハゲタカ呼ばわりされながらも、内に秘めた情熱と誇りが確かに見て取れましたし、沼尻エリカさんのフロントマネージャーもキリリとしていて好感が持てました


バブルの終焉後に世間を騒がせた「ハゲタカ」が、その約20年後、日本経済の救世主となりえるのか?


今後どんなドラマが展開されていくのか、めっちゃ楽しみです。以下簡単なネタバレのあらすじですハゲタカのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


ドラマは現在から始まりました。街の大型スクリーンには「帝都重工」役員が謝罪会見をしている様子が映し出されます。


経協連会長の西澤則之(山本学)は、企業再生の第一人者=芝野健夫(渡部篤郎)にこの問題を解決してほしいと依頼しました。芝野は、西澤自身も泥をかぶる覚悟があるなら、ある男を説得し、一緒に引き受けても良いと答えます。


平成という時代は日本経済の暗黒時代だった


西澤は、自分が責任を取ることで失われた30年を40年にしなくてすむのなら、安いものだと答えます。


その「ある男」とはかつて「ゴールデンイーグル」(イヌワシ)と異名を取った鷲津政彦(綾野剛)でした。鷲津は外資系投資ファンド「ホライズンジャパン・パートナーズ」の代表取締役をしており、当時は腐った日本経済をまさにハゲタカのように貪りつくしたそうですが、どうやら今は小さな町工場で働いていたようです。


いったいこの20年で、鷲津に何があったのでしょうか?


ここで時は1997年に遡ります。芝野は三葉銀行の資産流動化開発室で室長をしており、不良債権処理を任されていました。芝野はこれらの物件を1つにまとめて売る「バルクセール」を敢行すべく、鷲津にその買い取りを依頼します。


帳簿上の金額(簿価)は総額で723億6458万円でしたが、最低でも300億円で買い取ってほしいと伝えると、鷲津は誠心誠意、前向きに対処すると答えました。


オフィスに戻った鷲津は部下たちに命じ、この不良債権を徹底的に調査し始めます。それらの物件にどれほどの価値があるのかは、簿価では推し量ることができません。鷲津の腹心、アラン・フジタ(池内博之)を初めとする社員たちは、足を棒にして精査しました。


4週間後、再び三葉銀行を訪問した鷲津が提示した額は65億8743万円。三葉側は簿価の9%に相当するこの額に喧々諤々でしたが、鷲津たちは至極冷静に対処します。バルクセールの債権の中には、常務の迫下平吉(国広富之)から頼まれた「飛ばし」の案件が多数含まれていたのです。それらにつけられた価格がすべて「1円」だったのも無理からぬこと


が、ホライズン側は、査定価格に少し上乗せした価格、簿価の10%まで払う用意があると申し出て、三葉側をぬか喜びさせながら、そこから手数料を差し引いた額を再提示しました。それは最初の提示額を下回る63億4196万円だったそう。なんとも手の込んだ話でござるね


大切なのは実際の価格ではなく、不良債権処理に努力しているというポーズだ


そう言って芝野を慰めたのは同期の沼田透(藤本隆宏)です。


まさかその沼田が芝野を裏切ることになろうとは!?


1度目のバルクセールに失敗した三葉銀行では、今度は常務取締役の飯島亮介(小林薫)が仕切って2度目を行うことになりました。芝野は1度目の失敗を教訓に競争入札を考えていましたが、飯島はそれでは「ぬるい」と批判してオークション方式でやろうと提案します。


向こうの言い値で売っとったら買い手の丸儲けや。商売の鉄則、忘れてはあきませんで!ハゲタカの好き勝手にはさせん!!バンカーというより浪速の闇金みたいでしたね(;´Д`)


飯島は入札業者をオープンで公募し、無名で胡散臭いファンドも呼ぶことで価格を吊り上げようと考えたそう


これを知った鷲津は早速大蔵省に手を回して勧告を促しました。適正な価格設定を乱すような行為は慎んでいただきたい


こうして無名のファンドは脱落し、大手のみが残りました。鷲津は、今度もまたウチが取る、と意気込みます。できる限り資金をかき集めろ!


入札当日、そのホライズンはまったく動く気配を見せませんでした。鷲津は身じろぎもせず、何かを待っているようです。


そこへかかってきたのが沼田からの電話でした。沼田は、ホライズンがなかなか来ないのにしびれを切らした芝野にロビーへ行って見てくるよう勧めたのです。それだけ沼田を信頼していたのでしょうが、やはりあそこで席を外す方がいかんでしょ


沼田から最高価格を聞き出した鷲津は即、待機していたアランに命じて最終価格を書き込ませ、入札に行かせました。


3週間後、日本のマスコミはこぞってホライズンを「ハゲタカ」だと批判しました。三葉銀行でも沼田の裏切りが発覚します。


沼田は、母がアルツハイマー型の認知症を患い、妻も介護疲れで家庭が滅茶苦茶になっていたのだそうです。


このままここで働いていたら家庭崩壊は避けられなかった。銀行は何もしてくれなかったが鷲津が救ってくれた


実は鷲津は、この沼田と同じように、債権者に対しても公正かつ適切な配慮を示しています。鬼怒川温泉の老舗料亭、金色庵の社長=金田大作(六角精児)もそのひとりです


金田はバブルの際に料亭の規模を広げたツケが払えず、今では213億の負債を抱えていました。鷲津が三葉銀行のバルクセールで買い取った不良債権の1つです。


ホライズン側は金田に、2週間以内に5億用意できれば負債を帳消しにすると提案しましたが、金田にはその5億すら用意できなかったため、鷲津は金色庵の債権を他社に売却してしまいました。


金田は勝手なことをしてくれたと鷲津が滞在していたホテルに怒鳴りこんできますが、鷲津は連絡を取ろうにも(居留守を使って)取れなかったとかわします


お前らは日光の伝統を潰した!同じ日本人として恥ずかしくないのか!!


同じ日本人として恥ずかしいのは金田の方ですよね


自分が食い荒らされるだけの腐った肉だってことを自覚しろ!あんたに被害者面する資格はない。銀行から甘い汁を吸って放漫経営を続けた結果がこのザマだ。バブル景気に浮かれ、銀行の過剰融資に溺れ、目先の欲に目がくらんだ!!

日本をここまで腐らせたのはあんたのような無能な経営者だ!!


ここでホテルのフロントマネージャーの松平貴子(沢尻エリカ)が二人を止めに入りました。


他のお客様のご迷惑です!私どもには、すべてのお客様に快適にホテルをご利用頂く責任がございます!


金田は自分も客のために頑張ってきたんだとこぼしました。それなのに


すっかり絶望した金田に、意外にも鷲津は理解を示しました


あなたが許せないのは自分自身。先代や先々代が築いてきた伝統を、守るべき価値のあったものを、自ら捨ててしまったから。でもあなたはまだ生きている


鷲津は車代だと言って1万円を差し出し、ゆっくり休んでこれからのことを考えるよう促しました。


貴子は、この鷲津の言葉に自分も非難されたように感じたそうです。貴子の祖母(水野久美)は日光みやびホテルの2代目社長の妻だったそうですが、後を継いだ息子、つまりは貴子の父親、松平重久(利重剛)がやはり放漫経営でひどい経営難に陥っているのだそう。


でも鷲津はホテルウーマンとしての「覚悟」を見せた貴子を高く評価していたようです。


鷲津と貴子は偶然、栃木にイヌワシ(ゴールデンイーグル)を見にやってきていました。貴子は、もう一度イヌワシが力強く飛ぶのを見たかったと語っていた亡き祖母の写真を持参しています。


イヌワシを見た鷲津は、これから戦う勇気がもらえた、そのために日本に戻ってきたのだから、と語りました


ハゲタカとイヌワシ、一見するとよく似ている猛禽類ですが、イメージは180度違いますよね。前者が劇中でもさんざん使われていたように「悪者」のイメージだとすれば、後者は「大空を舞う覇者のイメージです。


鷲津はきっと、自分はハゲタカではなく「イヌワシ=ゴールデンイーグル」だと言いたかったのかもしれません。余談ですが(今さらの妄想ですが)、楽天の三木谷さんがその球団を「ゴールデンイーグルス」と命名したのにも同じような意味があったのかもしれませんね


また回想シーンでは、大蔵省のロビーで羽織袴の男性が割腹自殺を図っている映像も映し出されました。彼はきっと鷲津の父親なのでしょうね。だからこそ鷲津は金田をまだ生きている=生きていればなんでもできると励ましたのでしょう


となると、鷲津の目的は父を自殺に追い込んだ大蔵省~ひいては腐り切った日本経済を叩きのめすことなのでしょうかこれは鷲津のかたき討ちか?


ドラマでは他に、芝野の妻の亜希子(堀内敬子)が、家庭を顧みない夫に嫌気がさしてキッチンドリンカーになっている様子が伺えました。銀行を裏切って家庭を守った沼田に対し、芝野には今後どのような苦難が待ち受けているのでしょうか?


あ~ようやくハゲタカが見られて嬉しい限りですハゲタカが楽しみ( *´艸`)。続きもとっても楽しみです


新装版 ハゲタカ(上) (講談社文庫)/新装版 ハゲタカ(下) (講談社文庫)
これでようやく(視聴し終わったら)原作も読めます

関連記事
いつも変わらず応援いただきましてありがとうございます

コメント 0件

コメントはまだありません

コメントをどうぞ