この世界の片隅に あらすじと感想 第4話 りんどうの秘密

松本穂香さん主演の日曜劇場、【この世界の片隅に】は4話もまた切ない話でございましたねこの世界の片隅にのネタバレ感想行きますよ~(^^)/。以下ネタバレのあらすじです。


海岸線をスケッチしていたすずは、スパイ容疑で憲兵に捕まってしまいました。二人の姿を見たサンと径子はすずと一緒に頭は下げたものの、憲兵が帰った後はゲラゲラと笑いだしますすずがスパイというあまりにも的外れな誤解が可笑しくてならなかったようです


なんぼなんでもねえありえんじゃろ(;´Д`)


でもすず自身はかなり緊張していたらしく、その場で倒れ込んでしまいました


皆が夏バテを疑ったところ、円太郎はかつてのサンを思い出して妊娠を仄めかします。周作とすずは恥ずかしそうに笑みを交わし、径子は、これまたいかにも径子らしく、目でイチャイチャすな、とふたりをたしなめました。


翌日すずは産婆に勧められて病院に出かけることになりました。


昨日からずっとすずに代わって水汲みをさせられている径子のぼやきがまた可笑しかったですね~。嫁に行ったらやらんで済むと思うとったのに。うちがつろう当たって病気になってしもうたわけじゃないけえすずが倒れたのはうちのせいじゃなかよ!


径子の言葉を、幸子も志野も満更冗談と解釈していないところがまた可笑しい径子さん、優しくて意外~( ゚Д゚)


そうはぼやきながらも、すずのお腹の子を気遣ってすずにお替りをよそってやっていたのもまたいかにも径子らしい思いやりです。あんたにやるんじゃないけえ、は余計ですが


その頃すずは病院を出て、リンのもとへ向かっていました。また迷子になったのかと笑うリンに、病院の帰りであることを告げます。妊娠かと思ったら、栄養不足と環境の変化で月の巡りが悪いだけだと言われたそうです。


すずは、皆がガッカリするだろうと思うと家に帰りづらかったようですが、ふと、リンの置かれた境遇を思い出し、自分が悪いことをしているのではないかとまごつきました。リンはでも、リンの母が出産で苦労した挙句に亡くなったと話し、妊娠や出産がそれほどよいものとは思えない、と打ち明けます。


すずは、このご時世に子どもを産むことが女の役目なのだと言い出しました。


出来のええ跡取りを増やすのが嫁の義務じゃろ?男が産まれるまで産むんじゃろ。出来が悪かった時のために何人も予備に産むんじゃろ。義務が果たせなかったら実家に帰されるだろうが、居場所がないかもしれん。


何とも身もふたもない話ですが、この時代の「嫁」の認識はそのようなものだったのかもしれません。


それでもリンはようやく、子どもは可愛いから支えになると微笑みました。


困りゃ売れるしね。女の方が高く売れるから、跡取りが産まれなくても大丈夫。世の中上手いことできている。


返事に困って笑いだしたすずに、リンはキッパリこう言いました。


子どもでも、売られても、それなりに生きとる。誰でも、なんか足らんくらいでこの世界に居場所はのうなりゃせんよ、すずさん。


辛い境遇でもそれなりに生きてきたリンならではの激励ですねリンが健気で泣けてくる(;´Д`)


そのリンが大切に持っていたあの住所の紙は、どうやら周作が書いてくれたもののようです。今回すずはリンの苗字を尋ねたことで、すぐではなくて大分経ってからですが、そのことに思い当りました。文字がきれいなのは、字を書く仕事をしているから録事をしとられるんよ


すずにそれを見せてそう語りながら、その文字をすずが見知っていたら困ると、リンは慌ててお守り袋にしまいました。そのお守り袋の柄は、残念ながらすずの記憶には残っていなかったようです。リンはその時、黄色い地にりんどうが描かれたあでやかな着物を着ておりました。


その頃ナガノキでも「居場所」が話題に上っていました。志野が径子に、もしすずの妊娠が誤解でも優しくしてやってほしいと頼んだことがきっかけです。夫が戦地へ行っている志野には子どもが無いため、肩身の狭い思いをしているようです。もう帰ってこんかもしれないし。


そこへすずが戻ってきました。径子はあっさり結果を聞いて、妊娠でないと分かるや否や、水汲みを替われと命じました。へたくそじゃねえ、まだ慣れんの?


家族の反応も思いのほかあっさりしたものでした。周作も大丈夫というように頷いてくれます


今度はそこに径子の息子の久夫(大山蓮斗)が訪ねてきました。久夫は広島からひとりで電車に乗ってきたそうです。


せっかく遠くから来たのに何もご馳走がないとぼやいていた径子に、サンが牛肉の大和煮の缶詰を差し出しました。周作は、久しぶりの豪勢な食事にを見て、久夫に毎日やってこいとふざけます。久夫はその牛肉を一切れ箸でつまむと、最初に晴美に差し出しました。ほら、これ食べんさい


食事が終わると、久夫は改まった様子で径子に話があると告げました。径子は何とか話をそらそうとしますが、久夫の意思は変わりません。久夫は、径子が姑と仲が悪いのは「どっちも悪い」から仕方がないが、自分が径子と暮らしたら黒村の跡継ぎがいなくなるから、自分は残る、と径子に言いに来たのだそうです


こうしたところは久夫の父親にそっくりだそうです。周作が、久夫は長男の一人息子だから我慢強くならざるを得ないのだろうというのを聞いて、すずは、同じ立場の周作も我慢を強いられたのだろうかと思ったようです。


翌日久夫はサンとすずに径子と晴海をよろしく頼むと深々と頭を下げて帰っていきました。径子は、最初は家の前で見送ろうとしたものの、やっぱり居てもたってもいられなくなり、久夫の後を追いかけます。駅まで一緒に行こう。手をつないで歩いたその道を、径子も久夫もきっと忘れないことでしょう


径子は戻ってくるなり、外に出て働くと言い出しました。つまり、家のことはすずに任せる=すずを認めてくれた、ということでもあります


ここで、これまでずっと黙っていた晴美が、胸の内を吐露しました。皆でお兄ちゃんを取り合っているが、自分はどうでもいいのか、と尋ねたのです。この子もまた自分の「居場所」が無いように感じたのですね。なんとも切ない話です


その後戦況はますます悪化し、北條家には親戚の小林夫妻が荷物だけの疎開をしてきました。その荷物を片付けていたすずは、納屋で可愛らしいりんどうの茶碗を見つけます。サンに尋ねても誰の物か分かりません。


そろそろ一服しようという段になって、小林はすずを褒めるつもりで思わず失言してしまいました


えかったのう。あんとき一時の気の迷いで変な子に決めんでホンマにえかった。


その夜、周作に茶碗のことを尋ねると、周作は自分の嫁になる人に使ってもらおうとして買ったのだと答えました。


翌日、晴海とふたりで山に入り、りんどうが咲き乱れている場所に陣取って竹の枝おろしをしていた時、すずの脳裏をさまざまな言葉がよぎり始めました。かつての径子の言葉、今度の小林の言葉、そして周作とリンの言葉とりんどうの着物


うちのことはここに全部書いてある。うちの宝ものなんよ


誰もが苦労している時代の中でも、さらに恵まれているとは言い難い、そして、境遇は違ってもどこか深いところで分かり合える友達だと思っていたリンの心の支えになっているあの文字は、周作が書いたものにちがいない、ようやくそう思い至ったすずは家に戻って周作の覚帳をめくり始めました。その裏表紙の隅は四角に破られていて、ちょうどリンの住所が書いてあった紙の大きさと一致することに気づきます周作さんはリンさんが好きだったんだ!( ;∀;)


なんでリンさん?


所詮自分は代用品なのだと思い込んだすずはすっかり明るさを失い、周作との仲もギクシャクしていきました


そこへ今度は、周作が自分を「代用品」と誤解しそうな水原がすずを訪ねてきます。周作はもともと武官になれなかったという負い目がある訳ですから、水原に嫉妬するなという方が難しいかもしれませんね


次回の予告には香川京子さんの姿も見えました。現代に生きる佳代が「世界で一番好きな人」の役らしいです。もしかしたらすずはまだ生きているという設定なのでしょうか~でもそれにしては若すぎますよね、すずの娘か晴美でしょうか


夫婦喧嘩は犬も食わぬと申しまするが、せっかくお似合いの夫婦なのですから、早く誤解が解けてくれるとよいですね。


8月6日という日にこのレビューを書くことの意味を自分なりに受け止めて、今日1日をまた大切に過ごしたいと存じます平和の意味をかみしめたいです。まだまだ暑い日が続きます。皆さまもくれぐれもご自愛くださいますように



この世界の片隅に

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