健康で文化的な最低限度の生活 あらすじと感想 第5話 親と子

吉岡里帆さん主演のドラマ、【健康で文化的な最低限度の生活】の5話を視聴しました


これがまたステレオタイプの典型のようなエピソードでしたよね。家族だから、親子だから、分かり合えないはずはない、他の誰よりも絆は深いはずだというのは、確かに大半(majority)には当てはまっても全てがそうだとは限らない。逆にそのような社会通念があるからこそ余計に、亀裂が一層深くなるのかもしれません


以下ネタバレのあらすじです健康で文化的な最低限度の生活のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


島岡光(佐野岳))というまだ若い男性が生活課を訪れました。どこかおどおどした様子の島岡は自らうつ病だと打ち明けて、生活保護を受けたいと申請します。以前は精神科にも通院していたのが、その金も無くなっていたそうです。現在の所持金は50円ほどでした。


生活保護を受ける場合、まず最初に「扶養照会」という手続きが必要になるそうです。国の制度を利用する前に親族が援助可能かどうかを調べなければならないそうです。これまた実に日本的ですが、それでもこれは義務ではなく、あくまでもその親族の意向が優先されるのだそう。


光の場合も扶養照会が必要だと説明したところ、光は、父親はサラリーマンだと答えただけで、後は一切答えようとしませんでした。その口ぶりから、父親との関係が良好でないことは明らかですが、役所にしてみれば、関係の良し悪しよりも金銭的な問題の方が優先されるようです。少なくとも立場上、係長の京極はそう言わざるを得ないのかもしれません。


とりあえず光は寝泊まりできる施設に入居することになりました。光は「個室」を希望しますが、今は空きがなかったらしく、中年の男性と相部屋にされてしまいます。光はイヤホーンをつけっ放しで、他の誰とも話をしようとしませんでした。


これもまた生活保護を受ける身で個室を希望するなど贅沢だと思われてしまいそうですが、もしかしたら光にとってはひとりになれる空間が何より大事だったのかもしれません。だからこそずっとひとりで暮らしてきたのかもしれません。


いつもは受給者に寛大なえみるもこんな光には苛立ちを隠そうとしませんでした。多分光が若くて元気に見えるからですよね。うつ病というのは一見しただけでは分からない心の病ですし、ましてや親に対して拒否反応を示すなど、甘えているとしか思えなかったのかもしれません


本人が何も話さないため、えみるは戸籍から光の父親を調べました。その結果、父親の島岡雷(あずま~小市慢太郎)は医師をしていることが判明します。しかも総合病院の院長です。周囲の評判はまずまずのようで、たくさんの患者を救ってきたと大層感謝されていたようです


京極は早速父親の島岡に連絡するよう命じますが、半田はもう少し様子を見た方が良いのではないかと反論しました。そこでえみるはまず光に報告し、島岡と連絡を取ることにしたと伝えます。すると光は、また、理由も言わずに父親から扶助を受けることを拒否しました。


光にまったく理屈が通じないことに腹を立てたえみるは、これは決まりなのだと言い放ち、電話を切ってしまいました。追いつめられた光はそのまま施設を飛び出してしまいます。


一方、えみるからの書面を受け取った島岡は、早速上京してきました。島岡は、光が大学時代に衝突してから仕送りも止めてしまったものの、音信不通になった息子を心配してずっと捜していたのだそうです。


光が施設から逃げ出したと聞かされた島岡は、構ってほしいだけだと頷きました。あいつは昔からそうだった。親子ですから分かります


が、島岡の期待は見事に打ち砕かれそうです。どうやら光は走ってきた電車に飛び込もうとしたらしいのですが?!


えみるはもう2度と「あんな思い」はしたくないと誓っていたはずなのに、またしても受給者の気持ちに寄り添うことができなかったようです。若くて健康そうに見えるから、働けないはずはない、と決めつけるのは危険なのです。


はたしてえみるは光の心を開かせることができるのでしょうか?光と島岡にはどのような確執があったのでしょうか?


えみるの同期で和菓子大好きな桃浜都(水上京花)も、受給者の子どもに「扶養照会」を送っていました。定型の書類に手書きの付箋までつけて何とか扶養をと願っていたのに、戻ってきた書類はしわくちゃにされていた上、紙いっぱいに「援助できません」とマジックででかでかと書かれていました。どう見てもあれは腹を立てて書類を丸めた跡にしか見えません


親子だから、家族だから、は思い込みにしかすぎません。親子だから、家族だからこそ、逆に恨みや憎しみが募ることも多いはず


それでもえみるを初めとする新人たちが、常に善意で物事を解釈している=基本性善説で動いているのはとても好ましいことですね。だからこそ余計にこうしたケース(minority)に戸惑ってしまうのでしょうが、その心だけは決して失わずにいてほしいものです


健康で文化的な最低限度の生活」は続きもとっても楽しみですケンカツが面白い(^^)/



健康で文化的な最低限度の生活 1-6巻 新品セット


寝苦しい夜に読むにはピッタリかも

関連記事
いつも変わらず応援いただきましてありがとうございます
《他にもこんな記事を書いています♪》

コメント 0件

コメントはまだありません

コメントをどうぞ