HOMELAND S6 最終回 ネタバレと感想 (11&12話) アメリカファースト

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Homeland S6】(ホームランド6)の11話は「ロメオのR」(R Is for Romeo)、12話の最終回が「アメリカファースト」(America First)です。


いや~これはまたすさまじかったですね。名指しで現大統領をコケにする作品が多い中、たとえ信念的には真逆に思える人間が大統領になったところで結果は同じだという辛辣なメッセージが込められていた気がします。どちらにしてもアメリカはもう救われないのか~もはやバランスの取れた人間では統制不可能なのか、それともバランスの取れた人材がいないのか


以下ネタバレのあらすじですホームランド6の最終回のネタバレ感想行きますよ~(^^)/。これまたすんばらしく長くなり過ぎたので、続きを使わせていただきました


まず、あの「国旗のある家」は特殊部隊が中東へ向かう際の作戦拠点だったことが判明しました。ピーターもそこに1年近くいたそうで、その際のリーダーがマクレンドン大将だったそうです


今回ピーターはベリー(帽子の男)を追ってここに辿り着き、そのガレージからセクー・バーの会社のバンを発見しました。キャリーが直接調べたところ、バンのサンバイザーからセクーの家族写真も見つかり、紛れもなくセクーの乗っていたバンだということが証明されます。


ピーターは、車はキャリーの好きなようにしていいが、帽子の男だけは自分が殺すと息巻きました。キャリーが理由を尋ねると、君には関係ないと言い放ちます。キャリーは、ピーターの面倒を見ようとしたばかりにフラニーを奪われたのに!と怒りますが、ピーターはそうせざるを得なかったからだろうと反論しました。


You had no choice. You owe me. Because you made me this way! In Berlin, you woke me from a coma for answers. I don't have them. You keep saying you saved my life. You killed it. You made this stroke.
君には負い目があったから選択の余地はない。君が俺をこんなふうにしたんだ。ベルリンで君は俺を昏睡状態から起こして質問しようとした。答えなんてなかったのに。俺を救ったと言い続けたが、本当は殺したんだ。発作を起したのは君のせいだ。


It's always your mission, your mission, the mission!
君はいつも任務任務だ!


キャリーが言い訳しようとすると、ピーターは奇声を発して逃げ出しました


その後冷静になったピーターは、国旗のある家の鍵の在りかと警報の解除コードを書いてきてくれました。キャリーは何とか分かってもらいたくて懸命に言葉を尽くします。


I told myself I was doing what you would want me to do, preventing an attack. And I should have told you. I know. And it's not just the mission. It never has been.
私はあなたも同じ気持ちだと自分に言い聞かせた。攻撃を止めたいに違いないって。でも事実を話すべきだった。分かってる。でも決して任務だけじゃなかった。


ピーターはかすかに頷いて出ていきましたが、その後「国旗のある家」に忍び込んだキャリーをベリーが襲うと、すぐに駆けつけてきてベリーを殴り殺してしまいます


その様子に異変を感じたキャリーが理由を聞くと、今度は素直に話してくれました。コイツがアストリッドを殺した


自分の頭が変になってアストリッドを疑ったばかりに弾を抜いておいた、そのせいでアストリッドは応戦できずに殺されてしまった。俺が殺した


キャリーはそうではないと否定しました。殺したのはあの男よ!


それでもピーターは、自分の中にある残忍さから目を背けることができませんでした。


This is what I do. It's all I can do.
これが俺の本性だ。俺にはこれしかできない。


それもピーターのせいではなく、そう育てたあの男が悪いのですよ。それに、これまではたとえ人殺しを生業としていても、知性や優しさがブレーキをかけてくれていたのに、脳にダメージを受けたことでそれが思うようにできなくなった。ピーターの絶望がひしひしと伝わってきたシーンですなんでこんなに可哀想なの(;´Д`)


キャリーはすぐに訟務長官のジョージ・パリスに連絡をし、駆けつけてきたパリスにピーターの免責を訴えました。


またピーターはホワイトボードにかすかに残っていた文字を見て、今朝特殊部隊が向かった先が記されていたことに気づきます。PだかRだかBだか分からないその文字がもし「R」なら「Romeo」を表し(NATOフォネティックコードによる)、東海岸を意味するのだそうです。しかも「ここ」だというのです!?


ピーターの勘は見事に的中し、国旗のある家、厳密に言うとセクーの車があったガレージはこの直後に吹き飛ばされてしまいました


その頃アダルはオキーフの会社に軟禁されていたマックスを秘かに連れ出しました。オキーフのパソコンの中にピーターの画像を見つけたからです。アダルはオキーフの企みを探らせるため、マックスにハッキングを命じました。


マックスから、ピーターはSNSどころかメールさえしないと聞かされたアダルはピーターもまたオキーフに利用されようとしていると直感します。アダルは早速上院議員のエリアン・コトー(Alfredo Narciso)を締め上げました


一方、そのマックスからのメールでアダルとオキーフの結託を確信したソールは、早速キーンに報告に行きます。オキーフの会社は「the Office of Policy Coordination」(政策協調室)という名称だそうです。


そのキーンは、オキーフが配信した動画に異を唱えるため記者会見を開いたばかりでした。アンドリューは部下を庇おうとして死亡した、あの動画は捏造されたものだと反論します


I call on the actual cowards, the people who made it, to come out of the shadows and show their faces.
あの動画を作った者こそ臆病者だ。こそこそ隠れてないで堂々と顔を見せなさい。


ソールから事情を聴いたキーンは、即刻この「政策協調室」を潰すと息巻きました


そこへオキーフから電話がかかってきます。あの動画を作ったのは自分だから名乗り出た、キーンを午後の番組に招待するというのです


側近たちは皆こぞって反対しましたが、ソールはこれは命懸けの戦いだから立ち向かうべきだと助言しました。


キーンはその助言に従い、オキーフのラジオ局に乗り込んでいきます。そこでキーンは、映像も偽物なら、そこへコメントしたという人間も偽物だと断言しました。投稿者はボットでしょ?


Dig into those identities and you find no one-- no real names, no Social Security numbers, no addresses, no jobs, just a stream of hate. Dig deeper, you find many of these bots are run in a place called the Office of Policy Coordination, which is in a building off of I-95, with a control center six floors underground.
その身元をよく調べれば、名前も社会保障番号も、アドレスも仕事も本物ではない、ただ憎しみだということが分かる。さらにもっと良く調べれば、そのボットの多くが「政策協調室」と呼ばれる場所で操られていることが分かるわ。高速のI-95号線を降りてすぐのビルよ、その地下6階に管理センターがある。


一気にまくし立てられたオキーフは、何とか巻き返そうとしますが、キーンは攻撃の手をゆるめませんさすがのオキーフもビビってましたね( *´艸`)


If they learned you were financed by the same establishment you claim to despise. You are not a free voice speaking truth to power. You're a government shill.
人々があなたの資金源が、あなたが軽蔑している組織だと知ったら何と思うかしら?真実を伝える声なんて嘘っぱち、政府の手先じゃない。


キーンは、オキーフと諜報機関との共謀は明らかだと言い放ちました。ここまでは実にカッコよかったのですけどね~


が、その声は民心を変えるまでには行かず、キーンの乗った車は宿泊先のホテルの前に陣取っていたたくさんのデモ隊に行く手を阻まれた挙句、そのうちの一人の男性を跳ね飛ばしてしまいました


デモ隊はますますヒートアップし、ロブは増援部隊を要請することにしました。それがマクレンドン率いるデルタ部隊です


キャリーはこれですべてを理解しました。マクレンドンは、ISISの仕業に見せかけてキーンを暗殺しようとしてる!マクレンドンの罠よ!( `ー´)ノ


そしてアダルはコトーを締め上げた結果、マクレンドンがピーターをキーン暗殺の犯人に仕立てるつもりだと察知しました


その頃ホテルには爆弾が仕掛けられているとの情報が飛び込んできます。警護担当のトムズ(James Mount)を初め、マクレンドンが怪しいと知らせに来たキャリーらはキーンを連れて外に逃げようとしました。


そこへ今度はアダルからの一報が入ります。アダルはピーターの携帯を使ってキャリーに電話をしてきました。爆破予告は罠だ!アダルはここにきて面目躍如( `ー´)ノ


アダルは、ホテルは大分前から入念にチェックをしてきたから爆弾など仕掛けられるはずがないと言い、それよりも、マクレンドンはキーンを殺し、近くに待機しているだろうピーターを暗殺犯にするつもりだと教えました


Troubled vet, fugitive from the law. Who better to take the fall for killing the next President of the United States?
問題を抱えた元軍人で情緒不安定な逃亡者。次期大統領を殺すのにこれほどうってつけの男がいるか?


キャリーは必死でキーンの乗った車を止めました。案の定、先に出発したロブたちが乗った車はマクレンドンの命令で爆破されてしまいました。あれは道に爆弾が仕掛けてあったのでしょうか。


大統領を逃がそうとしたトムズも射殺されると、キーンはじっと身をひそめて助けを待つよりキャリーと逃げることを選択します


キャリーとキーンが駐車場へ向かおうとエレベーターから降りると、そこにはピーターが待ち構えていました。ピーターは運転席に座り、ふたりともバックシートに伏せて、キャリーがキーンの上に覆いかぶさるよう命じます。


外にはマクレンドンのチームが待ち構えており、ピーターが運転する車めがけて一斉に発砲してきました。ピーターは発砲する兵士たちに向かって突っ込み、体中に銃弾を浴びながらも最後の力を振り絞って行けるところまで運転し、ついにこと切れてしまいますピーター!!( ;∀;)


車が停止したことを受けて起き上がったキャリーは、ピーターが命懸けで二人を守ってくれたことに気づきました


He saved our lives. What was his name? Peter Quinn.
彼が私たちを守ってくれたのね。名前はなんて?ピーター・クインね。


ピーターが死んだことは本当に悲しかったけれど、自分は所詮人殺しだと絶望していたピーターが、最後に愛する人と次期大統領を守って死んだと思うと、ほんの少しだけ救われたような気になりました


それから6週間が過ぎました。キーンは大統領に就任し、オキーフは相変わらずラジオでキーン批判を続けています。


が、その批判も今や満更嘘ではなくなりつつあります。キーンは前言を撤回して愛国者法を拡大し、アダルを初め、上院議員や政府関係者たちを軒並み軍拘置所に監禁することでアメリカが「法治国家」であることを人々に忘れさせました。もはや独裁者そのものです


ピーターが死んだことで、キャリーもまたキーンと歩調を合わせてしまいました。キーンはキャリーに命じて関係機関の幹部をなだめさせます。皆の間に「粛清」への不安が広がり、マスコミに情報を流す者が現れたからです。キーンはキャリーを「大統領上級顧問」に迎えると約束しました。


でもこれもキーンの罠でした。キーンはキャリーを利用して皆を油断させた上で、ソールを初めとするあらゆる政府機関幹部たちを逮捕させてしまったのです


Democracy is strong and resilient and that we will do whatever it takes to defend it. Nobody in this country is above the law. Nobody.
民主主義は強く不滅だ。どんな手段を取ろうとも守り抜く。何人も法を超越できない。何人も。


死亡したロブに代わって大統領首席補佐官となったデイヴィッド・ウェリントン(Linus Roache)がそう発表しました。


誰も法を超えられないと語っている本人が、確固たる証拠もなく次々と逮捕するという超法規的措置を取っているという矛盾に気づかないこの皮肉


悔しいけれど、アダルの直感は正しかったのです。アダルは面会に来たソールに、キーンを暗殺するつもりはなかったと説明した上で、こう語っていました


There's something dogmatic and dangerous, something distinctly un-American.
彼女はどこか独善的で危険だ。明らかにアメリカ的ではない


キャリーは急いでキーンに会いに行きましたが、無視されてしまいました


ホワイトハウスを前に呆然と立ち尽くすキャリー。なぜ私はまたしてもここに戻ってしまったのかあの時辞めておけばこんなことにはならずに済んだのに(;´Д`)


せっかくフラニーとまた同居できることになったのに、これではキャリーも楽隠居と言う訳には参りません


それでも、ピーターが亡くなるというショッキングなこのエピソードで、そのピーターのキャリーへの愛が明らかにされていたのは大きな救いでした


ピーターが暮らしていたキャリーの家の地下にあった「大いなる遺産」の本の中に封筒が挟まっていたのだそうです。その中には、ピーターの息子、ジョン・ジュニアの写真とキャリーの実に美しい笑顔の写真が入っていました。それを見て涙するキャリーをマックスが慰めます


余談になりますが、「大いなる遺産」はチャールズ・ディケンズの小説で、いわゆるサクセスストーリーなのですよね。貧しい労働者だった主人公がある時莫大な遺産を手にし、紳士として生きることになる。その主人公は金髪の美少女に恋をするのですが、その少女は高慢で冷たいため、主人公には見向きもしません



グィネス・パルトロー~ちょっとキャリー(特にあの写真)に似てませんか


本人も語っていたように、人殺しを生業としてきたピーターの愛読書が「大いなる遺産」だったこと、その中に息子と愛する人の写真を挟んでいたことを知ってほんの少しだけ慰められました憧れていたのね~きっと。そういう一面も持ち合わせていたピーターだからこそ、もっともっと生きていてほしかったことは言うまでもありませんが


あ~毎週2話ずつ見て語ってきたので非常に充実はしていましたが、少々(心が)疲れてしまいました。しばらくはピーターやブロディを思い出しながら過ごしたいと存じます文字通りピーターロスでやんす(;´Д`)



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