立花登青春手控え3 あらすじと感想 第2話 秋風の女

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藤沢周平さん原作、溝口順平さん主演のBS時代劇、【立花登青春手控え3】の第2話は「秋風の女」です。以下ネタバレのあらすじです


今回の囚人はおきぬ(黒川芽以)です。


料理屋で仲居をしていたおきぬは、馴染の呉服屋で他の客の風呂敷包みを置き引きしたかどで捕まりました。皆が置き引きに気づいておきぬの家に行ったところ、おきぬは部屋にぽつねんと座っていただけで、包みは無事、被害に遭った薬種問屋の杉野屋も別段何を取られたわけでもなかったと証言したそうです。


おきぬは涙を流して謝罪したそうで、役所の方もほんの出来心だったのだろうと、その罪も「過怠牢」と呼ばれる短期の入牢で済んだのだとか。平塚も気の小さな女なのだと好意的でした。


そんなおきぬに下男の佐七が岡惚れしてしまいます。どうやら大したことのない症状で登を呼びつけた際も、おきぬと佐七はこっそり手をつなぎあっていました。ふたりの関係に気づいたのは登だけではなかったようで、牢名主のおよね(宍戸美和公~イネ@昭和元禄落語心中)からも登に苦情が寄せられます


どうやらおきぬは佐七にかなり貢がせているようなのです。これでは他の者に示しが付かないから、登から佐七に忠告してやってくれと言われてしまいました。役人に話したら佐七がクビになるかもしれない、それは可哀想だからというのです。その上で牢名主は、おきぬに制裁を加えようとしていたようです


登が佐七を呼び出して事情を尋ねると、佐七は悪びれた様子もなく、おきぬと結婚するつもりだと答えました。佐七はおきぬから聞いた身の上話にすっかり同情していたようです。おきぬは不幸な女なんです


登は仕方なく、それならそれで構わないが、あまりひいきをすると他の女囚の妬みを買い、おきぬが苛められてしまうと忠告しました。


案の定、その夜牢名主は皆に命じておきぬに罰を与えようとしますが、おきぬは黙ってやられておらず、隠しておいた箸を取り出し、誰か一人でもいいから殺してやる!とわめき散らしますそれでもよければかかってきやがれ!。死ぬことを怖がっていないそのあまりの迫力に、さすがのおよねも気圧されて何もできませんでした


いったいどこが「気の小さい女」なのでしょうかね~。女に弱いのは佐七だけではありませんね


ある日、登が久しぶりに師匠の鴨井に稽古をつけてもらって帰宅するとまだまだお元気です♪、家にはおあきが来ていました


松江は登にスイカを勧めながら、ちえは大丈夫だろうかと心配します。最近はようやく落ち着いて大人しくなったのに、悪友が近づいてはまた悪い癖が出るのでは?


おあきが帰ると登はちえを呼び出して松江の話を伝えました。おあきは良い子でお前の大切な友人だが周囲の人間が悪すぎる


すると、意外にも、ちえもこれに同意しました。おあき自身もそう語り、当分会いに来ないと伝えに来たのだそうです。おあきは登に助けてもらったことも打ち明けたそうで、その礼も言いたかったが、自分からは言えずに「顔が見られてよかったとだけ語って帰っていったのだそう


悪い男に惚れちゃうとどうにもならないものなのね


そうぽつりと語ったちえを見て、登はおきぬもまた同じように気の毒なだけかもしれないと考え、その住まいを訪ねてみることにしました。


するとなんとそこに泥棒が入ったというではありませんか?しかもその家の表は家主が釘付けにしたそうなのに、わざわざ裏の窓をこじ開けて中に入ったらしいのです


不審に思った登は早速藤吉に相談に行きました。事情を聴いた藤吉は誰かが嘘をついているに違いないと仄めかします。いったい誰だと思います?


登はすぐに杉野屋だと察しました。藤吉もしたり顔で答えます。本当は何かを盗まれていたけれど、それが人には言えない代物だったに違えねえ


藤吉の見立てでは、おきぬは最初からそれを狙っていたようです。牢に入ってしまえば誰にも手が出せませんからね。それは相当したたかな女だ。手に負えませんぜ


直蔵が調べたところによると、杉野屋は2~3年前に不祥事を起こし、株仲間から外されたのだそうです。薬種問屋の主な収入源は砂糖だそうですが、直売は許されておらず、株仲間が扱っているのだそう。このままでは商売ができないと焦った杉野屋は株仲間に何らかの働きかけをしたに違いない


その後、おきぬが佐七に使いを頼みました。佐七は家主に頼んで板を外させ、天井裏から何やら書きつけのようなものを取り出します。佐七はそれを持って喜三郎(菅原永二)という男を訪ねました。おきぬがこれを彼に渡すよう命じたらしい。


案の定、喜三郎は佐七を秘かに殺そうとしますが、そこは直蔵と一緒に後をつけてきた登があっという間に投げ飛ばして助けてくれました直蔵もびっくりの強さでござる( `ー´)ノ。登は鴨井師匠の秘伝の技をもう習得したようです


佐七が喜三郎に渡したのは、薬種問屋の株仲間の肝煎(世話役)が杉野屋にあてて書いた50両=賄賂の受取証文だったそうです


藤吉と直蔵は、おきぬは喜三郎の女でふたりはグルだと佐七に分らせようとしますが、佐七はなかなか信じようとしません。怒った直蔵は、もうちょっとで殺されるところだったんだぞ!と怒鳴りつけました


登もおっかさんを悲しませるようなことはするなと戒めます


出てきた証文は藤吉に託され、「ゆすり」が未然に防げたことから、おきぬにこれ以上の罪が課せられることはありませんでした


が、釈放されたおきぬが、おそらくは佐七と待ち合わせていた場所へ行ってみるとそこに佐七の姿はなく、いたのは登だけでした。登は佐七は来ないとおきぬに告げに来たのです。


おきぬは、これが済んだら喜三郎とはキッパリ別れて佐七と一緒になるつもりだったのだと打ち明けました。おきぬは正直で優しい佐七のことが本当に好きだったのだそうです


でも嫌われたんじゃ仕方ないねじゃあね


そう言って去っていったおきぬの後ろ姿を、登はいつまでも見つめていたそうです



愛憎の檻 獄医立花登手控え(三) (文春文庫)
これは小説も面白そう



曲を聞くと懐かしいシーンが浮かんできますね


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