ブラックリスト3 ネタバレと感想 第8話 キングス・オブ・ザ・ハイウェー
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ジェームズ・スペイダー主演のアメドラ、【ブラックリスト3】の8話は「キングス・オブ・ザ・ハイウェー No.108」(Kings of the Highway)です。おばさんが言うことじゃありませんけど、「ブラックリスト」に載せるにしてはちとしょぼいギャングでしたね~。(
)
そのしょぼいギャングに、なんとなんとレッドが誘拐されてしまいました。レッドとリズはウェストバージニアのイアン・バートルビー(Eric Frandsen)の店でデンベと合流し、「救援物資」(The care package)を受け取る手はずになっていたそうです。あの重そうな中身は金塊でしょうか?
が、その途中立ち寄ったガソリンスタンドで、レッドは姿を消しました。
リズはデンベに連絡してこちらには来るなと命じた後、サマルに電話をして助けを求めます。サマルはレスラーのベッドでちょうどひとりで寝ていたところでした。
リズはサマルにレッドの使い捨て携帯の電話番号を教えて、レスラーには内緒でレッドの行方を捜してほしいと頼みました。サマルはその通りにすると約束し、すぐに番号を追ってくれます。どうやらスクラップ場にいるらしいと聞いたリズは早速その場に急行しました。
が、サマルの行為はすぐにレスラーに見破られてしまいます。
The boss is a real prick.
君のボスは下衆野郎だ
その自身の言葉通り、レスラーはサマルがレスラーのPCを使って調べ物をしたことに気づき、これまた「サマルには内緒で調べるよう」アラムに命じました。アラムからこの話を聞いたサマルは、リズから頼まれてレッドの行方を追ったのだと打ち明けます。レッドには弟のことで世話になったから借りを返したいのだと説明しました。
アラムは、なぜサマルがレスラーのPCを使ったのかと尋ねます。サマルは自分の仕事場にあったからだとかわしましたが、検索履歴を調べたアラムにはその状況が分かってしまいます。
サマルの嘘、そしてサマルとレスラーの関係にショックを受けたアラムは、サマルとの約束を破ってリズの居場所をレスラーに報告してしまいました。
レスラーはサマルを問い詰めますが、サマルは今回のことだけじゃなく、前回トムにソロモンのことを伝えたのも自分だと明かします。
今リズを逮捕したら殺される!
怒ったレスラーはサマルをFBIから追い出しました。レスラーの父親は警官で、賄賂を断ったばかりに殺されてしまったのだそうです。彼を罠にはめたのは当時デトロイトPDの相棒だったトミー・マーキン。
If I compromise mine, it'll be as if he died for nothing.
もし俺が妥協してしまったら、父の死が無駄になる
そ~れでレスラーはあんなに頑固なのですね。でもいまだに結社の全貌もつかめてない状況でリズを捕まえたらどうなるかぐらい想像できんのかしらね~この石頭がっ!
それはさておき、「キングス・オブ・ザ・ハイウェー」というそのまんまな名前のギャングに捕まったレッドは、何とか自力で逃げ出そうとしますが失敗に終わったため、5人組のうちのひとり=パブロ(Luke Robertson)を裏切らせようと試みました。リーダーのキャッシュ(Marcus Hester)がまたいかにも独善的だったのですよね
。
またリズは別のひとり、運転手のジャスパー(Joe Tippett)を誘惑して人質にします。ジャスパーを見殺しにしようとしたキャッシュは、レッドに洗脳されつつあったパブロに殺されてしまいました
。
こうしてリズはジャスパーに「救援物資」を加えてレッドと交換しました。が、ここにFBIがやってきます。ギャングの一人のTボーン(Kieran Mulcare)がレッドの上着をネコババして着ていたのがレスラーに見つかって後を付けられてしまったのです
。
しょぼいトラックに乗っていたレッドは見つからずに済みましたが、リズはレスラーに捕まってしまいました
。予告によると、リズはあの「郵便局」(シーズン1#9)に閉じ込められてしまうようです
。
一方のトムはカラクルトを追手から守っていました。カラクルトの胸部に追跡装置が埋め込んであると聞くと、電波が弱まるよう地下にもぐって、その装置をえぐりだします。おばさんの見間違いでなければ、あれは缶詰の蓋ではなかったでしょうか?
この移動の間、シャーリーンの不倫が明らかになったのにも驚きました。シャーリーンは多忙なハロルドが家庭を顧みないことに耐えられず、隣のダグ・コスターでその寂しさを埋めたのだそう
。
隠れる場所がそのコスターの別荘しかないなんて何とも皮肉な話でやんすね。
また、やはり、ヒッチンは「結社」の一員でした。ヒッチンは彼女とソロモンの関係を知ってしまったライトを撃ち殺します
。
ソロモンはかつてCIAがソマリアをイスラム法廷会議に対抗させようと支援した「バックスライド作戦」を率いた人物だったそうです。そしてヒッチンは当時のアフリカ担当の国務次官補だったのだとか。その際ソロモンには国務省の身分が与えられ、ソロモンはヒッチンのオフィスの職員として登録されていたそうなのに、ヒッチンは覚えていないのかしら?
人の好いライトが、この事はまだ誰にも話していないと言ったのは実に迂闊でしたよね。そういう時は嘘でも誰かに話してあるって言わなくちゃ
。
来週のブラックリスターはいよいよ「局長(Director)」だそうですよん。今からとっても楽しみですね~
。
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