2019/01
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大誘拐2018 ネタバレと感想 大富豪マザーと若者たちの痛快世直し劇

岡田将生さん主演のスペシャルドラマ、【大誘拐2018】を視聴しました。天藤真氏原作の「大誘拐」は週刊文春の「20世紀傑作ミステリーベスト10」の第1位に選ばれ、1991年には映画化された作品だそうです。


おばさんは原作も映画も存じ上げませんでしたが、ドラマはなかなか痛快で面白かったので、ネタバレのあらすじをまとめさせていただきました大誘拐2018のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ


愛知県在住の日本有数の大富豪、柳川財閥の柳川とし子(富司純子~斎藤順子@ナオミとカナコ)が、自身が所有する山を散策中に何者かに誘拐されました。とし子と一緒にいたお手伝いの吉村紀美(伊原六花)だけ先に帰されて警察に通報したようです。


誘拐犯は「豚、河童、猿」の覆面をかぶった3人組です。


とし子は篤志家として知られており、とし子の次女でシスターの田宮英子(平岩紙~ミー子@木更津キャッツアイ)は、とし子は皆から「三河のマザー・テレサと呼ばれるほどの人格者であり、怨恨の線は考えられないと主張しました。


長女でクラブのママをしているという田野加奈子(国生さゆり)は、次男で会社を経営している柳川国二郎(長谷川朝晴~西村健吾@民衆の敵)が誰かに恨まれているのではないかと疑います。また加奈子は三男でミュージシャンの柳川大作(棚橋弘至)が、とし子にパラサイトしていたと非難しました。とにかく兄弟仲はあまりよろしくないようです


警察が、犯人はイプサムに乗った若い3人組らしいと突き止めたのとほぼ同時に、柳川家に犯人からの犯行声明が、しかも封書で届きました。達筆なその文字はとし子自身の手によるものだと英子が証言します。犯人はなんと100億もの身代金を要求した上、記者会見を開いてその返事をするよう命じてきたそうです


この事件を担当する刑事の井狩大五郎(渡部篤郎~須佐見誠二郎@デザイナーベイビー)は早速記者会見を開きましたが、その要求には応じられないと公言しました。金額が現実的じゃないから考え直してほしいというのです。


これを聞いて怒ったのはとし子ですふざけるな~っ!!100億が払えないとは何事かっ!( `ー´)ノ


なんとなんと犯人の若者たちに100億の身代金を提案したのは、ほかならぬこのとし子だったのだそうです


ここで犯人たちを紹介しておきまする


リーダー格でのマスクをかぶっていた戸並健一(岡田将生~八雲@昭和元禄落語心中)は元ヤクザです。幼い頃は愛育園という施設で育ちましたが、途中でそこを逃げ出してからはヤクザの使いッパシリになって刑務所にまで入ったそうです。それを機に堅気になろうとしたものの、元ヤクザでは働き先も見つからず、食うにも困ってしまったそうです


河童の覆面をした三宅平太(中尾明慶~岡幸助@まんぷく)は、親が作った借金のせいで闇金に追われており、それが返せないとまだ高校生の妹を売りとばすと脅されていました。本人も幼い頃その親からひどい暴力を受けていたそうです


またの覆面をした秋葉正義(森田甘路~田口公平@ブラックペアン)は気が弱いばっかりに給料を巻き上げられたりしていました


幼馴染らしい3人はタッグを組んで「大誘拐」をすることにします。その白羽の矢が立ったのが柳川とし子でした。とし子は恵まれない子供たちのためにぽーんと50億寄付したのだそうです。


そのとし子は3人に最初に会った時、彼らが、とし子を庇おうとして転んでけがをした紀美を気遣ったのを見て、決して悪い人間ではないと見抜きました。長年、富豪の当主としてそれなりに修羅場をくぐってきたとし子が相手では、ちょい悪の3人などまったく歯が立ちません


もしかして名古屋市内に潜伏するつもりか?山奥に潜むと見せかけて人の多い都市部に潜入する~ちょいと気の利いた刑事なら不動産屋に連絡してすぐに見つかるわ


図星を刺された3人は大慌てです


その後も、とし子を気遣った正義は飴を食べさせようとしてとし子の目隠しを外しますが、逆にとし子から「サングラス」を外して=素顔をさらしては怒られるだろうなどとたしなめられる始末です


そこで健一はとし子に隠れ家を紹介するよう迫りました。とし子はこれを快諾し、山奥で自給自足の生活をしている中村くら(榊原郁恵~増渕優子@僕たちがやりました)の家に3人を連れていきます。くらは恩人のとし子を歓迎し、ちょうど人手が欲しかったと正義に畑仕事を手伝わせました。


こうして隠れ家は決まったものの、問題は身代金の要求方法です。何せくらの家にはテレビも電話も無いのです


健一と平太が頭を抱えていると、とし子は「すっげえ良い案思いついたと嬉しそうに走りだしました。とし子は、自分が脅迫状を書くから、町にラジオを買いに行ったついでにそれを投函してこいと命じます。電話をしなければ逆探知もされないし、指紋もとし子の物しか付きません


天才やん!


とし子は肝心の身代金の額について3人に尋ねました。すると彼らは、それでも気張って、ひとり1億で3億と答えましたが、とし子は切りよく100億にしろと言い放ちます。柳川家の資産を整理すれば180億ほどになるのだそうです。


それなのに高すぎるとねぎられたのですから、とし子の怒りは収まりません


柳川家の者が当主のために100億出せんとは、ご先祖様に笑われるわ!!笑止千万!( `ー´)ノ


そこでとし子は3人のスマホを借りて自分の動画を撮影させました。


「100億は絶対に譲らんっ!!

シツコク3回毛筆でしたためた手紙を送ると同時に、そのスマホの入ったピンクの封筒を取りに行くよう書き添えました。


資産を整理して100億を用意するよう語った母の言いつけに、子どもたちは意外とあっさり従います。母の命は100億より大切だと考えたのです


またとし子は100億を袋詰めする作業から引き渡しに至るまですべてテレビで生中継するよう命じました。


現金の受け渡しには柳川家の自家用ヘリを使うことを思いつきます。パイロットは執事の安西順(渡辺憲吉~杉原刑事@雲の階段)で演劇経験者だそうです


とし子は自ら河童の覆面をしてヘリに乗り込み、最後はパラシュートで降りてきたのはまた見事でございましたねよっしゃ!!( `ー´)ノ


健一と正義はは「横断幕の領収書で目くらましをしている間にボートで逃げてきたそうです


お金は途中でヘリから池に落とし、皆が合流して、えっちらおっちらリヤカーでくらの家まで運んできました木に引っかかったマザーをどうやって助けたんかな( *´艸`)


そこまでしてせっかく手に入れた金なのに、3人はいらないと言い出します


正義はこのままくらを手伝って、近所のミナちゃん(岡本玲~椎名遥@杉村三郎シリーズ)と所帯を持ちたいと考えているのだそうですよ


また平太は後で必ず返すから、借金の分だけ貸してほしいと頼みました


残る健一は、一旦は要らないと断りましたが、良い使い道を思いつきます。とし子が50憶を寄付したように、彼もまた、災害で苦しんできた熊本や福島、そして西日本豪雨の被災地の施設に、匿名で多額の寄付をしたのだそうです


実は、この健一は幼い頃愛育園でとし子に会ったことがあるのだそうです。とし子は当時から地元の養護施設である愛育園に寄付をしていたのですが、健一は当時とし子に「身を守るためのナイフ」が欲しいと頼んだのだとか。いくら金を寄付しても子どもたちの心を救えないと思い知ったとし子は、それだけは買ってあげられないと答えたのだそう。


また健一の誕生日は阪神淡路大震災が起きた日で、その日はとし子の夫と長男の命日でもあったそうです。とし子自身も幼い頃、伊勢湾台風で家族と家を失ったというのに、嫁に来た先でもまた災害に苦しめられたのです。長男で義侠心に富んだ「鼠小僧次郎吉のような健一は神戸の大学に通っていて、夫がたまたま遊びに行っていた日に被災したのだそうです


そう言った経緯からも、とし子はこの健一を忘れられなかったそうです名前も同じなんだものね(/_;)


またとし子は、繰り返される災害を見て過去の教訓が生かされていないと痛感し、自分が払った多額の税金はちゃんと使われているのか、と憤りを感じたそうです。


お国の方々がちゃんと税金払えって言うなら、じゃあ、ちゃんと税金使えって言いたくなる


お金は弱者が生きやすい世の中にするために使うべきじゃないか~健一はそんなとし子の意思を受け継いだのです


これだけでも十分楽しかったのですけど、このドラマはもう一押ししてきました。猪狩です。猪狩は途中からこの誘拐がとし子の狂言だと気づいていたのだそうです。その勘を裏付けたのは、途中でくらの家を調べに来た際、とし子が使った筆と墨が置いてあったことや、とし子の動画で牛の鳴き声が聞こえた~くらが飼っていた~ことなどらしい。


さすがに現役の刑事では見逃すわけにもいかんでしょうが、猪狩は今回の責任を取らされて辞職したようです。というより、世間体ばかり気にする上司の刀禰本部長(杉本哲太~竜崎伸也@隠蔽捜査)に代表される警察組織に嫌気がさしたというのが本音でしょうか


その猪狩もまた、健一同様愛育園の出身者だったのだそうです。愛育園では小学校の卒業発表会の出し物は西遊記と決まっているそうで、猪狩は誘拐犯が「猿、豚、河童」の覆面をしていたと聞いた時から、ピーンと来ていたらしい。ちなみに猪狩は当時孫悟空を演じ、健一は、やっぱり、猪八戒(豚)だったのだそう


その健一は今とし子の家に住み込んでいるそうで、「鼠小僧次郎吉がタイプと語っていたお手伝いの紀美と良い雰囲気らしいです。とし子の子どもたちも、遺産が亡くなったことで逆に仲良くなったのだとか


と、万事めでたしめでたし、で本当に痛快なドラマでした。


富司純子さん演じるとし子=「マザー」がまた凛としてとても素敵で、女判水戸黄門みたいでしたね~大誘拐が楽しかった(^^)/。これからも是非このようなドラマで楽しませていただきたいものです


これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編

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