下町ロケット 新春ドラマ特別編 天と地のカラスが農家を救った!

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阿部寛さん主演の【下町ロケット】は新春ドラマ特別編でようやく終わってくれましたね


帝国重工の無人トラクターがなぜ「ランドクロウ=LandCrow」などという名前になったのか、実はとっても不思議でした。文字通りの意味だと「陸のカラス」で、農家にとって「カラス」というのは決して益鳥ではありませんから、なんでカラス?と思っていたのでござるが、もしかしたらおばさんの知らない他の意味があるのかもしれないと姑息に黙っておりました


それがようやく今回腑に落ちました。あれは宇宙に打ち上げられた「ヤタガラス=天のカラスとともに日本の農業を救うという意味で「陸のカラス」と名付けられたのですね~。いやいや大いに納得し、感動いたしました


以下ネタバレのあらすじです下町ロケット新春ドラマ特別編のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ


人気のダーウィンを潰すため、的場は下請け企業に圧力をかけました。ダーウィンの下請けは帝国重工の下請けでもあったからです。


これで部品の供給を絶たれたダーウィンは製造停止を余儀なくされ、あっという間に在庫が底をつきましたダーウィンピンチ!( `ー´)ノ


そこで重田は中川を顧問弁護士に迎え、帝国重工が下請法に違反したと公正取引委員会に訴えさせて、社会的制裁を加えます。重田は、マスコミに叩かれた的場に自らの恨み節まで聞かせました


でもですね~確かに的場のやり方はえげつないけど、おばさん的にはどうしても重田に同情できんのですよね。だって重田工業が切られたのは、その大分前から企業努力を促されていたのを無視し、帝国重工の会長と知り合いだから大丈夫だと既得権にあぐらをかいていたからでしょう? 伊丹のことも平社員だからと聞く耳持たずに馬鹿にしてましたよね


そうやってずっとぬるま湯に漬かってきたところに、いきなり冷や水を浴びせられたというだけですやん


その上、自分とこの隠し財産はシッカリ残したまま会社を倒産させて社員を路頭に迷わせたんですよね??自分達の無能を棚に上げて、大企業に責任を転嫁したとしか思えんて重田は最後まで好きになれんかった(;´Д`)。それとも今のダイダロスの社員は全員かつての重田工業の社員だとでもいうのでしょうか?


そんな卑怯者と手を組んだのは、やっぱり卑怯者の伊丹、そしてドロボーキーシンの戸川でした。そんな人間たちの手で作られたダーウィンが優れているはずなどないのです


案の定、その性能差はランドクロウがダーウィンを圧倒していたそうです。特に通信システムの性能に関しては「デジタルテレビとアナログテレビ」ほどの差があるそうですよん。結局戸川は6年前に開発コードを盗んだだけで、自力で改良するほどの技量がなかったということですわね


人のもの盗んでそれで満足してるような連中にね、負けるわけがないってことですよ


的場は責任を取って辞任し、的場の後任には水原が就いたそうです。水原はプロジェクトリーダーに財前を指名しました。財前は、無人トラクターに続いて無人コンバインの製造も進めさせていたそうです


一方のダーウィンは、ようやく、ユーザーからのクレームが表に浮上しました。ヤマタニの蔵田は伊丹に、これだけのトラブルが起きているなら既に報告が上がっているはずだと詰問します。伊丹が氷室を問い詰めると、氷室は通信プログラムのバグだと反論しました。それもあながち否定できないところが笑えますよね。何せ「アナログテレビ」ですから


決して非を認めようとしない氷室に愛想をつかした伊丹は柏田に、ランドクロウのトランスミッションをリバースエンジニアリングするよう命じました。それでようやく「シャフト」に辿り着きます。氷室はそれでも必死でミスを否定しますが、もはや伊丹は聞く耳を持ちませんでした


こうなっちまったらな、プライドなんか犬の〇ソにもならねえんだ。分かったか!こちとら社運がかかってんだ!( `ー´)ノ


が、シャフト周りの技術は既に佃製作所がちゃ~んと特許を取得しています


氷室は敵前逃亡し(いても役には立ちませんが)ヤマタニからはリコールを勧められ、他の仲間からは「お前が責任を取れ=佃に土下座してでもライセンス契約を結べと罵られた伊丹は仕方なく佃製作所を訪れました。


ギアゴーストを救うために、徹夜でリバースエンジニアリングをした我々を裏切り、ダイダロスと提携したのは生き残るためだと言ったその言葉を忘れたか!?


神仏じゃないのですからやっぱり言わずにいられませんよね~。うちにだってね、プライドってものがあるんですよ


でもそのプライドも大いなる夢のためには崩れ去りました。今ダーウィンがリコールされれば困るのはダーウィンを購入した農家たち。今彼らを見捨てることは、航平や財前が掲げた目標=日本の農家を救う!という本来の目的から外れることになります


それに気づき、悟りを開くまではやはりなかなかの時間を要しました


まず最初に心が揺れたのは島津と航平です。島津は特に、自分がトランスミッションの不具合に気づくべきだったという後悔と、後輩たちの苦労を思うとやるせなかったようですし、航平もまた、同じ技術者として彼らに同情していたようです。


が、立花は断固として反対しました。あれほど苦労して作り上げた技術を、これまでも協力し合ってきた仲間ならともかく、ああも見事に裏切られたギアゴーストにくれてやるなんてとんでもないっ!!と声をあげます


予告で立花が「こんな会社辞めてやる!」と叫んでいた理由がこれです


島津は立花に、技術者としての誇りがあるなら、佃の社員でいる間は自分の仕事に責任を持てと命じました。


その後そんな立花の気持ちさえ動かす出来事が発生します。台風です


帝国重工では財前が音頭を取り、台風が来る直前に無人コンバインを現地に向かわせて収穫を手伝うという大掛かりなプロジェクトを計画していました。そのためにはあらかじめ地図データを登録しておく必要があり、財前は既に自治体にも声をかけていたそうです。


今回発生した台風の進路予想で新潟は対象外でしたが、正弘は長年の勘で危機を察知し、まだ収穫には少し早いものの、全滅するよりマシだと一か八かの賭けに出ました。航平は「コンバイン・ランドクロウの初陣」には立ち会いたいと、島津や若手たちを誘って5人で燕市に向かいます。


現地に到着した早々、航平たちは「エンストしてビクともしないダーウィンを目にしました。農家の人が困り果てているのを見ても、どうすることもできません。


航平はこの時殿村に、ダーウィンのトランスミッションには致命的な欠陥があると打ち明けたそうです。それを知りながら手をこまねいていて良いものなのだろうか?ギアゴーストを見捨てることは農家の人々を見捨てることだよな?


殿村が収穫に取りかかったのを見た稲本はそんな殿村たちをせせら笑いましたが、その夕方には笑ってなどいられなくなります。台風は進路を変えて北陸を直撃してきたのです!稲本の田んぼは殿村のところの倍あるそうです。


稲本は、ダーウィンを買うためにコンバインを下取りに出したそうで、今手元にあるものだけではとても間に合わないと、あちこち声をかけて回りましたが、皆自分のところだけで手いっぱいでそんな余裕などありません。


万策尽きた稲本はついに殿村のところへやってきました。するとそこに吉井がやってきてどうせ共済に入っているのだから、たとえ全滅しても損は出ない、と助言します。でも稲本は、命懸けで大切に育てた米が全滅するのを黙ってみてなどいられない、と吉井を怒鳴りつけました


~でも確かおばさんの記憶が確かならば、この稲本も、米なんてどれも同じだ、消費者に味など分らないと言ってませんでしたっけ?


その様子を見ていた殿村は、殿村家にある旧型のコンバインを稲本に貸すことにしました。しかも航平は、殿村家のランドクロウを、作業が終わり次第稲本の田んぼに回せないかと提案します。ダーウィンの地図データをランドクロウ用に変換しようというのです。それには野木、そして帝国重工の許可が必要でした。


そしてそれが可能なら、深谷市に行こうとして(台風の進路が変わったために)急きょ待機状態になっていた6台のランドクロウも、燕市に呼んでほしいと要請します。


もちろん何の得にもなりません。ですが今やらなければ、刈り取れなかった稲は明日の朝には全滅してしまう。農家の方々が丹精込めて育てた稲です。それを何とか助けてやりたいなんとかお願いします( `ー´)ノ


財前は、すぐに野木にデータの変換を要請すると約束してくれました。我々キャラバンはすぐにそちらに向かいます!


キャラバンの隊員たちは不安を口にしますが、財前は断固として譲りません。全責任は私が取る。すぐにかかれ!も~財前が素敵すぎ( *´艸`)


が、水原はそんな財前の行為を叱責しました。お前のしたことは業務命令違反に問われる可能性がある!


しかも相手はダーウィンの顧客だ、助ける義理などない、という水原に、財前は、キッパリこう言いました。


我々の力を必要としている人がいるんです。看過することはできません!


こうして皆が農家を救うために動き出しましたここはワクワクした~!( `ー´)ノ。野木はデータを変換し、帝国重工のオペレーターが遠隔操作をしてくれます


ダーウィンの性能には甚だ疑問を抱いていた稲本は、そもそもちゃんと動くのかと不安げでした。下町トラクターなんてピクリとも動きやしない


そこでついに遠隔操作が始まり、エンジンが始動しました。そしてキャラバンもやってきます。暗闇の中に突如現れた「帝国重工」の名前の入ったトラックは、本当に頼もしく見えましたよね帝国重工キャラバン来た~!(^^)/


お待たせしました。コンバイン・ランドクロウの真価が試されるときです


7台のランドクロウが一斉に動く姿はまさに圧巻でした。その後、ダーウィンの位置情報を使うことでの不具合が生じますが、そこは天才島津が機転を利かせます。地図データをずらして、軌道を修復したのです


この様子はテレビでも放映されていました。その放送に接した伊丹は、佃と島津に心からのエールを送ります。頑張ってください 佃さん、島ちゃん!


朝までかかってようやくすべての作業が終了すると、稲本は感極まったように殿村に礼を言いました。殿村は礼なら皆に言え、と促します。殿村は、航平がライバルのギアゴーストを助けるのと同じように、自分もまた稲本を助けたいと思ったのだそうです。同じ農家仲間だからな


その殿村は、救えた米で美味しいおにぎりを作って佃製作所に届けてくれたそうです。島津は、何か言いたそうにしていた立花に、社長におにぎりを持っていってやれと伝えました。その声に背中を押された立花は、ようやく意を翻します


航平はその顔を見て立花の気持ちを察しました。俺たちの目標は農業を救うこと。困っている人たちを救ってやろう!


立花のみならず、島津もアキも、そして軽部も同意してくれました。また財前も共感し、役員たちに進言してくれます。これは私の仕事です!


その頃伊丹と重田はダーウィン・プロジェクトの参加企業を集めて話し合いをしていたそうです。それが終わり次第、マスコミにダーウィンの製造中止を発表する予定だそうです。


財前は、こともあろうに懲罰委員会の場で皆に訴えてくれました。燕市へのキャラバン派遣に関しては自分の独断だからどんな処分も受けるつもりだが、その前に一つだけお願いがあると切り出します。


ダーウィンのリコールには佃製作所の特許が必要だ。それをダーウィン・プロジェクトに供与する許可を頂きたい!


財前は、もしダーウィン・プロジェクトが破綻すれば、ダーウィンを購入した多くの農家が切迫した状況に追いつめられてしまうと主張しました。


役員たちは皆口を揃えて「造反行為」と批判しましたが、財前は「ヤタガラスの精神を持ち出します。


ヤタガラスは、藤間社長のスターダスト計画によって打ち上げられた。そのヤタガラスから発信される正確な測位情報は日本にいる誰もが平等に使うことができる。それはランドクロウもダーウィンも同じこと


日本の農業を救う手助けをするという目的においては敵味方など関係ない。それがヤタガラスの精神だ


我々は帝国重工~世の中のために救えるものであれば手をさしのべる。そんな社会性こそ我が社が担う責任であるべきだ


藤間もまた、財前を批判する役員たちを抑えてこう言い放ちます


帝国重工が作っているのは「心」だ。下請け企業が力を発揮できる環境を作ってやるのが帝国重工だ。スターダスト計画が目指すのはこの国の繁栄だ。無人農業ロボット事業はその道しるべにすべき


嵐の中駆けつけてくれた帝国重工のトラックがそれを象徴していましたよね。絶対的な力を持つ王者~ここで言えば大企業は下請けを救う義務がある。この理念はあの的場にもかすかに根付いていましたよね。帝国重工が倒れてしまったら、たくさんの下請けも共倒れになる~だから決して倒れるわけにはいかないのだとそれこそが王者のプライド!!


財前がそっと差し出した辞表を破ってその懐に返した藤間がまた素敵でしたね~。何でも言えば通ると思うな。危なかったぞ


この結果を胸に、航平はダーウィンプロジェクトの会合に乗り込んでいきました。最初は佃製作所や帝国重工に敵意をむき出しにした参加者も、航平の言葉に心を動かされていきます


このままリコールすらされなければ、一生分の買い物をした農家の方々は廃業に追い込まれるかもしれない


航平は、台風時の殿村の決断を例に出し、それに心を打たれたと告白しました。敵味方だった農家同士が、大事な米を守るために力を貸し合って助け合った。我々も敵味方の前に同じ技術者だ。


自分達の作る製品が人々の生活を豊かにする。幸せにする。我々の物作りはそのためにあるんじゃないのか


すべてはダーウィンを信じて購入してくれた農家のために、航平は喜んでライセンス契約を結ぶと申し出ました。伊丹にも、過ぎたことは忘れてこれからは一緒に頑張ろうと手を差し出します


島津も伊丹に声をかけました。これからが大変よ


伊丹は、あそこまでしてもらったのだから、今度こそ絶対に佃を裏切らずに乗り越えてみせると誓いました。どうして俺はあの「下町の心意気」を忘れてしまったのだろうかそれは重田なんかにそそのかされたからですよ( ̄^ ̄)ゞ


その後稲本もランドクロウを買ったそうです。ま~ったく調子のイイ男ですよね。農林協はどうしたと?


それを見ても分かるように、ランドクロウの売り上げは予想を上回る快進撃を続け、リユーザブルロケットの打ち上げも見事に成功したそうです。これで藤間の社長の座は盤石だすな


島津と軽部は種子島の打ち上げを見に行き、すっかり「エンジン」に心奪われていたのも可笑しかったですね~。やっぱり技術者にとって「ロケット」は夢なのでしょうね。


そして利菜はSPACE Vというアメリカの宇宙開発会社へ行くそうです。いつかきっと父の技術を越えてみせる、そんな娘にはまだまだ負けないと張り切る航平そう簡単に超えられると思うなよ


お正月らしく楽しい特別編でしたね。またいつかこの「諦めない面々」が新たな挑戦をする姿を見せて頂けたら嬉しいです下町ロケットが面白かった!



『下町ロケット ゴースト+ヤタガラス』池井戸潤 第1作と第2作と4冊セット


これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編

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