2019/01
<<12  1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  02>>

【レ・ミゼラブル~終わりなき旅路】に感動しました(ネタバレと感想)

フジテレビ開局60周年特別企画、【レ・ミゼラブル終わりなき旅路】を視聴しました。夕べは10時から見たい番組がてんこ盛りで、正直申し上げてこれはそれまでのつなぎぐらいにしか思っていなかったのですが、見ているうちにどんどん引き込まれてしまい、他の番組を犠牲にしても最後まで録画してしまいました


いや~本当に素晴らしかったです。特に主人公の青年役の吉沢亮さん(柏木祐一@サバイバル・ウェディング)はその熱演に胸打たれましたし村上虹郎さん(水原哲@この世界の片隅に)はその温かい人柄が1つ1つのセリフからにじみ出てくるようで、あああの子ならきっとそうしただろうと感動しきりでしたレ・ミゼラブルが面白かった(^^)/


もちろん成人してからのダブル主役、ディーン・フジオカさん(柴門暖@モンテ・クリスト伯)と井浦新さん(渡瀬満@モリノアサガオ)の演技も素晴らしかったですよ奥田瑛二さん(男爵@ツバキ文具店)のいぶし銀の演技も随所随所に光っていました


と、おおまかな感想はそれぐらいにして以下ネタバレのあらすじですネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ


主人公の馬場淳(吉沢亮)は、弟の哲が胆道閉鎖症になって以来その世話にかかりきりになった結子(富田靖子~桜井たえ子@ブランケット・キャッツ)に代わって、アルバイトをして家計を支えていました。サッカーが好きな哲を早く元気にしてやりたいと、生体肝移植も希望しましたが、移植は18歳にならないとダメだと止められてしまいます。


その日が来るのを楽しみに手術代を稼いでいた淳は、ある日、結子が投資詐欺に引っかかったと知らされました。病院で声をかけてきた斎藤歌織(かたせ梨乃~大勢頭部@テンペスト)は夫の(寺脇康文~薫ちゃん@相棒)に命じられて仕方なく犯行に及んだそうです。


淳は斎藤家に乗り込んで、金を返すよう要求しました。が、太はそんな淳をひどく殴りつけてきます。淳はさらに殴ろうとした太を突き飛ばしただけなのに、それで倒れ込んだ太は頭をぶつけ、その打ちどころが悪くて亡くなってしまったようです


どう見ても正当防衛、しかも相手は詐欺師だったのに、淳は実刑を言い渡され、少年刑務所に服役させられました


それから3年が経過した頃、淳は刑務官から、弟の哲が危篤だと聞かされます。その時にはもう結子は亡くなって(≒自殺して)いたそうです。


肝臓さえ移植できれば弟は死なずに済む!と覚悟を決めた淳はある日刑務所を脱走しました。が、病院に駆けつけた淳は、ほんの少し前に哲は亡くなったと聞かされます。哲の寂しそうな死に顔を見た淳はやるせなくなり、トラックの前に飛び出して死のうとしました


その淳を助けてくれたのは徳田浩章(奥田瑛二)です。徳田は教会を利用して「徳田育成園」を設立し、行き場のない子どもたちの支援をしていました。いかにも訳ありそうな淳にも何も聞かず、「死ぬのはいつでもできる」と言って施設に迎え入れます。


そこで相部屋になったのが渡辺拓海(村上虹郎)でした。拓海もまた徳田同様何も聞かず、淳を放っておいてくれます


翌日徳田は「ただ飯は食わせない」と言って淳に作業着を渡し、拓海とともに工事現場へ行かせました。


仕事から戻ってきた拓海は、淳が一日中何も口にしなかったのを見ていて食堂で百円を渡し、これで何か食え、と促します。それでも淳は受け取ろうとしなかったところに、徳田がその日の日給を持ってきてくれました


その日のメニューは「牛丼」で、美味しそうに食べる拓海の様子につられた淳もようやくこれを口にします。旨い!


拓海はやっと声が聴けたと嬉しそうに笑いました


部屋に戻った淳は拓海に、なぜ何も聞かないのかと尋ねます。すると拓海は、お前は俺の足が悪い原因を聞きたいか?と聞き返しました。淳がかぶりを振ると、それと同じだと答えます。


でも名前だけは知っとかんとな


淳はちょっとためらって「哲」だと答えました


その後、徳田同様、さりげない優しさを見せる拓海に淳は少しずつ心を開いていきます。ある時淳は、いつも拓海が勉強している理由を質問しました。


拓海は司法試験の勉強をしているのだと答えます。中卒の拓海が弁護士を目指すきっかけとなったのは、濡れ衣を着せられそうになった時に国選の弁護士が助けてくれたからだそうで、育成園に来たのも彼が世話してくれたらしい


その後すぐ、育成園に刑事が訪ねてきました。淳を捜しに来たのです


でも徳田は何も言わずに淳を隠してくれました。拓海もその話を聞いていて淳が殺人犯だと知りましたが、敢えてを淳に渡して、髪を切ってくれと頼みます。淳はいつも哲の髪を切っていたそうで手慣れた様子で拓海の髪を切りながら、その拓海の信頼に応えるべく、自分の口から過去を話し始めました。


俺にとっての真実はおまえが「いろんな事情があってここにいる」ということ。お前は凶悪犯じゃなくて正当防衛だろう?


人を殺したと言っても信じてくれた拓海の優しさに涙が止まらない淳です。その二人の会話は、徳田が物陰で聴いていました。


その後拓海は危篤の母親に会いに行きました。徳田は、拓海がその母親と義理の父親に虐待されていたと明かします。足が悪いのもそのためだそうです。


徳田は淳に、どっちの道に進んだらいいか迷うことがあったら、難しい道を選択するよう教えました。その教えは淳の心に深く刻まれ、その後の道しるべとなっていきます


その教えが最初に生かされたのは、親友拓海との別れの時でした。神戸に在った徳田育成園は阪神淡路大震災の被害に遭い、拓海は材木の下敷きになって動けなくなったのです。淳がどんなに頑張っても、拓海を救うことはできませんでした。


それで拓海は淳にポケットの中から財布を取りだすよう命じます。そこには拓海の保険証が入っていました。拓海は、唯一の肉親だった母も死んだから誰に知られる心配もない、前科の無い渡辺拓海になって人生を生き直せと淳を説得します。俺の分まで生きろ!!これを機会に人生をやり直せ!


このふたりの様子は遠くで徳田が目にしていました。徳田は淳が「難しい選択」をしたと確信し、その後も力になってくれたようです。


こうして淳は「拓海」となって、一生懸命勉強をし、拓海の夢だった弁護士になりました(ディーン・フジオカ)。その傍らには、拓海の恋人だった佐山梨沙子(香里奈~芦沢ひとみ@結婚式の前日に)がいます。梨沙子の首には、拓海が働いて貯めたお金で買った「ちょっと遅いクリスマスプレゼント」のネックレスがかかっていました


拓海をよく知る梨沙子はきっと拓海が淳に自分の人生を託したと信じて、そんな拓海に代わって身を削って弁護士をしている淳を放っておけなかったに違いありません。


一方、淳が誤って死に至らしめた斎藤太の息子=涼介(清水尋也~沢村翔太@高校入試)は新聞で「馬場淳」が大震災の犠牲になって死亡したと知りました。涼介はもともと父をひどく嫌っていて、母がそんな父の片棒を担いだばかりにこんな事件を招いたのだと憤っていたほどなので、淳の脱走は許せなかったものの、死んだなら仕方ないと諦めていたそうです。


その涼介は成長して刑事(井浦新)になりました。


その後、大震災から9年経った東京でふたりは偶然再会します。最初は相手に気づかずにいましたが、涼介が偶然「徳田育成園」からの封書を淳が持っているのを目にしたことから、疑念が湧いてきました


涼介はかつて徳田育成園にいた人物を探して馬場淳について尋ねます。彼についての証言はほとんど得られませんでしたが、その親友だった「渡辺拓海」についての特徴を耳にしました。拓海は足が悪くていつも引きずって歩いていたというのです。


涼介が「馬場淳」の死亡診断書を調べたところ、そこにも足が悪かったという所見が書かれていました。それで涼介は、淳が拓海を殺して拓海に成りすましたに違いないと憶測します


最初は太を憎んでいたはずの涼介が、その太を殺した淳をこうまで憎んだのは、その心のどこかで、あの悲劇を生んだのは自分が問題から逃げたからだと知っていたからですよね。涼介は母の歌織を責めていたけど、それは自分に対する歯がゆさでもあったのでしょう。「怖いからと言って逃げていてはダメだ」~その言葉は自分に向けられていたに違いありません


人が憎しみを抱く時、それが本来自分に向けられるはずの場合、その憎しみは往々にして増幅されてしまいがちです。涼介は、なんとしても淳を捕まえると躍起になりました


一方の淳はその頃、不破唯(山本美月~目黒すみれ@モンテ・クリスト伯)というシングルマザーの相談に乗っています。唯はそれでなくても家計が苦しいところに、無認可保育園の田辺真澄(長谷川京子~間野京子@ペテロの葬列)にぼったくられて、非常に苦しんでいました


そのストレスが祟ったのか、急性白血病に侵されて敢え無く死亡してしまいます。唯は最後に淳にひとり娘のを託しました。これまで登場人物の名前に原作との関連性は見られませんでしたが、この子だけは「コゼット」を意識したのでしょうか


淳は真澄とその夫の田辺元(金子ノブアキ~結城雅@CRISIS)を摘発し、梢を連れて逃げ出しました。久々に訪ねてきた徳田から、涼介が淳を追っていると知らされたからです。おまえにとって難しい選択はどちらだ?


淳は自首する道ではなく、梢を育てる道を選びました。徳田に頼んで梢を養女にしてもらい、ふたりで福島へ行ってリンゴ農家になったようです。そこで淳はまたしても大震災~今度は東日本大震災を経験しました。


美しい娘に成長した(清原果耶~バルサ@精霊の守り人)は、地元で復興への情熱を燃やす若き政治家=碓氷慎(松下洸平~篠崎大和@無痛~診える眼~)と恋に落ちます


慎の祖父の碓氷太一郎(伊武雅刀~真壁達臣@ハゲタカ)は猛反対しましたが、すぐに反対できない事態に追い込まれていきます。慎が劇症肝炎で倒れたからです。しかも慎の血液型はRHマイナスOという珍しい血液型で、淳のそれと一致しました


哲のドナーになれなかった淳はこれこそ今まで自分が生きていた意味と理解し、梢のためにも慎のドナーになる決意をします。そのためには慎の姻戚になる必要があるそうで、淳は徳田との養子縁組を進めました。こうして戸籍を動かしたことで、拓海が淳の居場所を嗅ぎつけます


一方、その福島には田辺夫婦も来ていました。姑息に自転車泥棒をしていたそうですが、慎に片思いをしていた娘の瑛里華(福田麻由子~神谷カエ@コウノドリ)から梢のことを聞き、良い金づるができたとほくそ笑みます。ふたりは涼介から聞いて淳が人殺しだと知っていたのです


そこへ涼介がやってきました。涼介は田辺元を脅して淳の居場所を聞き出そうとしますが、逆に田辺に銃を奪われ、腹を撃たれてしまいます


田辺夫婦は、まだ生きていた涼介を山に埋めようとしました。これに気づいた淳は警察に通報し、涼介を救い出します


なぜ俺を助けた!?


淳はそれに答えず去っていき、ドナーの手続きを進めました。淳は生体肝移植を終えたらまた戸籍を元に戻して自首するつもりでいたのです。太一郎にもそう約束していたようです。


が、それを知った慎は太一郎を許しませんでした。僕を失うか、命の恩人で大事な父となる淳を家族として迎えるかのどちらかを選べと迫ります。慎の父親は清廉潔白な政治家だったそうで、義父で古い体質の太一郎に反発して家を出たのだそうです。


また、他人のために肝臓を譲る決意をした淳に感動した瑛里華は、刑務所にいる両親に面会に行き、瑛里華が移植を必要とする病気になったらドナーになってくれるか?と尋ねました。ふたりは金でドナーを探すと答えたそうです


これで両親に愛想をつかした瑛里華はキッパリ縁を切ったそうです。この田辺夫婦は実にひどい人間だったので、出所後も瑛里華に付きまとうのではないかと本気で心配してしまいましたも~ハセキョンが特に憎らしかった( `ー´)ノ


そして淳は、梢と暮らし、親子になれて幸せだったという手紙を残して神戸に戻ってきました。阪神淡路大震災の慰霊碑の前で手を合わせていたところに涼介が現れます。淳は大人しく涼介に逮捕されましたこの光景もまたよかった(/_;)


涼介の後輩も語っていたように、今さら捕まえても大した罪にもならないでしょうが、逆にああして逮捕されたことで淳が淳に戻れるのは、淳にとっても良いことなのかもしれませんねレ・ミゼラブルが見ごたえあった~( *´艸`)。また涼介も、今度は私怨ではなく、あくまでも刑事として罪を犯した淳を逮捕したのでしょう。


お正月の特別番組らしく、贅沢で見ごたえのあるドラマでしたね。大満足ですhare


これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編

関連記事

コメント 0件

コメントはまだありません

コメントをどうぞ