小吉の女房を見始めました~このドラマめっちゃ楽しいっ!第1話 あらすじと感想

NHKBS時代劇、【小吉の女房】を見始めました。も~いかにも江戸の下町情所がそこかしこにあふれていて実に楽しいドラマでしたね。この作品は「八重の桜」や「コウノドリ」を手掛けられた山本むつみさんの脚本だそうです


以前見た「間違われちゃった男」のテルもそうでしたが、こういう破天荒でべらんめえ、でも筋は一本通っている男気のある役をやらせたら古田新太さんは天下一品でござるね


またそんな一本気な亭主を支える恋女房のお信にも沢口靖子さんピッタリでした。沢口さんと言うと最近はシリーズもので役が定着した感がありましたけど、このお信は良かったな~可愛らしくておきゃんでいながらいざという時には頼もしい


このふたりを見守る?おばばさまこと登勢には江波杏子さん(東加代子@限界団地)。「なめくじ」のように家を持たない役立たずの婿=小吉をこき下ろす様子はこれまた天下一品でございましたのに、昨年亡くなられていたとはなんとも残念でなりません


江波さんへの哀悼と感謝も込めて、ドラマはたっぷり楽しませていただきまする。以下、第1話「旦那様は就活中」のネタバレのあらすじです小吉の女房のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ


本所・割下水に住む貧乏旗本の家は、ナレーションにもあったように、かつては代々徳川家に仕える直参で、長篠の合戦では手柄を立てたとも伝えられている武門の家柄なのだそうです


それが250年経った現在の当主は、男谷平蔵(平泉成~大隈重信@いだてん)の三男で、荒くれもので有名だった亀松あらため小吉ですが、お信と一緒になって勝家の家督を継いでからずっと小普請組でくすぶっていたそうです


小普請組とは「役に付けない幕臣」の集まりで、彼らの仕事は毎日、小普請組支配、大久保上野介の屋敷に赴き、役をもらえるよう頼むことなのだとか。そ~れで小吉を初めとする大勢が毎朝、ダッシュしていたのですね~


何せ小普請組では仕事が無いためお役料、つまりは給料が貰えないのだそうですよ。家禄は家に与えられる俸禄だそうで、婿養子としてはますます肩身が狭いところですね


とはいいながら、小吉はそんなことは屁とも思わぬ大物で、毎日おばば様こと登勢に嫌みを言われても、それを数倍にして返していましたおばば様と小吉のやり取りがまた楽しい(^^)/


ある時息子の麟太郎(後の勝海舟、福冨慶士郎)が、あまりに薄いみそ汁とすまし汁だと思ったと言ったのを受け、登勢は、侍の子は食べ物に文句を言うものではないと窘めます


勝家はやりくりが苦しいのです。婿殿がいつまで経っても小普請組から抜けられないのでお役料がいただけないのです


味噌の香りがかすかにするだけでもありがたいと思わなければと麟太郎に微笑んだ登勢を遮るように、小吉は今日のご飯が柔らかいと指摘しました


お信が水加減をしくじったかしらと答えると、小吉は歯茎がぐらついている年寄りの口に硬い飯は酷だからちょうどいいわな、とやり返します


もちろんそれで黙っているような登勢ではありません。歯が何と?まだまだ大丈夫、そなたには負けぬ!年寄り扱いするでない!( `ー´)ノ


そう言ってたくあんをボリボリかじった登勢に、小吉も当然受けて立ち、いやいやそれでは「音」が違うと対抗しました。丈夫な歯はこうです!ボリボリボリ


登勢がどこが違うというと、小吉は音も聞き分けられぬようでは耳も遠くなったかと心配そうに登勢の顔を覗き込みました


これらのやりとりは日常茶飯事のようで、テキトーに双方を立てるお信はもちろん、麟太郎も「今日の勝負は引き分け」などと母のお信に囁くほどです


これもすべては小吉が小普請組に甘んじていたからですが、その日小吉はいつものように馳せ参じた支配の大久保上野介から声をかけられ、「辛抱の木に花が咲くと労われました。


これは!?


その頃、いろんな意味でナメクジが嫌いな登勢が縁側でこれを見つけてお信に塩を持ってこさせました。お信は、やぶ蚊とナメクジは本所の名物だと言い、もしやこれが朝蜘などと同様「虫の知らせの良い意味なのではないかと、命を救ったそうです。


そこへ勝家用人の利平次(石倉三郎)が、それはそれは嬉しそうに一報を持って駆け込んできました。これは御番入りが叶う前触れではありますまいか?


小吉を幼い頃から世話してきた利平次は一本気な小吉が大好きなのです。


それからしばらくして、同じ本所の亀沢町に住む小吉の実家=男谷家から呼び出しがかかりました。小吉の兄の彦四郎(升毅~今井忠興@あさが来た)は、このたび小吉はようやく小普請組から一歩進んだ御徒士(おかち)に入れることになったと言い渡します。目標は御番ですが、まずは小普請組から抜け出すことが肝要だと語りました。


が、肝心の小吉は渋い顔です。御徒士頭の石川太郎左衛門(高橋和也~三津田桂司@ツバキ文具店)はその昔、小吉の家柄と貧乏を理由に小吉を馬鹿にしたのだそうです。もちろん小吉は黙ってやられてなどおりません。竹刀でもってこてんぱんにやっつけたそうです性根の腐った奴め!( `ー´)ノ


腐った料簡のケチな野郎さ


だから役目を替えてほしいと語る小吉を、彦四郎は怒鳴りつけました。お前のために父上がどれほど気と金を使ったと思っているのだ!?平蔵の親心ですね~(/_;)


平蔵はことあるごとに重役たちに付け届けをしてくれたそうです。春は花見に夏は暑気払い、秋は月見と進物を送ってご機嫌を伺ったからこその「御徒士」なのだ!


彦四郎の妻のお遊(高橋ひとみ~クリニックの患者@大恋愛)もお信を呼び出し、内助の功を発揮するよう命じました。こちらは「小姑」ですが、小言だけじゃなくちゃんと「軍資金」を渡してくれるところはありがたいですね


小吉は、不承不承、このお役を引き受けることにしました。決め手は「麟太郎」の行く末です。自分一人なら小普請組のままでも良いが、賢い麟太郎がまた馬鹿にされるのは忍びない


奈良の観音、駿河の観音(ならぬ堪忍、するが堪忍)で行くしかねえや


こうした「たとえ」は登勢も大得意です。前述したナメクジはもちろん、外れくじ柄の無い肥柄杓(=どうにも手のつけようがない)などと小吉を批判しました


とはいえ、その小吉を婿にしたのはお登勢なのだそうです。なんでも、お信が5歳の時、お信の父母が流行り病で亡くなったため、お登勢が慌てて小吉を婿に決めたのだそうです


ところが「婿」に迎えた小吉は、毎日毎日暴れ放題の喧嘩三昧、14歳では家を飛び出し、卑しい者たちと「抜け詣り」もしたそうです


これに対してお信は、小吉は決して弱い者いじめはしないし、家を出たのも登勢が苛めてばかりいたからだと反論しました


でも小吉は20歳でも家出をしたそうで、さすがの登勢もお家取りつぶしを覚悟したらしいのですが、これを素早く察した平蔵が小吉を座敷牢に閉じ込めたことでなんとか事なきを得たのだそうです。


後に小吉が明かしたところによると、この牢の柵はすぐに外れるように作ってあったそうです。それでも小吉は父の意を酌んで3年間も大人しく反省していたそうです


座敷牢の中で小吉に勉強を教えていたお信はめでたく妊娠し、跡取り息子の麟太郎を授かりました。この辺は元々夫婦である訳ですし、跡継ぎを作ったという点ではお登勢は小吉を評価していたというのがまた可笑しい


この時、小普請組支配だったのは、石川太郎左衛門の祖父=将監だそうで、その将監は、平蔵が小吉を隠居させるというのを留めてくれた人格者だったそうです。それともあれかな、そこは平蔵が上手くおだててそう言わせたのかしらん?


その後、男谷の父と兄も交えて、御徒士組との酒宴が開かれました。もちろん費用は男谷家持ちです。


そこに招かれた太郎左衛門は、平蔵と彦四郎には良い顔をしていましたが、やはり小吉の推察通り、いまだに性根のくさった男でしたよ。だからあんな不細工で意地悪な妻しかもらえんのだすわ


そんな上役についている部下ですからお里が知れていますよね。太郎左衛門と男谷家のふたりが席を外した途端、暴言を吐き始めました。最初は店と料理に文句をつけ、土産までもがしみったれだとこき下ろします。


それでも小吉はじっと我慢していました。その脳裏には麟太郎が浮かんでいたに違いありません。


が、さすがに父の悪口を言われてはもう我慢ができませんでした。小吉は、男谷家が金貸しで吝嗇(ケチ)だなどと言われて黙っていられる男ではありません。ちなみに小吉はからっきしの下戸だそうです。


べらぼうめ!口に関所がねえからって勝手放題ぬかしやがって!強い者には尻尾を振り、下の者には吠え掛かって威張りまくる。てめえらみたいな卑怯な奴を何というか教えてやらあ。犬侍ってんだ!!御徒士なんてこっちから願い下げだ!!腰ぎんちゃくのへっぽこ野郎がっ!!下手に出ていればいい気になりやがって!( `ー´)ノ


そんな「へっぽこ」がいくらかかってこようとて、小吉の相手ではありません。小吉は思う存分奴らを叩きのめしましたてやんでえ!( `ー´)ノ


一方、小吉が暴れて御徒士の口が無くなったとだけ聞かされたお信は、どうして我慢できないのだとめずらしく語気を荒げましたが、小吉は言い訳一つしませんでした。


お信はせっかく骨を折ってくれた平蔵に申し訳が立たないと、早速男谷家を訪れます。平蔵は平身低頭する嫁に事の次第を語って聞かせました。


あいつはそういうやつだ。これで御番入りの望みは消えたが、実をいうとわしは嬉しかったのだよ


親の悪口を言われても、出世のために黙っているような卑しい人間じゃなくてよかったと笑った平蔵に、お信はまた深々と頭を下げました。小吉の気持ちにまで考えが及ばなかった自らの浅はかさを詫びたのです


平蔵は、お信が持参した鮒の甘露煮を美味しそうに食べて笑いました。この鮒は麟太郎が釣ったものらしい


その夜です。平蔵が突然逝ってしまったのは。部屋で卒中で倒れていたのに家族が気づいた時はもう手遅れだったそうです


平蔵を見送った小吉が、その平蔵が作った座敷牢を眺めながら、最後までガッカリさせてしまったと己の不孝を嘆いていると、お信が平蔵の最後の言葉を伝えました。そうではないのです。父上は喜んでおられました


こざかしく立ち回る者が出世する世の中だ。小吉の気性では志を得るのは難しいだろう。なれど、あのまっすぐな気性を貫けるなら、たとえ生涯無役で終わってもよいではないか。おばば殿はこうなるだろうがな。


そう言って、お箸を2本、頭につきたててみせた茶目っ気タップリの平蔵には、もっともっと長生きしてほしかったですね平蔵さんが楽しかったのに(/_;)


小吉はお信にそれでいいのかと尋ねます。


するとお信は、昔小吉が平蔵から弱い者いじめをしたと厳しく叱られた時、他の子を庇って口をつぐんでいたことを語りだしました。その時お信はこんな素敵な人の嫁になれるのだと幼心にとても嬉しく感じたのだそうです


意地っ張りだけど強くてまっすぐで優しいこの人が私の旦那様なんだってその気持ちは今でも続いていますね♡


それからしばらくして平蔵の49日が過ぎた頃、小吉は縁側で寝ころびながらつくづくこう言ったそうです。


ナメクジってのは偉いもんだな。鎧うからも無しに角をつっぱらかして生きてやがる。


俺はナメクジでいいと言いながらもやっぱり麟太郎のことは気になるようで。。。


でもお信は雲の上には青い空が広がっていると信じていたようですよ。雲外に蒼天ありいい言葉ですね♪


それ以外では、途中、鮒を釣っていた麟太郎に声を掛けたご隠居(里見浩太朗~服部さん@リーガルハイ)も気になるところです


タイトルバックの小吉とお信をかたどった人形も可愛くて思わず見入ってしまいました。そんな見どころいっぱいの時代劇ホームドラマ、「小吉の女房」は続きもとっても楽しみですねangel onpu


前後のあらすじはこちらから

2話のレビュー→



山本さんが高校時代に読まれた小説だそうです


これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編

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