小吉の女房 あらすじと感想 第6話 お信、鼠小僧の一味になる

NHKBS時代劇、【小吉の女房】の第6話は「お信、鼠小僧の一味になる」です。これまた何とも切なくてじんわり心に沁みる良いエピソードでございましたね~ホント、このドラマはええわ~。以下ネタバレのあらすじです。

小吉の女房のネタバレ感想行きますよ~(^^)/


江戸の町に「鼠小僧」が現れました。でも鼠小僧は既に4年前、天保3年に処刑されていたそうです。しかも今の鼠小僧はどうやら二人組のようで?


その頃、勝家に長女が生まれました。この子はと名付けられ、お食い初めのお祝いには、彦四郎夫婦も駆けつけてくれました。


当時は天保の飢饉の真っただ中で、お信は、貧乏暮らしならではの知恵をお遊に授けたそうです。「きらず」とはおからのことらしく、これに塩をまぶしてお米と一緒に炊くとなかなか味も良いのだそうです


登勢は、50年前の天明の飢饉のようにならねば良いがと案じましたが、彦四郎は、町奉行が指図して諸国から米を買い入れている(お救い米)から、江戸で餓死者が出るようなことはないだろうと答えました。


でも麟太郎は、江戸はそれでよくても、田舎はどうなってしまうのか?と心配します


その田舎で苦しみ、飢えと病で家族を失った者が、江戸で鼠小僧となりました。太助(新村宗二郎)と留吉(西井幸人)という青年です。


ふたりは、夜は大名屋敷に盗みに入り、昼は「河童」を演じて、いわゆる「見世物」で金を稼ごうとしていました。


が、そこを喜八(本山力~暴力団員@科捜研の女)という岡っ引きに目をつけられてしまいます。田舎から出てきた無宿者だな!


そこへ定町廻り同心の青木利十郎(稲田龍雄~保富章@科捜研の女)までやってきました。


留吉と助けを不憫に思った小吉は、いやいやどこから見ても河童にしか見えないと庇い、川に飛び込めと命じます。様子を見守っていた長兵衛は、喜八に袖の下を渡しました。今日のところはこれで・・・。喜八は青木に目配せをして帰っていきました


そうした賄賂は、幕閣の中心にいた水野忠邦(白井滋郎~芝木寅彦@科捜研の女)も同様で、老中になるまでにはかなりの金品を贈ってきたというのには驚きましたね。その水野と鳥居耀蔵(橋爪淳~尾田順平@家売るオンナの逆襲)を見た碩翁は、嫌な奴がウロチョロし始めたものだと憂えていたそうです


さて、世話好きな小吉は、早速ふたりを家に連れ帰りました。質の悪い岡っ引きに目をつけられたから、ほとぼりが冷めるまでうちに置くことにしたと語る夫に、お信は目をまん丸くして驚きます。ふたりも?(お米もないのに??)


小吉はまったく意に介さず、お順のことで大変だろうから、家のことを手伝ってもらえばいいと単純です


まっ、飯だけはたらふく食わせてやってくれ。(


お信の心の声は登勢が代弁しました。うちは宿屋ではありませんよ


が、ふたりの腹の虫が鳴るのを聞いたお信は捨て置けず、しばらくの間ならなんとかなると請け負います


そしてお信と登勢は早速ふたりをこき使いました


ふたりとも実に気持ちの良い青年で、あれこれ頼む前に先に自分から気づいてくれて、手先の器用な太助は屋根の雨漏りから壊れた鶴瓶桶、ひいては、登勢の箪笥まで直してくれます。また子ども好きな留吉はお順の世話をしてくれました。留吉には年の離れた妹がいたのだそうです。


後で分かったことですが、その妹と母も、この飢饉で亡くなってしまったそうです


その後ふたりは、多分、世話になったお礼にとお芝居をして見せてくれました。とざいと~ざい~!これよりお目にかけまするは田舎芝居の一幕♪


登勢は麟太郎に、これは静御前と義経の芝居だと教えてうっとりします。若い頃はよく芝居見物をしたのだそうです。私は瀬川菊之丞が大のひいきでした。それは美しい女形で


その表情を見たお信は驚いたように、登勢にも若い頃があったのだ、と大きく頷きました。小吉はニヤリと笑います


芝居が終わるとふたりは踊り始めました。ずぼんぼえ、ずぼんぼえ、はっ、ずぼんぼならこそ面憎い、はい!坊ちゃんもどうぞ!


そのうち麟太郎も引っ張り込まれ、なかなか上手に踊れずにいると、麟太郎はお信も踊れと誘います。


ずぼんぼえ、ずぼんぼえ、はっ!


お登勢も小吉も互いに顔を見合わせながら大笑いして見物していたそうで、こんなにぎやかな夕べは勝家では初めてのことだったそうです


その後ついにふたりの正体が明かされる時がやってきます。ある時二人が夜中に泥棒を働いて帰ってきた時、お信が起きていたのです


その時はそれほど不審には思わなかったのですが、町に、昔の鼠小僧と現在の鼠小僧が書いた文字が張り出されたのを見たお信は、現在のそれが留吉たちの田舎芝居の演目を書いた文字に似ていることに気づきました


まさか?


また岡っ引きの喜八も、偶然目にした鼠小僧の後ろ姿が、河童の後ろ姿に似ていたことに気づきます


青木は、彼らを連れて行ったのは小吉だと見抜き、勝家を見張らせました。それを知った小吉は帰宅してお信に、ふたりを外に出すなと命じます。それでお信は自分の推理を打ち明けました。


そしてついに小吉とお信は、またふたりが盗みに出かけようとした現場を抑えます


うかつに出ると鼠取りに引っ掛かるぜ


留吉と太助は正直に理由を話しました。ふたりの村では飢饉で大半が死んでしまい、生き残ったものもちりぢりになったため、村自体がもう無くなっていたそうなのですが、かつて賑やかに年に一度は祭りを開いて芝居をした時を懐かしんだふたりは、盗んだ金で舞台を作り、衣装を揃えて芝居がしたいと考えたのだそうです


そしたらちりぢりになったみんなもいつか村に戻ってくるべ。死んじまった妹やおっ母の魂も戻ってきて、一緒に芝居を見てくれっぺよ


盗みが悪いことだとは百も承知で、だからせめて相手は大名に限り、決して人を傷つけぬよう「鼠小僧」を名乗ったのだそうです。


留吉と太助は、小吉たちに迷惑をかけぬよう家を出ようとしますが、もし捕まれば勝家に迷惑が及ぶと悩みます。小吉とお信も、もし捕まればふたりの死罪は免れないし、彼らを匿った自分達もただでは済まぬと思案しました


そこへ銀次がやってきます。銀次は喜八らが太助たちに目をつけたのを知ってすぐ、逆に彼らの弱みを握ってくると探りに行ってくれたのです


おつなものが手に入りやしたぜ


喜八は青木の紙入れをすり、その中から「毎月二両二分を青木に払う」という証文を手に入れてきました。書いたのは、お救い米の買い付けをしている深川佐賀町の米問屋です。お救い米は、本来なら、深川の米問屋ごときが請け負える話ではないらしく、小吉は、青木が口を利く代わりにこの賄賂をせしめたに違いない、と思い立ちました


それだけ払っても惜しくねえほど米の買い付けで儲けたってわけだ


が、小吉はこれを不問に付す代わりに、勝家に張り付いている見張りをどけさせようと考えました。青木を男谷道場に呼びつけて、取引を持ちかけます


くどくは言わねえ。その証文と引き換えに家の周りにいる雑魚どもを追っ払ってもらいてえ


その頃留吉たちはお信に、ふたりを捕まえて奉行所に突き出してほしいと申し出ていました。そうすればお信達に類が及ぶことがないと思案に思案を重ねた末での結論です


お信は、大丈夫、旦那様が何とかしてくださるはずだから、とふたりを押しとどめました


その言葉通り、翌日見張りの姿は消えていました。留吉と太助は「めがね屋」と「薬売り」に姿を変えて故郷に旅立っていったそうです。もう決して盗みはしない、いつか村芝居ができる日が来たら、きっと知らせに来ると語ったふたりにお信は握り飯を持たせたそうです


2人いなくなって急に静かになったな


それは登勢も同じ気持ちだったようです。寂しくなりますね


でもお信と小吉は、鼠小僧に手を貸したからには自分たちもれっきとした盗人の一味だと「秘密」を共有して微笑みました


「おんな鼠か


そんな「女鼠小僧」のお信は、小吉から青木の証文をもらっていたそうです。果たして何をするつもりでしょうか?


あ~あと2話で終わるなんて寂しい限りでござりまするが、残りもたっぷり楽しませていただく所存でござる小吉の女房が面白すぎ(^^)/


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