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パーフェクトワールド あらすじと感想 第1話 若い二人を応援したくなるドラマ

松坂桃李さん主演のドラマ、【パーフェクトワールド】を見始めました。番宣ではラブストーリーということでしたが、松坂さん演じる主人公が障害を持つ方だったため、社会派ドラマに分類しようか迷っていた時、公式HPのこの言葉が目に飛び込んできて、迷わず「ラブストーリー」に分類させていただきました

いつかこのドラマがただのありふれたラブストーリーになりますように

主人公の鮎川樹が吐いたセリフが蘇ります

障がい者だからしょうがないねって思われたくない。そんなふうに同情されて生きるのはもう嫌なんだよ松坂さんの迫真の演技でした(/_;)

障害があるのは決して特別なことではない、自分や愛する人がいつそうなるかもしれないのだから、私たちひとりひとりが必要とされたらいつでもすっと手を差し伸べ、日頃ももし自分に障害があったらここは不便ではないだろうかと思いを馳せることができたら、もっともっと優しい社会になるのではないかとあらためて痛感させられました

おばさんの感想はそれぐらいにして、以下ネタバレのあらすじですパーフェクトワールドのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

インテリアデザイン会社で事務をしている川奈つぐみ(山本美月~女性記者@いだてん)は、設計事務所との打ち合わせの席で、偶然、高校時代の同級生で初恋の相手=鮎川樹(松坂桃李~北條周作@この世界の片隅に)に再会しました。樹は、高校時代の夢を叶えて一級建築士になっていたのだそうです

親に反対されて好きな絵を諦め、それでもなんとか東京にしがみついていたつぐみは樹を尊敬のまなざしで見つめますが、ふと、高校時代はバスケに大活躍だった樹を思い出してしまいました

もうバスケはやってないの?

12年ぶりの再会に喜んでいたつぐみは、樹はともかく周囲が皆、この言葉に静まり返ったのにも気づきません

なんと樹は大学時代に事故に遭って脊髄を損傷し、腰から下が麻痺しているために車いす生活を余儀なくされていたのだそうです

つぐみは自分の無神経な言葉を詫びようと、その翌日、樹が働いている渡辺設計事務所の前でその帰りを待っていました。でも樹はそんなに謝らなくていい、逆に驚かせて悪かったと謝罪します。

その後話題はつぐみの絵に移りました。つぐみは昔何でもいいから絵に関わる仕事がしたいと考えていたのだそうです。

樹も絵は好きらしく、ふたりは一緒に個展を見に行くことになりました

当日、樹は車を運転して現れてつぐみを驚かせます。何でもひとりでできることはひとりでやるんだ

が、個展会場の画廊にはエレベーターが無かったため、樹は鑑賞することができませんでした。つぐみは、あの画廊には何度も行ったことがあるのに、どうして気づかなかったのかとの無念の思いから、受付に食って掛かります

階段を利用できない人は見られないなら、サイトに書いておくべきじゃありませんか!

それでも樹は自分が不注意だったととりなしました。いつもはちゃんと調べてからくるんだ

結局二人は絵を見ないで食事に行きました。そこで樹は、高校時代から付き合っていた恋人の雪村美姫(水沢エレナ~初音@)と別れたことを打ち明けます。樹は、事故さえなければ結婚していたが、この体では恋愛も結婚も諦めるしかないと語ります。樹は下半身の感覚が無いため、うんこも漏らしてしまうのだと告白しました。

好きになったら、うんこくらい平気だよ!屁の河童だよっ!

そうは言いながらもすっかり気落ちして帰宅したつぐみを、高校時代からそんなつぐみに片思いをしていたらしい是枝洋貴(瀬戸康史~神部@まんぷく)がこう言って慰めました。スポーツ万能だった樹が今は車椅子という事実を受け入れられないのは当然だ

そんな是枝やつぐみには高校時代の同窓会の通知が来ていたそうです。もちろん樹にも来ていましたが、その樹には美姫からの結婚式の招待状も届いていたそうです。どうやら別れを切り出したのは樹らしく、美姫はまだ樹を忘れられなかったようです。

でもそれは樹も同様でした。つぐみに同窓会のことを聞かれた樹は、つぐみに恋人のふりをしてほしいと頼んできます。そうすれば美姫が安心するだろうということでしたが、実際は樹自身がまだ別れを受け入れられなかったようですね

別れを受け入れたのは、こんな体になった男と結婚するのは無理だって思ったからだろ?

樹はそう言って美姫を詰り、つぐみには黙って会場を出て行ってしまいました。美姫からそれを聞いたつぐみは懸命に後を追いかけ、追いついてからも声を掛けられずにそっと後をついて行きます。

いいから1人にしてくれないか!

いつきはどうやらお漏らしをしてしまったようなのです。それに気づいたつぐみはコートを脱いでそっと樹の膝の上に置きました。そのまま黙って車椅子を押し、樹の家まで送ります

樹の家には事故の直後に体の中に埋めたいかつい留め具やレントゲンがありました。樹はそれをつぐみに見せながら、排泄障害についても説明します。普段は水分を取り過ぎないようにし、トイレもマメに行く、外出時にはオムツもしていくのに、今回はそれができなかった~バレるわけないのにカッコつけたその気持ちもよく分かるよ(/_;)

つぐみが、樹が美姫を忘れられずにいたことを指摘すると、樹は昔は自殺も考えたと打ち明けます。寝たままで寝返りさえ打てない樹は、自殺するにも道具を取ることすらできず、自分の両手で首を絞めようとしたのに、下半身に力が入らないため、それすらできなかったのだそうです

もう1人じゃ死ぬことすらできないってわかった時の絶望感といったらなかったな。

つぐみは泣きながらもそんな樹はすごいと称えました。自分自身を受け入れるのも立ち直るのも大変だったのに、夢を実現して目標に向かって生きている!

それに比べて自分は~と落ち込むつぐみを樹が励まします。今からだって遅くないよ。人生は一度しかないんだ!

つぐみはインテリアデザイナーになって樹と一緒に仕事がしたいと心の底から思いました頑張れつぐみ!

それからふたりは頻繁に連絡を取り合うようになりました。樹は渡辺事務所が参加するコンペの準備に大忙しで、つぐみもそんな樹を応援しながら自らも絵を描き始めます

ある時樹は最終仕上げに取り掛かろうとしていたところで無理がたたったのか、褥瘡のために高熱を出してしまいました。その上尿路感染も起こしていたそうです。

医師は入院を勧めましたが、樹はゼッタイに最後まで仕上げるのだと言い張ります。皆に迷惑かけたくないんだ!

冒頭でも触れた血を吐くような樹の言葉を聞いたつぐみは樹をサポートすることにしました。それでもやはり限界があって、つぐみはもうボロボロな樹を見るに見かねて止めようとします。今回は諦めて、次にまた頑張ればいいじゃない

次なんかないよ。いつ死ぬかもわかんないのに俺には今しかない。今やんなきゃだめなんだよ!大事なのは今なんだ!

それでつぐみが後を引き受けることにしました。分かった、私がやる!!私が描くわ!!

そう言いながらためらっているつぐみを樹が後押しします。樹はかつて、つぐみが描いていた絵を展覧会まで見に行ったのだそうです。ちょうどバスケをしている樹が見える位置で、学校の裏に咲く桜を描いたつぐみの絵は優秀賞を獲得したのだそう

(その絵は)俺の高校時代のそのものって感じだった。俺、お前の絵、大好きだよ

つぐみは必死に作業を続け、翌朝には仕上げたものを事務所に届けに行きました。樹は疲れ果てて眠っています樹もよく頑張った~!

つぐみが戻ってくると樹は感動を露わにし、二人の再会は運命だったのかもしれないと喜びました。つぐみもその言葉を嬉しく思っていたところに、どうやら樹とヒジョーに親しいらしい女性(中村ゆり~お彩@おそろし)が現れます。樹君!私がいなかったばっかりにこんなことになって!!

でも樹は恋人はいないと言っていたのですから、恋人じゃあありませんよね。ヘルパーさんかな

30になったら長野に戻って結婚しろとうるさいつぐみの父親の元久(松重豊~藪下俊雄@デート)も手ごわそうだし、これからあれこれ大変そうではありますが、おばさんはふたりを応援していきたいと思います頑張れ!つぐみ!!樹!!

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