刑事フォイル(Foyle's war)ネタバレと感想 第43話 エヴリン・グリーン

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刑事フォイルFoyle's war】の43話は「エヴリン・グリーン」、原題は「The Cage」(檻)です。これはまたミステリー色が濃厚で実に面白かったですね~。もうワクワクしっぱなしでした。以下ネタバレのあらすじです刑事フォイルのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


ケンジントン3487に住むエヴリン・グリーン(Laura Way)という女性が、日中、1本の電話を受けた後、夫のジョージ(Simon Coury)の問いかけにも答えずに、スーツケースとパスポートのような小さな手帳を持って家を出ていきました。


場面は一転して夜になり、血だらけのロシア人らしき男が病院に逃げ込んできます。グリゴリー・パレンコ(Radoslaw Kaim)というこの男は医師のイアン・ロス(Rufus Wright)に「テンアイ」と言い続けました


イアンはなんとかパレンコを助けようとしましたが、出血多量で亡くなってしまいます。ドアの外には、パレンコを追ってきたらしい軍服の男が中を伺っていました


当然のことながら、この時点で「パレンコ」の名前や身元は明らかにはなっていませんが、字幕にも出ていたので便宜上使わせていただきまする。そしてこれらを踏まえて、話はフォイルに移ります


フォイルは無事MI5に再就職しました。運転手が欲しいという希望も叶えられ、めでたくサムもフォイルの秘書として雇われます。このふたりのコンビもまた息がぴったりで楽しめましたね


そのフォイルは早速、バレンタインとともに職員の採用試験に立ち会っていました。ダニー・ウィリス(Ross Armstrong)という、元特殊作戦執行部にいた青年は、なかなか機転の利く賢そうな人物でしたが、頭の固いアーサー・バレンタインはお気に召さなかったようです


それからフォイルは、更迭されたチェンバーの後任らしいSirアレク・メイヤーソン(Rupert Vansittart)から呼び出され、MI5の隠れ家に匿っていたロシア人の高官が3名殺されたから捜査をするようにと命じられました。ピアースは、NKVD(内務人民委員部~ロシア秘密警察)の仕業だと考えていたようです。


この亡命者を匿っていた隠れ家の責任者は(男色家のバレンタインだそうで、関係者の彼は捜査から外されたそうです。


一方でアダムは選挙区であるウェスト・ペッカムでの遊説中に、爆撃で家を壊されたグリーンという老婦人(Ruth McCabe)から、娘が3日前に家を出たきり戻らないとの相談を受けました。その名前もなんとエヴリン・グリーンです


はたしてこのエヴリンは、最初に失踪したエヴリンと同姓同名の別人なのか、それとも何らかの事情があってなりすましが行われているのか?


フォイルから、殺害されたロシア人亡命者とその関連の資料を集めるよう命じられたサムは、早速、言われた資料と、パレンコの資料も差し出しました。無関係かもしれませんが、身元不明のロシア人が昨夜自殺したそうです


フォイルは早速イアン・ロスに会いに行きました。イアンはパレンコの遺体を見せながら、手首の切り傷とともに身体には格闘した痕跡が残っていると報告します。フォイルはめざとく「刺青」を消した痕も見つけました。ロシア版ゲシュタポか?


フォイルがMI5に戻ると、外務省から「ロシア課で翻訳業務を担当していたエヴリン・グリーンという女性が2日間欠勤している」との報告が入りました。エヴリンは亡命者との連絡係だったそうで、隠れ家の場所ももちろん知っていたそうです。このエヴリンはケンブリッジ在学中に、相当共産主義に傾倒していたようです


このタイミングで姿を消したのは偶然ではなかろう


Sirアレクに命じられたフォイルは早速、冒頭に登場したグリーン家を訪れましたが、夫のジョージに事情を訪ねても、最初の映像以外の情報は引き出せませんでした。ただジョージは、エヴリンには他に男がいたらしいと打ち明けます。


その頃アダムはサムに選挙区内のエヴリン・グリーンについて話していました。僕が政治家になったらあのような人をこそ助けたいんだ。サムの頭にはシッカリこの名前が刻まれます


一方、イアンの病院からパレンコの遺体が運び出されました。イアンは早速フォイルに電話をし、引き取っていったのは警察ではなく軍人らしいと報告します。またイアンは、些細なことだが、明朝見せたいものがあると伝えました。


それでフォイルは、アダムの遊説に付き合うために半休を取ったサムに代わって自分で運転してきました。前の晩イアンは徹夜だったというケイトリン(Katherine Kanter)の言葉に反し、イアンが遺体で発見されます。その右手にはタオルで巻いた拳銃が握られていました


知らせを受けてやってきた刑事のジョーンズ(Thomas Padden)は即、これを自殺と決めつけます。その上ケイトリンにも無神経な質問を浴びせかけて、フォイルの顰蹙を買いました。ケイトリンとイアンは、ナチの強制離婚法で離婚を余儀なくされたけれど、来週晴れて再婚する予定だったのだそうです。ケイトリンがユダヤ人の医師だと分かると、ジョーンズは、再婚が嫌になって自殺したのでは?などと言う始末


その頃、休みを取って遊説に参加したサムは、すっかり奥様方の人気者と化しました。戦争が終わっても物騒なため、肉屋は夜中、銃が手放せない、との不満に対し、Well, at least if he shoots one we'll finally get some smoked ham!(ドロボーを仕留めれば店にハムが並ぶのに)、とサムがジョークを飛ばしたのがきっかけです


そのサムが、先輩秘書のシャーロット・ブラウン(Alex Clatworthy)から、バレンタインにある書類を届けてほしいと命じられてから事態が急転していきます「極秘」と銘打ったその書類は、忘れもしないエヴリン・グリーンに関するものだったのです!?


そのバレンタインは、誰かと電話をしながら大いに驚いていました。


She's in Berlin, in the Russian zone?
彼女がベルリンのソ連占領区にいる?


そのしばらく後には「The girl we passed onto you, you're going to have to let her go」(そちらに渡した娘を解放しろ)と催促しています。これはフォイルならずとも、何か手違いがあったに違いないと思うところでござりまするね。しかも(男色家のバレンタインに


そこへSirアレクが飛び込んできました。どういうことだ?エヴリン・グリーンがベルリンのソ連領区にいるだと?


バレンタインは責任は外務省にあるとしらばくれようとしますが、Sirアレクはなかなか鋭く、他に隠し事はないのか?と問い詰めます。バレンタインは、ロシア課全員を尋問すると答えた後、シャーロットにフォイルを探るよう命じました。ここはサムが抜かりなく聞き耳を立てています


そのサムはついに「極秘事項」をアダムに話してしまいました。I think we should speak to Mr Foyle.(ミスターフォイルに相談すべきね)


その頃フォイルはイアン・ロスの病院を訪ねて事情聴取をしていました。看護師は、イアンは亡くなる前の晩に、バートン・ホール近くで起きた交通事故で呼び出しを受けたと教えてくれます。バートン・ホールは以前陸軍の駐屯基地だったそうです。


フォイルが早速訪ねてみると、そこは政府の管轄だから通すことはできないと追い返されてしまいました。その時フォイルは、ようやく、「ティン・アイ」という言葉を耳にします。「MI5だ。ティン・アイに知らせろ」 テンアイではなくティン・アイだったのです。


ピアースは、バートン・ホールではソ連の無線通信の傍受と暗号の解読が行われていると説明してフォイルの介入を嫌がりました。裏切り者はエヴリン・グリーンだと分かったのだからもういいじゃない?


でもフォイルは逃げたタイミングが良過ぎると言って(今度こそ)譲りませんでした。誰かが教えたのでは?


フォイルは翌日サムを伴ってバートン・ホールに乗り込みました。そこでフォイルは「ティン・アイ」が、片眼鏡を愛用しているハリー・ゴールト中佐(Jonathan Hyde)のあだなだったこと、そしてバートン・ホールは決して無線通信の傍受施設ではないことを突き止めます


外で待っていたサムも負けず劣らず大活躍です。サムは道に女性用の靴のリボンが落ちていたのを発見したのです。それは当時「The Coupon Buster」(配給券逃れ)と呼ばれていて女性に大人気だった靴だそうです。そこには女性の姿などまるっきり見えないのに


フォイルは念のため、案内してくれたゴールト中佐とジェームズ・マクドナルド少佐(Tom Beard)に、パレンコやイアン・ロスのことを尋ねてみましたが、ふたりはどちらも知らないと答えました。


サムはそのままフォイルを連れてアダムとともにミセス・グリーンを訪ねます。そこで彼女はフォイルの問いに、娘のエヴリンは1年前から小間物店に勤めていると答えました。外務省ではない??


驚くサムをよそに、フォイルがエヴリンの写真を見せてもらうと、そこにはまったく別の女性(Lucy-Ann Holmes)が写っていたではありませんか? その上エヴリンは紛れもなくあの配給券逃れの靴を履いていました


フォイルとサムはこれでふたりはまったくの別人だったと結論付けます。外務省のエヴリンはベルリンに、そして小間物店のエヴリンはバートン・ホールにいるに違いない!


フォイルは早速バレンタインに事情を聴きに行きますが、(男色家のバレンタインはあくまでもしらを切り、何も教えてくれません。まったくフォイルの忍耐強さにはホトホト感心しちゃいました。おばさんがフォイルだったら、とっくに「切り札」を出して脅していますよ


が、フォイルは、何よりもまずエヴリンの救出を優先しました。面接で見込んだダニーを呼び出し、エヴリンを助け出すよう依頼します。ダニーは無償でかつ喜んで引き受けてくれました。カンテラで見張りの目をくらませ、トンネルを通って地下の部屋に潜り込んだ手際はなかなかのものでしたね


その地下ではどうやら精神的な拷問が行われていたようで、バートン・ホールにいた彼らは公的には存在しない「a Psychological Interrogation Unit」だったようです。彼らは戦時中、赤十字から捕虜を奪っては、手段を選ばずに尋問していたのだそう


現在尋問によって得た情報はバイクでMI5に届けられていたそうですから、ピアースも承知の上だったということです。サムはバートン・ホールで自分に色目を使ったバイクの男をちゃんと覚えていて、フォイルにバートン・ホールからバイクが来たと報告しました


またエヴリンは救出後、「エヴリン・グリーン」かと確かめられたうえで拉致されたと証言しました。ようやく娘に会えたミセスグリーンが実に嬉しそうでしたね。


フォイルはジョーンズに電話をし、イアンが死んだ日に事故を起こした軍用車両について聞き出しました。事故を起こした当事者がマクドナルド少佐だと知ったフォイルは、早速その後をつけて行きます。どうやら通院していたようです。手首をダニに噛まれたのがまだ治らないのだとか。


ダニと言えば、亡くなったイアンがダニなどを媒体とする感染症を専門にしようとしていたことが分かっていますが、この時フォイルは、パレンコについて聞くだけに留めました。パレンコが「ティン・アイ」と言ったのは、ゴールトを知っていたからなのになぜ嘘をついたのか?


マクドナルドは、パレンコがバートン・ホールに侵入しようとしたために、ゴールトが彼をスパイだと断定し、厳しい尋問を行った、パレンコはそれを苦に自殺を図ったが、軍の病院に運ぶ途中に逃げ出したため、その後をつけて行った、と答えました。


それでフォイルは、ゴールトについて調べようとしましたが、それを、また、バレンタインに邪魔されたため、今度こそズバリ切り込んでいきます。捜査を妨害する理由はなんだ?何を隠している?


Do I need to remind you, how much you can trust me?フォイル、ズバリ言ったれ!( `ー´)ノ
君がどれだけ僕を信じてよいのかを、思い出させるべきなのか?


これでようやくバレンタインが白状しました。バレンタインのところに、ソ連に情報を流している者が外務省にいるから身柄を拘束しろとの密告があったのだそうです。しかもご丁寧に、その「スパイ」の名前と住所がピンクのメモ用紙に明記されていたのだそう。それが小間物店に勤めているエヴリン・グリーンだったのだとか


フォイルは念には念を入れて再びバートン・ホールを訪れましたが、ゴールトからはマクドナルドと同じ話しか聞けませんでした。


その後フォイルはケイトリンを訪ね、イアンがフォイルに伝えたかった事実を突き止めます。イアンはあの日、何者かの血液を持ち帰っていて、その何者かはダニによる脳炎を起こしていると診断したのだそうです。これは医師のケイトリンも裏付けしてくれました。


MI5に戻ったフォイルは、ゴールトとマクドナルドの資料を見てついに真相に辿り着きます。マクドナルドはケンブリッジでエヴリンの先輩だったのだそうです


一方のゴールトも、タイミングからして小間物店のエヴリン・グリーンを連れ去ったのはフォイルに違いないと確信し、MI5に乗り込んできていました。フォイルはこれ幸いと、マクドナルドの正体を明らかにします。彼こそがスパイであり、何の罪もないエヴリンを密告して、恋人だったエヴリンをベルリンに逃がした張本人だったのです


亡命者の3人を殺したのは、エヴリンから連絡を受けたパレンコだったんですかね~。それともNKVDの刺青を消したってことはもっと前に裏切っていたのでしょうか。これだけは最後まで不明のままでしたが、いずれにしろパレンコが尋問中にエヴリンの名前を出したため、マクドナルドはエヴリンを助けようとして急きょ休暇を取り、エヴリンに連絡して彼女をベルリンに送ったのだそうですよ。その時に、イギリスでは見かけないダニに刺されて脳炎を発症したのだそうです


イアンはこの感染に気づいて治療のためにマクドナルドの血液を採取したのに、マクドナルドは犯行がバレたと誤解してイアンを殺してしまったそうです


一部始終を聞いたゴールトは、共産主義を礼賛したマクドナルドを侮蔑の表情で見つめた後、おそらくは自殺を命じたか、それとも射殺したかしたようです。せっかくフォイルが(脳炎治療のために)救急車を呼んでくれたのに


Sirアレクはダニーの能力を評価し、是非雇いたいとフォイルに伝えました。フォイルは、今後も清濁併せ呑むSirアレクについていくなら、まずはケイトリンを助けてほしいと依頼します。ケイトリンはイギリスに残りたいのに手段がなくてドイツに帰るしかなかったため、フォイルが彼女の在留許可証を出してもらったのです


またアダムは、ハリスのネガティブキャンペーンとサムの内助の功も大いに寄与し、無事当選を果たしました。いや~これでサムも代議士の妻でござるね


いや~面白かったです。次回の放送もますます楽しみですね刑事フォイルが面白すぎ( *´艸`)


これまでに視聴した欧米ドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~欧米ドラマ編

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コメント 3件

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こん
ぎた~ふぐさんへ  
拍手コメントをありがとうございます♪

ぎた~ふぐさん、こんにちは♪
いつもありがとうございます(^^)/。

今回は実に面白かったです~来週の放送が待ち遠しいです( *´艸`)。こん

2019/05/06 (Mon) 07:01 | 編集 | 返信 |   
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2019/05/07 (Tue) 21:53 | 編集 | 返信 |   
こん
Inaさんへ  
お声がけいただきありがとうございます

Inaさん、こんにちは♪
いつもブログをご利用頂きましてありがとうございます(^^)/。

またミステリーオタクのはた迷惑な妄想も
お楽しみいただけているようで何よりです(笑。

日本語の訳は本当に流暢で素晴らしいのですけど
辛辣でユーモアたっぷりな英語のニュアンスが消えてしまうのが残念で、
下手な直訳をつけてご案内しておりまする(;^_^A。

どうぞこれからもよろしくお付き合いのほどお願い申し上げますv-254。こん

2019/05/08 (Wed) 07:03 | 編集 | 返信 |   

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