刑事フォイル(Foyle's war)ネタバレと感想 第44話 ひまわり

刑事フォイルFoyle's War)のあらすじと登場人物はこちらからお探しいただけます: 刑事フォイル(Foyle's War)あらすじと登場人物一覧


刑事フォイルFoyle's war】の44話は「ひまわり」(Sunflower)です。いや~まさかあのバレンタインがここまでやってくれるとは思いも寄りませんでしたね~。おかげさまで最後はスッキリいたしました。以下ネタバレのあらすじです刑事フォイルのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


オランダ人の講師としてルーベンスやレンブラントについて講義をしているピエール・ヴァン・ファーレンは、その本名をカール・シュトラッサー(Lars Eidinger)といい、かつてはナチスの親衛隊少将(SS Brigadefuhrer)として対外諜報部の管理官をしていました。終戦時にデンマークで逮捕されてからは、すばやく時勢を判断(=敵に寝返り)し、イギリス情報部に協力してソ連のスパイ網に関する知識を提供してきたそうです。この責任者はピアースです


そんなシュトラッサーが何者かに命を狙われているとMI5に助けを求めてきたそうです。Sirアレクは、乗り気ではないものの、引き継いだからには仕方ないと、フォイルに捜査を命じました。あのバレンタインでさえ、ナチを守るのは嫌だと公言してはばかりません。


それでもフォイルは、あくまでも公正に、いつも通りシュトラッサーに会って話を聞きました。シュトラッサ―は、誰かにつけられていると話し、下宿に実弾が送られてきたと訴えます。でもフォイルは、実弾を送るより実際に撃った方が早いのに、と不審げでした


実際にシュトラッサ―を町で見かけてその後をつけていったのはトミー・ネルソン(Charles Aitken)という青年です。トミーは元教師で復職しようとしていましたが、校長室でひまわりの絵を見た途端、戦争での苦い記憶が蘇ってパニックを起こしたため、その願いは叶いませんでした。トミーはその後、妹で看護師をしているメアリー(Fiona Button)をシュトラッサ―の下宿に行かせ、あれこれ尋ねさせたそうです。


その下宿にシュトラッサ―を委託したのはMI5らしく、女将のブレンダ・スティーヴンス(Tamzin Outhwaite)はかつてMI5で電話交換手をしていたそうです。


同じ下宿には、特殊作戦執行部、中でも「丘の家」(#1718)にいたというパリー・ジョーンズ(David Hounslow)やポーランド人のチェロク(Radeck Belchnerowski)も住んでいて、特にジョーンズはフォイルを覚えていたそうです。


オランダ人と結婚していたブレンダが、同じオランダ人のシュトラッサ―を「ヘル」(ドイツ語の敬称)付きで呼んだことから、フォイルはすぐに彼女がシュトラッサ―の正体を知っていることに気づきました。それはパリーも同様で、合鍵を使ってシュトラッサ―の部屋に忍び込み、彼がナチスだと知っていたそうです


しかもパリーは、ブレンダとシュトラッサ―が男女関係にあると見抜き、シュトラッサ―の正体をブレンダに教えたのだそうです。寡婦となった寂しさからシュトラッサ―と寝たものの、さすがに相手がナチスだとは知らなかったらしく、それからブレンダはずっとシュトラッサ―を恨んでいたそうです。


こうして誰もがシュトラッサ―を狙う動機を持っているように思われましたが、その後シュトラッサ―の部屋に「ひまわり」が置かれていたことで犯人が絞られていきます。「ひまわり」(独:ゾンネンブルーメ)はフランス北部のモルタンという場所で行われた作戦を意味しており、アメリカ軍の進軍を食い止める目的で行われた大作戦だったのだそう。


トミーはこの時アメリカ陸軍の野戦砲兵隊に配属されていて、若いアメリカ人たちとともに戦ったのだそうです。が、敗戦が濃厚になったため、やむを得ず降伏したというのに、シュトラッサ―は、容赦なく26名全員を射殺させたのだそう


トミーはなんとかこの窮地を脱して、広いひまわり畑に身を隠しましたが、またしても、追ってきたシュトラッサ―に撃たれたにもかかわらず、これまた九死に一生を得たところを村人に発見されて生きながらえたのだとか


シュトラッサ―を見かけて以来、過去のトラウマが蘇って苦しんだトミーは、意を決してシュトラッサ―を殺そうとします。が、ちょうどフォイルと一緒にいたシュトラッサ―は、かすり傷を負っただけでした。その上、あれほど危ないと言ったのに、ついに狙撃されたとフォイルを激しく非難します。


ちょうどその頃、MI5にアメリカ軍からシュトラッサ―を引き渡すよう要請が入りました。アメリカ陸海軍通信情報委員会のホイト・ジャクソン中佐(Colin Stinton)が、大使館のレイ・ドノバン(Bill Armstrong)を伴ってSirアレクを訪ねてきます。Sirアレクは、まだ着任前のことだから知らないととぼけましたが、ジャクソンは手ごわく、そんな言い訳は通りません


フォイル好きならもうこの辺でピンとくる流れですよね。あのピアースが、黙って引き渡すはずがないと


案の定、シュトラッサ―はその後、車が爆発して亡くなってしまいます。ピアースはこれで幕引きを図ろうとしますが、フォイルは引き下がりませんでした。しかもこれにバレンタインが協力してくれます


フォイルがシュトラッサ―の「首のない遺体」を確認したところ、その遺体には、確かにナチスの識別番号は見られたものの、フォイルとともにいた際に撃たれた腕の傷はどこにも見られませんでした。車爆弾によるシュトラッサ―の死はSirアレクとピアースの描いたシナリオで、彼は死んでいなかったのです。それでよくもまあフォイルやボディーガードを非難したものですわ


ピアースたちは極秘裏にシュトラッサ―を逃がそうとしましたが、バレンタインは全責任を負うと言って、これをアメリカに通報しました


シュトラッサ―がアメリカに護送されるのを見届けて車に乗り込んだフォイルに、サムは「Where to, sir?」(どちらへ?)と尋ねます。これにフォイルが「Good question」(良い質問だ)と答えたがまた何とも象徴的でした。いったいこの国はどこへ行こうとしているのか?


パリー・ジョーンズがフォイルに語った言葉が蘇ります。国のために命懸けで戦った我々はあっさり捨てられて、国は敵のナチスを守る~そんな世の中が新しい時代なのか?


A new world where we protect and look after Nazis because they're useful to us.


一方サムも、またしても暴走して、ある事実を突き止めました。国が戦時中、広大で肥沃な土地を持つ開発業者から接収した土地が、戦後2倍の価格に跳ね上がったそうです。最初の約束では、戦後は持ち主が買い戻せるという話だったのに、価格が暴騰したためにそれができなくなったらしい。


この地主、ジェフリー・ヘリウェル(ndrew Tiernan)から苦情を訴えられたアダムは、誠実な政治家としてこの問題に対処したいと考えました。それをサムに伝えたところ、サムは、この土地の価格を査定した第三者=ジョージ・ギブソン(Paul Benzing)を調べて勝手にフォイルの事件絡みだと嘘をつき、盗聴許可を出させたそうです


Sirアレクからこの話を聞かされたフォイルは、すぐにこれがサムの仕業だと見抜いたようで、さももっともらしい嘘をついて口裏を合わせてくれました。もちろんサムには大目玉を食らわせます。何度言ったら分かるんだ!?下手をすれば首だぞ!


サムはアダムのために真実を突き止めたかったと説明しました。そしてその勘は的中し、ギブソンは、アダムの上司で政務事務官のチャールズ・ローパー(Richard Dillane)に命じられて、価格を2倍に鑑定したことが判明します。ローパーは、金目当ての開発業者に肥沃な土地を返すより、国が没収して食糧を確保することの方が大事だと信じて疑わなかったそうです


アダムから、盗聴内容の写しまで見せられたローパーは、潔く辞職してしまいました。


落ち込むアダムをサムは、たとえ政治家であろうと「詐欺や違法」はいけないと慰めましたが、ちょいと怪しいからと民間人を盗聴することも、同じくらい危険なことですよね。それはアダムも分かっていたようですけれど。思わずアメリカのNSAが浮かんでしまったのはおばさんだけでございましょうか


でもそのサムもついに妊娠したようです。半年後には生まれるそうなので、少しは大人しくなるかもしれませんね


毎週1時間半ずつ放送されるとあっという間ですね。残すところもあと3話となったようです。大事に見ていきたいですね


これまでに視聴した欧米ドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~欧米ドラマ編

関連記事

コメント 1件

コメントはまだありません
こん
ぎた~ふぐさんへ  
拍手コメントをありがとうございます♪

ぎた~ふぐさん、こんにちは♪
本当に今回もてんこ盛りで面白かったですね~。

自分的には、融通の利かないアメリカ人が
あいつをバッサリ処罰してくれるのを期待しておりまするが( `ー´)ノ。

私個人はフォイルにアダム~ぎた~ふぐさんがおっしゃるところの
「上手く生きるのが下手な方々」が大好きです。

多分サムはちょっとだけその辺が上手なので(苦笑、
ふたりを信じかつ応援せずにいられないのでしょうね~。

サムのウェディングドレス姿は見られなかったので、
妊婦姿は見せてほしいものですね(^_-)-☆。

でもオリジナルでは
ラストの3回は「最終シリーズ」のようなので
もしかしたらその辺は飛ばされて、
いきなりたくましい母かもしれませんね(;´Д`)。こん