いだてん あらすじと感想 第24話 四三が「韋駄天」になった日

宮藤官九郎氏脚本のNHK大河ドラマ、【いだてん~東京オリムピック噺~】の第24話は「種まく人」です。これで第1部<金栗四三編>が完結しました。いや~実に感動的なエピソードでしたね~。前半の最終回にふさわしい素晴らしい内容でした


以下ネタバレのあらすじですいだてんのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


関東大震災で壊滅状態となった東京で、四三は相変わらずシマを捜し続けていました。体育協会の事務所も跡形もなく崩れ去ってしまいましたが金庫は残っていたそうで、ストックホルムの写真も無事だったと聞かされても喜ぶことができません


シマちゃんは俺のせいで・・・!


岸はこんな時に自分を責めては切りがないと四三を慰めました。


一方の治五郎は神宮外苑競技場を避難所に提供します。そこには小梅や清さんを初めとする6000人を超える人々が集まってきました。富江たち竹早の女学生たちも、被災者の世話に明け暮れます


そこで、シマを必死で探している増野に出会った四三は、開き直って「丸焼け屋を開いていた小梅から、もしかしたら故郷に戻っているのかもしれないと言われてハッとしました。金栗さんも実家の方々が心配しているのでは?


四三はなんと4年ぶりに熊本に帰省しました。スヤを初めとする皆が四三の無事を喜んでいたところ、ただ一人、幾江だけは「なーし帰ってきた!」と仏頂面です。これまで何度催促しても戻ってこなかったくせに、なーし帰ってきた!?


幾江は、四三が東京から逃げてきたと指摘しました。図星を突かれて黙っている四三をスヤが庇います。


あの大地震に遭って逃げるのは当然だ!これまでこの人は「バカんこつ」(バカみたいに)走って皆を笑顔にしてきただけで十分じゃないか?ねえ実次さん??


いきなり話を振られた実次に幾江が追い打ちをかけます。何か言え!実次!!


困った実次は「逆らわすして勝つべし!」と怒鳴りました。何を言っていいか分からず、とっさに出た言葉だそうですが、四三はこれで目が覚めます


四三が「逃げてきたのは、大地震という未曽有の困難を前になすすべがない自分を情けなく思ったからなのですよね。大自然の脅威の前では実に無力な自分に絶望して戻ってきたのですが、その考えこそが不遜だったと思い知ります


そもそも人間は無力たい。俺にできることはこれまで通り「バカんこつ」走り続けることだけ!


幾江は不肖の婿の言葉に満足そうに頷き、だったらこれを持っていけ!と檄を飛ばしました。幾江は既に東京へ届ける援助物資を用意してくれていたのです


ぬしゃ、韋駄天が何の神様か知らんのか?


韋駄天とは人々のために食べ物を集めて運ぶためにいつも走っている神を指すのだそう。それで「ご馳走」という言葉ができたとはこれまた初耳でございました。も~四三にピッタリです


四三がスヤとともに再び上京した頃、播磨屋にはその四三とスヤが運んだ何倍、いや何十倍もの援助物資が届いていたそうです。幾江の太っ腹にはただただ頭が下がりますね


四三は仲間を集めてこれを背負子に積み、東京の町をどこまでもどこまでもひた走りました。スヤもまた「韋駄天夫人」としておにぎりやみそ汁などを振る舞ったそうです


人々は毎日復興のために働きながらも、焼け跡にちょっとした舞台をこしらえ、落語や演芸を楽しみ始めました


それでも夜になると、あちこちからすすり泣く声が聞こえてきたそうです。愛する人を亡くし、家を無くし、明日への希望も見つからない今、不安や寂しさに押しつぶされて泣きたくなるのは当たり前。でも朝になると皆無理にでも笑って自分を奮い立たせる


清さんは孝蔵にそんな落語をしてほしいと頼みました。笑っても泣いてもいいじゃねえかってやつをよ


その頃四三もまた同じようなことを考えていました。どんなに頑張ろうとしても将来への不安で日々擦り切れていく皆を元気にするために「復興運動会」を開いたらどうかと治五郎に提案したのだそうです


治五郎は大いに共感し、体協の皆を呼び出しました。相変わらず頭の固いトクヨは不謹慎だと猛反対しましたが、そのトクヨが今でも秘かに思いを寄せている野口は、声を大にして賛成します。我々にできるのはスポーツによる復興だけだ!


~3.11の震災の際も、女子サッカーのワールドカップ優勝や、大学駅伝での皆の頑張りがどれだけ元気を与えてくれたか、まだ記憶に新しいです感動しました(/_;)


外苑競技場のバラックに住んでいる自治会長の清さんはそれどころじゃないと反対しましたが、増野が是非開催してほしいと声をあげました


なるべく大々的に宣伝してください。シマが知ったら、どこにいてもきっと駆けつけると思うので是非お願いします!( ;∀;)


その少し前、四三は夜、そのシマが片手に松明を持って走っている姿を目にしています。オリンピックを夢見ながら亡くなったシマの思念が形となって現れたのでしょうか。それで四三はシマの死を確信したに違いないけど、増野が気の毒で何も言うことができませんでした。そうですよ!やりましょう!!


実際の復興運動会は大盛況でした。子どもたちの駆けっこから始まり、40代以上の大人や親子の競争こも行われます。そこには、夫の死後は全財産をなげうって作った児童福祉施設で子どもたちを世話している安仁子も顔を見せました。43!!forty-three!


しばらくすると、岡山から人見絹枝までやってきます。人見はシマから貰った手紙に触発されて、走り幅跳び大会で日本新記録を出したのだそうです!それでどうしてもシマに礼が言いたくて足を運んだのだそう。


シマの手紙を取り出した人見に四三が何も言えなくなっていたところに、いつも通りりくを背負ってシマを捜していた増野が現れました。四三は人見を増野に紹介します。シマのことですから人見のことも「きっとう~んと情熱的に素晴らしい選手に出会ったわ!増野に話していたに違いありません。


四三は人見からシマの手紙を借りて少し読んだ後、人見の足のサイズを尋ねました。女子リレーのアンカーに彼女を抜擢したのです。どうやら竹早組とその他の戦いだったようですね。


当然竹早組がリードして入った最終区間、勝負は富江と人見の一騎打ちに持ち込まれました。人見はぐんぐん追い上げて、ゴール直前で見事富江を交わします人見の勝ち!( `ー´)ノ


私が金栗先生に憧れたように、あなたの走る姿を見て、あなたのようになりたいと願う女の子が一人でも現れたら、それこそが女子スポーツの未来を開くのです!


シマの祈りが天に届いた=襷が受け継がれた瞬間でした。人見のその走りを見ていた四三は彼女の才能に感激し、「(女子の陸上は)ついにここまで来た!」と叫んだそうシマちゃん、見てるか!( ;∀;)


そしてその時増野は、観客席で嬉しそうに拍手を送るシマの姿を見つけたそうです。その姿は一瞬で消えてしまったそうですが、あれは幻なんかじゃありませんよね。天国のシマがじっとしていられなくて見に駆けつけたに違いありません私の見込んだ通りだわ( `ー´)ノ


増野も多分そんな風に思ったのでしょう。嬉しさと諦めがないまぜになったような表情をしていましたからねシマ、お前の願いが叶ったぞ!


運動会では可児のドッジボールや、大森のバレーボールも行われたそうですが、トリは「オリンピック選手」による徒競走です。その少し前まで、運動会に参加できない人のために開かれた復興寄席を楽しんでいた弥彦もやってきました。僕がいないと締まらんだろう


観客席にはいつの間にか応援団長も駆けつけています。いだてん!いだてん!!奮え~!奮え~!( `ー´)ノ


勝負はギリギリで弥彦が勝ったように見えましたが、四三はゴールテープを切った後も走っていきました。観客席にいたスヤは大いに気をもみ、これはマラソンではない!と叫びます。お父ちゃん、お父ちゃんっ!!お父ちゃん、どこまでいくと!?


治五郎はいかにも感慨深げにその走りを称えますが、スヤは「ただのバカだと、嬉しそうにこき下ろしました。馬鹿が走っとる!と皆笑っていただけばい


その無心な走りこそが見ている人々の胸を打つのですよね~。陸上は本当に素晴らしいっ!!


でもその陸上は一旦ここで終了し、来週からは「水泳」に焦点が当たるようです。おばさんは自他ともに認める長距離走オタクだけど、水泳はほとんど知らんのですよね~。知らないからこそまた違った意味で楽しめるでしょうか。それに水泳だけじゃなくて、治五郎たちが蒔いた「東京オリンピック」という種が花を咲かせる話でもありますものね


果たして八百屋のまーちゃんこと田畑政治はいったいどんな人物なのか?「いだてん」は続きもとっても楽しみですね


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いだてん 後編 (NHK大河ドラマ・ガイド)


これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編

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