琅琊榜<弐>~風雲来る長林軍~36話 最後の直言

中国ドラマ、【琅琊榜<弐>~風雲来る長林軍~】の36話は「最後の直言」です。あ~これまた素晴らしいの一言で、暑苦しく語るのが野暮ったくさえ思えますが、まあそれしか能がないので、できるだけおとなしく語らせていただきまする


小雪が禁軍を追い返した時、実際に庭生は病に臥せっていたのだそうです。これまた小雪の言葉通り、それを平旌が甲斐甲斐しく看病し、なんとか庭生が参内できるまでになったのだとか


一方で、副統領たちから報告を受けた白水は、その体たらくに激怒していました。そこへ飛盞が意見します


叔父上がしたことは結果的に皇帝の権威を貶めた。叔父上はそれを知りながら、平旌と長林王府を封じ込めるために、あんなくだらない詔を発令させたっ!!


飛盞は、平旌が長林王府に戻ったことこそが忠誠の証で、準備ができれば必ず朝堂に来るはずだと主張しました。それで白水はしぶしぶその意見を聞き入れます。分かった、待とう。


その平旌は父の容態を心配し、朝堂には自分一人で行くと申し出ますが、庭生は、後に自分でもそう語ったように、年若い皇帝に直言できるのは自分しかいない、その機会ももはやこれが最後だと覚悟を決めていたようです


平旌は父の手を取り、長林王府を出ていきました。朝暘殿の階段を登る時も、いかにも辛そうな父を支えます


方や若い皇帝元時は飛盞に、苦しい心中を打ち明けていました。大好きな皇伯父や平旌との関係が変わらぬよう願う一方で、いつまでも子ども扱いされるのは不満だというのです


飛盞は元時の気持ちを理解し、双方の言い分をよく聞いて、思った通りに決断するよう促しました。


そしてその頃、これまでずっと庭生を診てきた済風堂の黎老堂主が林奚を伴い、長林王府へ向かっています。今日は必ず我々を必要となさるはずだから


林奚と老堂主は長林王府に薬を持参し、庭生が戻ってくる頃には煎じ終わるよう、早速準備していました。それを見た小雪は、庭生の容態が良くないことを察し、急いで策児を呼び寄せたようです


朝堂では、白水が待ってましたとばかりに平旌を糾弾しました。元時はその様子を心配そうに見守っています


案の定、白水の糾弾の内容は、平旌が元時の詔を無視したことに終始しました。それに関して問われれば、そうだと答えるしかありません


それでも平旌は「将軍」として、国境での役目は、襲ってくるのを待って迎え撃つだけでは済まないのだと力説しました。ましてや、長年の仇敵を壊滅させる千載一遇の機会を見逃すことなどできるわけがない!


元時も、事情を知っていればあのような詔を出すはずはなかったという平旌に、他の朝臣が食いついてきます。それは本末転倒だ!


平旌は、朝堂にいる大臣たちには国境で常に敵に怯えている国民の気持ちが分からないのだと訴えました。敵の主力が攻めようと引こうと、都から遠く起きていることには無関心。国境で戦う兵士や民は国民ではないのか!?ホントよね~( `ー´)ノ


白水は、それみたことかと己の主張を展開します。将軍は、詔が下ったのに、自分の意に沿わぬからと無視した~これは不忠以前に暴挙である!自分の是非だけで物事を決めるのか?今後陛下の意図が納得できねば、陛下を廃すとでもいうのか!?


それまでほとんど黙ってこの様子をうかがっていた庭生が口を開きました


ありえぬことではないな


皇太后の命令で朝堂の様子を伺っていた内侍は、即座に飛び出していきます。長林王が陛下を廃するとおっしゃいましたっ!!


これには平旌も、白水も皇太后も目をまん丸くして驚きます


庭生は悠然と立ち上がり、最後の直言をしました庭生も素晴らしい武人だった( `ー´)ノ


もし長林王府の権限が強ければ君主への脅威になりうるし、それを排除しようと考えるのはもっともなこと。長林王府の王位と兵権は武靖帝と先帝から賜ったものだが、もし元時が不安に感じるようなら、我ら親子は喜んでこれらを返しましょう


元時が言葉を遮ろうとしたのを止めた庭生は、こう続けます


私が最も恐れるのは、陛下が君主の道について錯覚されてしまうこと。権力を掌握し、朝堂の均衡を保ちさえすれば、今後も国は安泰であり何も憂うことはない、と誤解すること。


でも、自分で言う通り、先帝よりも寛容ではない元時は、それだけに脅威を感じずにいられないと明かします。もしまた同じことが起きたら私の立場がないではないか??


それで庭生は、元時に恐れを感じさせたのは臣下の罪だと断言し、頭を下げました。その時一瞬動きが止まったので、皆心配して駆け寄ろうとしますが、庭生はこれを押しとどめて続けます。


永遠に続く王朝など存在せぬ、君主は常に心の中で危惧するべき。が、危惧すればするほど、その分国民に寄り添わねばならぬ。朝堂の均衡も大事だが、どれほどの手段と智謀を用いても、最後に問われるのは「君主としての信念」だ。


決して揺らぐことなく、己を貫く。


そう語った庭生は激しくせき込み、喀血します。平旌は手巾を差し出して父を支え、元時も壇上から駆け降りてきました


庭生は、この話は、元時がもっと大人になってからすべきだったが、自分の寿命が尽きかけているから仕方ないと説明し、心細そうに父を見守っていた平旌の手をしっかり握り、朝臣たちを見やりました


寧関の戦いは、懐化将軍(平旌)が独断で進めたのではない。長林軍の総帥として、私はすべてを承知していた!責任はこの私にある!


事実はすべて明記してあるから、平旌はこれ以上釈明の必要はないと語り、横にいた白水には、これ以上我ら親子の腹を探らないでほしい、と言い渡しました


改めて申し上げる。我が長林王府は、誰も権力に執着はない


庭生はそう言って手巾を落とし、平旌の胸に倒れこんでしまいました平章助けて!( ;∀;)


平旌は急いで庭生を長林王府に連れ帰り、その後を追うように、元時の侍医の唐もやってきます。長林王府には既に林奚たちが薬を用意して待っていました。


元時は後悔しきりの様子で、飛び込んできた皇太后には、何も言わないでくれ、とくぎを刺し、飛盞も「浅はかな皇太后」を追い出しますこの毒母めっ!


長林王府に戻って少しは落ち着いた様子の庭生は、林奚に、父を返してやれなかったことを恨んでいるか?と尋ねます。林奚は驚きながらも、恨んでいないと答えました。


また平旌と小雪は、迫りくる新たな別れに立ち向かおうと、無言で互いをいたわっています。特に小雪は、平旌が中に入っていった後も、外で自分の体を抱くようにして遥か遠くを見つめていました平章、お義父さんがそっちへ行くわ( ノД`)



琅邪榜(ろうやぼう)<弐>~風雲来る長林軍~ DVD-BOX1


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