いだてん あらすじと感想 第26話 人見絹枝に涙涙

宮藤官九郎氏脚本のNHK大河ドラマ、【いだてん~東京オリムピック噺~】の26話は「明日なき暴走」です。これは田畑政治のことだと思っていたのが、結果的には人見さんもそうだったのだと思い知り、涙が止まりませんでした人見絹枝物語に感動!


以下ネタバレのあらすじですいだてんのネタバレ感想行きますよ~(^^)/


田畑が是清から手に入れた特別助成金はなんと6万円だったそうです。それを聞いた可児は、治五郎が15年かけてもできなかったことをあっという間にやり遂げたと田畑を称えました。田畑は、スポーツには金も口も出さないと語った是清に、これからは金も口も出してスポーツを政治に利用すべきだ!と勧めたのだそうです


そこまで貢献した田畑でしたが、何せサラリーマンだったため、2週間以上かかるオリンピックへの同行は許されませんでした。取材には運動部の尾高が抜擢されたそうです。そうそう何せ田畑は「政治部」なんですからね。しかもこの時、田畑は34歳の兄を亡くしたそうです


こうして陸連も水連もめいっぱいの人数=選手・43名、役員13名で臨んだアムステルダムオリンピックで、日本は見事、金・銀・銅、それぞれ2、2、1、の5つのメダルを獲得してきたそうです


中でも目を引いたのは、日本最初の女子オリンピックランナー、人見絹枝です


人見は二階堂トクヨの二階堂体操塾に入塾した後、次々と目覚ましい記録を打ち立てていく一方で、大女、化け物、バッタ、と馬鹿にされ続けていたそうです


ある時トクヨは人見を呼んで「シベリア」というお菓子をふるまい、あなたはご幸福ですか?と尋ねました


婦女子はスポーツなどやるべきではない、さっさと結婚して子を産むことが幸福なら、私は幸福になどなれないしならなくて結構です


キッパリそう答えた人見にトクヨはそれは違うと否定したのだそう


あなたはメダルも取り、結婚もする、そうでなくてはいけません。どっちも手に入れてこそ、初めて、女子スポーツ界に革命が起きるんです!!あなたはその先駆けとならなくてはなりません!


トクヨは「平和と平等」を掲げながら女子を陸上競技に出場させないオリンピックに腹を立て、女性としての品や恥じらいを忘れない人見こそ、女子スポーツの未来を変えるべきだと励ましました。


これに力を得たトクヨは、得意の三段跳びに続き、100m走でも世界記録を出したのだそうです


その結果、ついに女子の陸上がオリンピックの正式種目に採用されました。シマの目は確かだったのですね~。本当に素晴らしい


が、人見はプレッシャーに押しつぶされて100mでは結果が出せず、予選は通過したものの、準決勝は4位で敗退を余儀なくされました化け物が負けた( ;∀;)


何せ選手団中、女性は人見唯一人で、他の男子選手から「姉御」と慕われていたのはいいけれど、繕い物や洗濯をさせられた挙句、彼女が頼る「姉御」がいなかったのは大問題ですよね


人見をオリンピックに行かせるかどうかを決める際、四三が自らの体験をもとに憂えていたのが思い出されます。四三も世界記録を持っていたのに、現地でのプレッシャーに負けてしまったのです。


選手の気持ちを面倒見るのが監督であり我々でしょうよ!!何してたの、今ままで!?選手に全部背負わせるから、プレッシャーに押しつぶされて実力が発揮できんのだよ!違う??


田畑のこの言葉には大きく頷いちゃいましたその通り( `ー´)ノ


確かに大森兵蔵の功績は認めましょう、でも大切なのはここよね、ここ!選手のサポートは皆無だったし、むしろ選手に気と力を使わせてましたものね~。思い出すだに酷い話でしたよね。四三もあの経験を思い出し、うんうんと小さく頷いていました


治五郎は、人見は必ず勝つ!と豪語して周りを黙らせます。彼女は「オリンピックを夢見てこの世を去ったシマ君」の遺志を継いどるんだよ!シマ君は韋駄天だよ!女韋駄天だっ!!


これで出場は決まったものの、それからはかつてと同じ愚行が繰り返されていきます。国内でも現地でも、人見はどんどんプレッシャーに押しつぶされていきました。トクヨからもらったヘアピンとシベリアはでも、プレッシャーではなく激励でしたね


このトクヨが同行できればよかったのにね~。女性は生理周期もあるし、55名の男性の中にうら若き女性が一人だけなんてそれだけで十分プレッシャーでしょうに


彼女が最も得意としていたホップステップジャンプ(三段跳び)は女子は認められておらず、走高跳へのエントリーも採用されなかったため、人見は、このままでは日本に帰れない!と号泣しました


お願いします!800mにエントリーさせてください!!


人見は800mを走った経験が無く、選手に同行していた野口は猛反対です。君を死なせるわけにはいかんのだよ!!


でも人見は懸命に食い下がりました


100も死ぬ気で走りました!男は負けても帰れますが、女は帰れません!!このまま帰ったら、やっぱり女はだめだった、と言われてしまいます!!日本の女子選手全員の希望が、夢が、私のせいで絶たれてしまいます!!ここは泣けた~( ;∀;)


野口は、ひとりひとりに頭を下げて回った人見に根負けし、勝つための作戦を立ててくれました。死なせるわけにはいかんからな。


現地の尾高からこの知らせを受けた田畑は早速皆に檄を飛ばします。あの化け物が800にエントリーするらしいぞ!写真を集めろっ!!絶対に勝つぞ!( `ー´)ノ


ここは、人見の800にかける情熱が田畑に伝播したかのようでしたね。田畑は、人見ならきっとやってくれる、化け物なら!!と確信したに違いありませんね


野口の立てた作戦は、最初はスローペースを守るということと疲れて足が動かなくなったらとにかく腕を振れ、ということでした。


が、何せクラウチングスタートでダッシュした人見は、いつも通り果敢に猛スピードで走りだします。グラウンドにいた野口と織田幹雄(三段跳び金メダル)、そして南部忠平(400mリレー予選落ち)は、これを見て必死で叫んだそうですそれじゃだめだ!( `ー´)ノ


姉御!下がれっ!!そんなに飛ばしたらもたねえよ!姉御っ!!下がれ!!


当時のフィルムが残っていたらしく、その声に合わせたかのように人見が後ろに下がる様子が見て取れますね


それで結果は見事2位!銀メダルを獲得しました。初めて走った800mで結果を出すなんて、やはりこの人は天才だったのですね~。増野は可愛らしい少女に成長したりくに「お母さんの目に狂いはなかった」と嬉しそうに語り聞かせました


人見は帰国後ラジオで全国の女性に語り掛けます。国内では化け物、六尺さんと呼ばれた私も世界へ出ればなんら特別ではなかった。増野シマ先生がおっしゃったとおり


「あなたに対する中傷は、世界へ出れば賞賛に変わるでしょう


だから皆さん、勇気を出して走りましょう。跳びましょう、泳ぎましょう!日本の女性が世界へ飛び出す時代がやってきたのです!


これを聞いていた増野は人見絹枝万歳!と何度も声を上げたそうです


人見は、持ち帰った銀メダルを真っ先にトクヨに見せに行きました。トクヨも本当に嬉しそうで、次は結婚ね!と勧めたそうですが、人見はまだ当分は走りたいと答えたのだそう。


それからちょうど3年後人見は帰らぬ人となったそうです。先駆者ということで相当無理をしたのでしょうが、なんとも無念でなりませんでした心からご冥福をお祈りいたします


でも、その志は水泳の前畑秀子さんに受け継がれていくそうです。上白石萌香さん、以前の役(3年A組)でも水泳選手を演じてましたが、飛び込むフォームもきれいだし(大東さんはお腹、痛そうでしたね~)、お得意なのかもしれませんね


そうそう、自分がマラソンオタクなので忘れてましたが、日本は「水泳王国」なのですものね~。アムステルダムオリンピックの結果も、平泳ぎ200で鶴田義行(大東駿介)が金メダル、自由形100mで高石勝男(斎藤工)が銅メダル、その高石を入れた競泳800mリレーが銀メダルを獲得したそうです


田畑は、次のロスアンゼルスオリンピックでは、絶対にアメリカを抜いてみせる!と豪語していましたが?


さすがは母親から、お前の命は拾いもんだから、お国のためにどでかいことをしろと命じられただけのことはありますね。でもどうやら「短命」の運命はお兄さんが持って行ってくれたようですよん


来週はまた実次が見せ場を作るようです。それまた寂しくなりそうですが、ドラマはとっても楽しみですね


前後のあらすじはこちらから

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いだてん 後編 (NHK大河ドラマ・ガイド)


これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編

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コメント 1件

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こん
Fさんへ  
拍手コメントを毎度!ありがとうございます♪

Fさ~ん、こんにちは~♪

本当に素晴らしかったですね~大感動のしまくりでした( ;∀;)。(←女泣き・笑)

これからも先人たちの歴史を楽しめそうでワクワクですね(^^)/。こん

2019/07/09 (Tue) 07:30 | 編集 | 返信 |   

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