松本穂香さん主演の日曜劇場、【この世界の片隅に】もついに最終回を迎えました。 う~ん、できればあと1話、せめてもう少し拡大していただいたら良かったのにと思わずにいられませんが、それでもこのドラマの素晴らしさは十二分に味わうことができました。こうした良質な作品にもっともっと触れて感動をもらい、経験はしていなくても歴史に学んで賢く強く生きていきたいものです。 以下ネタバレのあらすじです。 まずは何と言...
松本穂香さん主演の日曜劇場、【この世界の片隅に】の8話ではようやく「あの日」を迎えました。でもすずの心には安堵も喜びも浮かばなかったようです。以下ネタバレのあらすじです。 すずは広島に落とされた新型爆弾の影響が心配で、髪を切り落としてまでもなんとか一緒に連れていってもらおうとしましたが、トラックに乗れる人数は限られているから連れてはいけないと断られてしまいました。 ハルがいかにもすまなそうに謝ると...
松本穂香さん主演の日曜劇場、【この世界の片隅に】の7話ではついに昭和20年8月6日がやってきました。以下ネタバレのあらすじです。 北條家で目覚めたすずの脳裏に浮かんだのは晴美の姿でした。すずは激しい罪悪感に苛まれながら晴美の名を呼び続けます。晴美さん、晴美さんっ!! 布団の横にじっと座っていた径子は憔悴しきった様子ですずを責め始めました。あんたがついていながらなんで?人殺しっ!!返して!晴美を返して...
松本穂香さん主演の日曜劇場、【この世界の片隅に】は6話も痛ましかったですね。戦況がどんどん悪化する中で、なんとか普通に暮らそうと、小さな幸せを見つけて微笑む人々の健気さが伝わってきて胸が痛くなりました。 大切なものを1つずつ奪われていった時代に、何故人々はあんな風に笑っていられたのか。日本人はどうしてあんなにも諦めが良いのか、もっと怒っても良いのではないか、甚大な被害を受けても尚、その大きさを隠そ...
松本穂香さん主演の日曜劇場、【この世界の片隅に】は5話も何とも切なく、また考えさせられるエピソードでございましたね。以下ネタバレのあらすじです。 昭和19年12月。すずがいつものように水汲みをしていると、突然水原がやってきました。久しぶりじゃのう!えっと・・・あっ、すず。ははははは、すず!! 昔はずっと浦野という名字で呼んでいたすずを、嫁いだ先の「北條」とは呼びたくないから、名前のすずで呼ぼう!と...
松本穂香さん主演の日曜劇場、【この世界の片隅に】は4話もまた切ない話でございましたね。以下ネタバレのあらすじです。 海岸線をスケッチしていたすずは、スパイ容疑で憲兵に捕まってしまいました。二人の姿を見たサンと径子はすずと一緒に頭は下げたものの、憲兵が帰った後はゲラゲラと笑いだします。すずがスパイというあまりにも的外れな誤解が可笑しくてならなかったようです。 なんぼなんでもねえ。 でもすず自身はかな...