SF作家・梶尾真治氏原作のドラマ「ダブルトーン」も夕べが最終回でした。 これは前回犯人が分かってしまった~予想通りだったため、ミステリーとしてのワクワク感はなかったのですが、気になっていた点が、こちらは期待通りに運んでくれたのが嬉しかったです。以下ネタバレです。 犯人はやはり有沼郁子でした。動機も、洋平を好きなのに彼が自分を女として見てくれない~それで次々とテキトーな女をあてがったものの、自分が除け...
SF作家・梶尾真治氏原作のドラマ「ダブルトーン」の第5話は「涙のキス」です。これは明日死ぬことを覚悟した裕美が夫の洋平に贈った別れのキスを指しています。 この回は、ミステリーとしては一見何の進展もなかったかに見えたのですが、ここにきて、おばさんはようやく誰が裕美を殺したかに思い当たりました。それは今回やはりそのような演出がなされていたからなのでしょうね~。でもまだそれが当たっているとは限らないので(...
SF作家・梶尾真治氏原作のドラマ「ダブルトーン」の第4話は「迫る男」です。これはもちろん、龍野勲(嶋田久作)のことを指しています。 自分の死因が自殺であり、命日もハッキリしたことから、その日まで、家族のためにできることを精いっぱい積み重ねようとする裕美は、やはり「過去」を変えつつあるようです。 いつもなら、食事をし終えた食器をテーブルに置きっぱなしで出かけていく夫に毒づきこそすれ、礼など言ったことの...
SF作家・梶尾真治氏原作のドラマ「ダブルトーン」の第3話は「愛のレシピ・ノート」です。ここにきてこのドラマ、なんだかとぉ~っても良い雰囲気が漂ってきました。 最初は実に腹立たしく感じられたふたりのユミの夢~これは、毎日、ふたりが互いの日常を夢に見ては目が覚めるということだったらしく、それを見た上で互いにメッセージをやり取りする~という展開が何ともいえず好ましいです。 ひとりは2年前を生きている上に死...
SF作家・梶尾真治氏原作のドラマ「ダブルトーン」は第2話に入ってちょっと趣が変わってまいりました。1話では、ダブルヒロインのユミたち~裕美と由巳がそれぞれ同じ時代に生きているように思われたのですが、そうではなくて、裕美は予知夢を、そして由巳は裕美の過去=2年前をそれぞれに夢に見ているらしいことが明確になったのです。 しかもこの二人の間には「通信」が可能なようでした。その証拠に、これまで由巳の夢で得た...
SF作家・梶尾真治氏原作のドラマ「ダブルトーン」を覗いてみました。黄泉がえりで有名なこの作家さんは存じ上げませんでしたが、おばさんは、とにかく中越典子さんが大好きなので、彼女が出演するドラマは一応目を通さなくてはならんのです。 でも一旦見始めたら、も~イライラのさせられっぱなしで。 あれが延々と続くのではもう見なくていいっ!と録画を消そうとしたその時でした~おばさんの興味がう~んとそそられてしま...