「不毛地帯」もとうとう先週最終回を迎えました。山崎豊子さん原作のドラマというとどうしても最後がやるせない気持ちでいっぱいになることが多く、しかもこの「不毛地帯」というタイトルからして、最初はどうにも気持ちが重かったドラマでした。 が、その予想に反し、最終回は実に見事な終わり方でございました。主人公の壹岐正はこうして自らの戦後を処理したのか、これからも向き合っていくのかを思うだけで今でもまだ胸が熱く...
不毛地帯~第18話です。前回、 「イラン・サルベスタンこそが壹岐正にとっての第2のシベリアだ」 とイラン国王の側近=ドクター・フォルジが言っていた訳がようやく分かりました。それでは「不毛地帯第18話」~早速語らせていただきます。 石油採掘の見込みが高いと評判だったサルベスタン鉱区でしたが、一滴の石油も出ないまま過ぎた3年8ヶ月。近畿商事はもう既に3本の井戸を掘ったのだそうです。 その上、既に取り掛...
不毛地帯~こちらもはや17話です。今回はイラン・サルベスタン鉱区を誰が入札するのか~もうこちらもハラハラドキドキの展開でした!では、早速語らせていただきます。 シベリアに抑留されたトラウマを振り切るように、みずから「最後の仕事」と決めた石油開発に文字通り全身全霊を捧げる壹岐正(唐沢寿明)です。 モスクワで会う予定のドクター・フォルジもまた、心に深い傷を負った戦争の被害者でした。故郷イスファハンの内乱...
不毛地帯~第16話。いよいよ壹岐正(近畿商事)が石油ビジネスに乗り出しました。 「石油を甘く見てはいかん!」 国際ロビイスト竹中莞爾が前回言ったひと言がひしひしと身に沁みる回になってしまいましたね。 それでは早速あらすじを語らせていただきます。 イラン、サルベスタン鉱区の国際入札にあたって、当初あてにしていた石油公社から離脱し、アメリカの独立系企業オリオン・オイルとパートナー契約を結んだ近畿商事に世...
今回の不毛地帯(15話)は、かなり見応えがありました。前回してやられた壹岐が、渾身のリベンジを果たします! 最近は壹岐がすっかりビジネスマン化しているような気がして、少しガッカリしていたオバサンでしたが、この回を見て、その志の高さに感動し、またすっかり壹岐びいきになってしまいました。 ~あっ、恋愛方面では相変わらずいただけません ~ それでは早速あらすじ語らせていただきます。 前回、鮫島と貝塚にまん...
不毛地帯~第14話。近畿商事はいよいよ「石油開発」に着手することになりました。投資額も大きい(二百億)けれど見返りも大きい(一千億)~文字通りハイリスク&ハイリターンなビジネスに、太っ腹の大門社長がゴーサインを出してくれたのです。 「分かった。やってみぃ!」 このシーンで、大門社長が綿の相場を自ら陣頭指揮をしているのを見て、壹岐がちょっと注意をしたところがありました。大企業の社長にふさわしくない行動...