司馬遼太郎原作の新選組血風録も、先週とうとう最終回(全12話)を迎えました。少々地味(=規模が小さい)な感は拭えませんでしたが、なかなか見応えのあるよくできたドラマだったと思います。 特にその登場人物たちは個々のキャラがハッキリしていて、新撰組ファンのおばさんとしては、十分に楽しめるものでありました。 中でも、主役&準主役の土方歳三(永井大)、近藤勇(宅間孝行)、沖田総司(辻本祐樹)と監察の山崎烝(...
司馬遼太郎原作の新選組血風録~第5話は「池田屋異聞」です。 池田屋騒動と言えば、長州藩と新選組の戦いや桂小五郎の遁走を描くと相場が決まっていますけれど、この新選組血風録では、ここに一風変わったエピソードが付加されていました。それが、 「監察役=山崎烝と長州藩大高忠兵衛との因縁」 でございます。このドラマでは、山崎の出身が赤穂と設定されていたのですが、なんと赤穂の元家老の奥野定良(将監)の子孫だとい...
新選組血風録~こちらも順調に見ています。これはかなり面白いです。 第3話「芹沢鴨の暗殺」では文字通り芹沢鴨が暗殺されるんですけどね、水戸浪士として死に場所を失った芹沢が、土方や近藤らによって、ようやくその場所を見出すことができたという設定になっていました。 芹沢を排除しようと制定した局中法度に背いて=士道不覚悟ゆえの切腹を命じるのではなく、壬生浪士組の創始者としてその名を恥ずかしめぬよう、刺客(倒...
司馬遼太郎原作の「新選組血風録」~おばさんはまたしても第1話を見逃し、先週末の土日で1話と2話を見たのですが、これ、なかなか面白かったです。 こう見えて、新撰組に関してはかなりうるさいオバサンなんですけどね、キャストも結構よかったですよ。期待していなかっただけに相当良かったと言ってもいいかもしれません。 土方歳三~永井大、近藤勇~宅間孝行、沖田総司~辻本祐樹、芹沢鴨~豊原功補は、ほぼおばさんのイメ...