猿飛三世の8話、最終回は「天の巻」です。これもまたなかなか素敵な最終回でございましたね~いかにも佐助らしくて。 伴蔵の手裏剣を胸に受けて川岸に流れ着いた佐助。佐助の生還を信じて止まないお市。必ず戻ると約束しました! お市の流す涙が遠く川に浮いていた佐助の顔に降りかかり、見事佐助は息を吹き返したのでありまする。 と言うのは感動用で、本当は、胸に「秘伝」の巻物を入れていたのが手裏剣を防いでいてくれたよ...
猿飛三世の7話「殺の巻」はまたとってもハラハラさせられました。 鬼丸こと渡海屋の徳三郎が北倉所司代に捕まった事で窮地に陥ってしまう梅宮主膳。何でも、徳三郎が京屋敷に多額の請求をしたという密告があったとかで、このような「不正取引」を見逃した高波藩はその罪を問われてお取り潰しになるのだそうです。もちろん梅宮は切腹間違いなし。 まあこの辺はなんとも説明不足でむりくり感が否めませんが、これはなんと徳三郎、...
猿飛三世の6話「同の巻」はまた実に面白かった~。特に佐助と仲間たちがあのバカ殿の屋敷に忍び込んで幽霊騒ぎを起こすところなどはとっても生き生きとしていて、まるで目の前で実際の舞台を見ているかのように本当に楽しかったです。 前端玄蕃頭への嫁入りを決意したお市を何とかして助けたいと願う佐助。 渡海屋の番頭が自分の父・鬼丸だと知って知恵を授けて欲しいと申し出るも、これをキッパリ断られてしまいます。 所司代...
猿飛三世は5話の「活の巻」もなかなか良い話でござりました。 予告どおり、お市に持ち込まれた見合いの相手は「将軍家の親戚筋」だという大名=信州広見藩主の前端玄蕃頭(まえはたげんばのかみ)~ああいかにもバ○殿風情を漂わせておりましたが、これが単に足りないだけでなく、これまでに迎えた妻や側室を次々とその手で切り殺してしまったというから大変です。 この話を断れば、高波藩の取り潰しは必定。さりとて、浪費家と...
猿飛三世は今週のエピソードもなかなか楽しかったでござりまするね。 ひそかにお市に思いを寄せる佐助ですが、何かにつけて邪魔されてしまいます。 「格式が」「家柄が」「背が・・・」 まあ最後はおばさんの意地悪でございますが、片や家老のお姫様、方や甲賀の忍の者と来ては「つりあい」が取れないと、主膳どころか、徳三郎にまで釘を刺されてしまいます。 人には「分」というものがある。分に合わせた生き方をしろ と語るこ...
先週はまだ今ひとつ体調が優れず、レビューを書くまでにはいたりませんでしたが、猿飛三世もなかなか順調に楽しく見ています。何事にも全力で体当たりする佐助が、なんとも言えず可愛いんですヨ。 このドラマ、全8話ということでしたが、1話目はイントロで、2話以降はどうやら「秘伝七術」を絡めて語ってくるようです。第2話は「忍」でこの3話は「風」でした。 忍(の極意)とは、心の上に刀を置いて生きること。迷わず恐れ...