吉川英治さん原作、山本耕史さん主演の時代劇、【鳴門秘帖】もいよいよ最終回でした。これはなんていうか~最近日本ではあまり見ないタイプの時代劇でしたよね。時代に媚びてないというか、ストーリーや登場人物の描き方がかなりリアルで生々しいというか。 その中で、主人公の弦之丞だけがちょっとつかみどころがない感じが否めませんでしたが、それもすべては「剣豪として生きるために人としての感情を封じ込めた」からなのかも...
吉川英治さん原作、山本耕史さん主演の時代劇、【鳴門秘帖】の第9話は「姉妹の契り」です。いや~正直申し上げてこれまであまり千絵が好きではなかったのですが、今回の千絵は凛々しくてなかなか素敵でござった。あれなら弦之丞ともお似合いですね。 以下ネタバレのあらすじです。 囚われの身となっていた弦之丞は、期待通り、阿波徳島藩家老の高木龍耳軒が助けてくれました。高木は鳴門秘帖があるばかりに藩主の蜂須賀重喜が浮...
吉川英治さん原作、山本耕史さん主演の時代劇、【鳴門秘帖】の第8話は「親子の名のり」です。これがまた何とも切なかったですね~。以下ネタバレのあらすじです。 鳴門の渦に飛び込んだ弦之丞とお綱は、勘助(小倉一郎)という日和佐宿の大工に助けられたようです。勘助は四国屋に大層恩義があるそうで、四国屋の船以外は決して作らない職人なのだそう。その大恩ある四国屋の頼みとあっては、ふたりの世話を快く引き受けてくれた...
吉川英治さん原作、山本耕史さん主演の時代劇、【鳴門秘帖】の第7話は「絶体絶命の船出」です。これはもう聞くも涙、語るも涙の物語でござりましたね。以下早速ネタバレです。 阿波に渡るにあたり、弦之丞とお綱はお久良の店、四国屋の船にこっそり乗せてもらうことにしました。献上品を入れるつづらの中に隠れていれば良いというのですが、それだけでは敵の目を欺けぬということで、弦之丞はとてつもない策を思いつきます。それ...
吉川英治さん原作、山本耕史さん主演の時代劇、【鳴門秘帖】の第6話は「十年ぶりの再会」です。いや~これまたお綱の気持ちが切なかった~。弦之丞め、なんて罪な男なんだ。 以下ネタバレのあらすじです。 弦之丞一行は阿波を目の前にして大坂で足止めを食っていました。というのも、どうやら阿波の蜂須賀家に、弦之丞が公儀の隠密となって鳴門秘帖を奪いに来るとの知らせが入ったからのようです。そうそう、弦之丞の父親が弦之...
吉川英治さん原作、山本耕史さん主演の時代劇、【鳴門秘帖】の第5話は「中山道危機一髪」です。いや~ようやく弦之丞の良さが分かってきました。って遅すぎでしょうか😅。以下ネタバレのあらすじです。 今回は1話で登場した平賀源内(正名僕蔵)が再登場しました。 そうそう有名人だから、あのまま終わりってことはないだろうなと思いながら、正名僕蔵さん、立花登青春手控えに引き続きまた医者役だ、などと余計なことを考えて...