毎週楽しみに観ていたJIN-仁-がとうとう最終回を迎えてしまいました。本来、先読み(先走り)&深読み(思い込み)が得意なおばさんですが、ことこのドラマに関しては、何も考えずに、ただひたすらドラマの世界に身をゆだねてしまっておりました。それがなんとも心地よかったんですよね~。前回のレビューで「最後がどう終わるのがハッピーエンドなのか分からない」と申し上げましたが、この最終回は、まごうことなく=コレ以上な...
JIN-仁-もいよいよ最終章です。今回も素敵でしたね~特に野風姐さんのあのひとことが。「坂本様、お久しぶりでありんす」龍馬が亡くなったことを聞いた野風が、その形見分けの品=雪の結晶のかんざしをそっと髪に挿しながら、涙の光るその頬に笑みを浮かべていったこの言葉は、実に胸に沁みました。その龍馬ですが、東に切られた後、1週間近くも延命することになったようです。脳圧を下げる手術を行い、アンビュで人工呼吸を続け...
JIN-仁-は、今週もまたハラハラさせられました。「龍馬の暗殺を食い止めるため」江戸にやってきたと確信する南方。その南方を「暗い海に光る道しるべ」として国のため奔走してきた龍馬。そんなふたり(龍馬)を、家族を殺すと脅されて、心ならずも追わねばならなくなった恭一郎。3人の思いが錯そうしたこの9話は本当に見応えがありました。特に最近の小出恵介ってなかなかイイですよね~。龍馬の命日が11月15日だったことを思い...
JIN-仁-は、毎週欠かさず観ているドラマです。毎回語りたいと考えていましたが、さすがにしゃべりたがりのおばさんも前回と前々回の記憶は定かではなく・・・。また、今回のテーマが野風姐さんの麻酔無帝王切開だと知っていたこともあり、実は、見るのを大分ためらっておりました。もともと締りのよくない涙腺の持ち主ですのに、最近はもうあふれっぱなしで、このエピソードを見るのはかなりつらいだろうと考えたからです。でも先ほど...
JIN-仁-~完結編に入ってからはずっと歴史的配色が濃かったように思われましたが、この5話はもっと奥深い真理について語っていたような気がいたしました。「医療とはいったい何のために存在するのか?」南方仁はこれまで幾多の困難に出会い、そのたび毎にたくさんの命を救ってきました。が、よくよくその経緯をたどってみると、その救えた命というのは、自分が関わった為に危うくなってしまったものがほとんど。自分がどんなにも...
JIN-仁-では、江戸時代にタイムスリップした南方が、物の無い中、知恵と工夫によって次々と医療機器や治療法を考案していくのがひとつの醍醐味でもあるんですが、この4話では輸血という手技が完成いたしました。あの手動(手回し)遠心分離機はなかなかよかったですね。この機器を用いて今回治療にあたったのが、川越藩主松平直克の妻=恵姫でございました。松平と言えば将軍家の血筋-そして、この恵姫こそが松平の血を受け継ぐ...