アンネ-トルコ版Mother ネタバレと感想 13&14話 ノートの秘密
「Anneアンネ」の13話と14話を視聴しました。も~連休が入ると忙しくてゆっくりテレビを見る暇もなくて大変ですわ。とぼやきはさておき
、トルコのドラマは盛り上がりが素晴らしくて、一瞬たりとも目が離せませんね
。以下ネタバレのあらすじです
。
13話
トゥルナを捜して
ゼイネプは一番にギョニュルの店を訪れました。そこでゼイネプはギョニュルに、トゥルナはバンドゥルマで「好きなモノ」をノートに描いていた、イスタンブールに来ても同じくノートに描いていたようだが、その内容があまり楽しそうには思えなかったから、トゥルナは幸せではなかったのかもしれないなどと悔やみます
。
それからふたりはトゥルナの行きそうなところを片っ端から探しました。公園で、女の子が怪我をしたと聞くと即病院にも駆けつけましたが、トゥルナはどこにも見当たりません。トゥルナとパスタとシェイクを食べたレストランに来た時は、ギョニュルがめまいを起こしたらしく、ゼイネプは初めてギョニュルをいたわりました。大丈夫ですか?座ってください
。
ゼイネプは、いっそのこと警察に届けて捜してもらおうと言い出しますが、ギョニュルは猛反対します。そんなことをしたらあなたが逮捕されてしまうわ!!逮捕されたら何を言っても信じてくれない
。これはギョニュルの実感なのでしょうね。
ギョニュルはそこで悪い男=アリが力になってくれるのではないかと思いつきました。記者なら知り合いも多いはずよ。捕まったらあの子を守れないもの
。
ゼイネプはアリに電話をしますが出なかったため、直接新聞社に行くことにしました。タクシーで向かう途中、ようやくアリを捕まえて、これから会いに行く、と伝えます。
そのアリはゼイネプとギョニュルについて調べていました。施設に入っていたゼイネプが7歳で養子になったとの報告を受けたアリは、ギョニュルがゼイネプの母なのではないかと察します。ギョニュルと幼いゼイネプの写真を見比べていたところに、ゼイネプが駆け込んできました。
娘がいなくなったの!
警察に届けようか迷っているとゼイネプが言うと、アリは、それはダメだと押しとどめます。ゼイネプは、知り合いの警官に頼んでほしいとお願いし、アリもすぐに動いてくれました。
その頃、同じ新聞社にはシューレが押しかけてきていました。シューレはアリにゼイネプのことを教えに来たのです。シューレはクラブでの乱闘騒ぎで留置場に入れられていましたが、翌日には訴えが取り下げられて釈放されました。でもジェンギズは留置場でも騒ぎを起こしたので、その件で訴えられて留め置かれています
。
ゼイネプとアリはシューレと入れ違いに外へ出て行きました。アリは知り合いの警官に迷子を捜すよう頼み、ゼイネプはいったん帰宅することにします。
そこで再びトゥルナのノートを見ていたゼイネプは、それが好きなモノではなく、バスターミナルへ行くための目印だと気づきました。賢いゼイネプは、ひとりでバンドゥルマへ行くために、バスターミナルへの道順を思い出していたのですね。大好きなゼイネプを守るために。
案の定、バスターミナルでは、大きな赤いカバンを背負ったトゥルナがバンドゥルマ行きのバスを探していました。が、小さな子どもがひとりでうろうろしていたため、係員が迷子だと誤解して警察に連絡します。トゥルナはすぐに逃げだしました。そしてうまいこと嘘をついてバンドゥルマ行きのバスに乗り込もうとしたのですが、そこでもやはり不審がられて警察に引き渡されてしまいます
。
うつむいて涙ぐんでいるトゥルナに、警官は優しく声を掛けます。名前は?迷子になったの?
そこへゼイネプが駆け付けてきました。今まさにふたりの警官がトゥルナの両端から手をつないで連れていこうとしたその時、ゼイネプがその後姿を見つけます
。あの真っ赤で大きなカバンが良い目印になりましたね
。
トゥルナっ!!
その声にトゥルナが振り向いたので、警官が母親だと察しました。トゥルナは顔をくしゃくしゃにして泣き出し、アンネ、アンネ、と叫びながら走り出します。ゼイネプはひしと娘を抱きしめました
。トゥルナ!トゥルナっ!!もうこんなことはしないで!!
トゥルナは泣きながらママを守りたかったのだと語り、ゼイネプは、トゥルナがいないことが一番つらいのだと言い聞かせます。一緒にいれば、どこへ行ってもそこが私たちの家よ
。
ガムゼ
ガムゼは中絶をしに行った病院で恐ろしくなり、中絶するのを断念しました。ガムゼ自身、せっかく授かった子どもを中絶する自分は、トゥルナを虐待したシューレと変わらないと、恥ずかしく思っていたようです
。またガムゼがお腹の子に対して愛情が湧いているのを見たジャヒデはガムゼに、ガムゼも既に「アンネ=母」なのだと諭しました
。
14話
告白
ゼイネプはトゥルナを連れて家に戻り、一緒に出ていくことにしたと伝えました。ジャヒデもそれを認めますが、ドゥルが怒り出します。ジャヒデが、ドゥルとガムゼを守らなければならない、と語ったからです。ドゥルは、ゼイネプも家族なのに見捨てるつもりなのか、とジャヒデを非難しました。
ゼイネプはついに妹たちに真実を打ち明けます。そうじゃないの。私は養子なの。
皆の様子を、トゥルナがちょっと離れたところに座り込んで、涙を浮かべながら心配そうに様子を見守っているのがまた実に印象的です。
それでも行かないでほしいと嘆くドゥルにゼイネプは、これまでと何も変わらない、と言って慰めました。ガムゼは、ゼイネプの好きなようにすればいいとわざとそっけなく言い放ちます。ゼイネプはガムゼに、良い母親になれるわ、と優しく声を掛けると、ガムゼも少し微笑んで、優しいのね、と答えました。あなたもね。
ゼイネプがトゥルナの手を取ろうとすると、トゥルナはジャヒデに、カバンは持って行ってもいい?と尋ねます。ジャヒデはもちろんよ、と答えました。
その頃ギョニュルはひとりヤキモキして電話の前で待っていました。ゼイネプがようやく電話を掛けると、待ってましたと飛びつきます
。よかったわ、無事だったのね!?
力強い味方
ゼイネプはトゥルナと一緒に、以前泊ったユドゥズホテルに行くと伝えました。ギョニュルは家に来るよう勧めましたが、ゼイネプが断ります。明日伺います。
ゼイネプはまたアリにも連絡をしました。アリは、これからシューレが社に来る、と伝えます。注意が必要です。
そう言いながら、注意を怠ったのはアリでした。アリはゼイネプからホテルの名前を聞いてメモしたのを、シューレが来ても隠さなかったのです
。シューレは、アリがちょっと席を外した時にそのメモを見つけました。しかもご丁寧にホテル名と一緒に「ゼイネプ」と書いておいたそうです。も~そのくらい覚えるか、スマホに入れてメモは捨てろよ
。
シューレは早速ホテルへ駆けつけました。それを知ったアリがゼイネプに電話をしますが、ゼイネプはシューレからの電話を警戒して電源を切ってしまっています。そこでアリはホテルの近くにいるギョニュルに電話をして一部始終を説明しました。ギョニュルはすぐにホテルに駆け付けようとしましたが、途中で事故に遭ってしまいます
。
そんなこととは知らないゼイネプとトゥルナは、以前泊まった部屋の窓が修理済みだと聞き、鳥のいるあの部屋に泊まることにしました。久しぶりに笑顔でくつろいでいたところに、アリからホテルに電話が入ります
。ゼイネプはトゥルナと一緒にギョニュルの店へ行くことにしました
。
ふたりがこっそり逃げ出したところに、シューレが乗り込んできました。も~これがまるでヤクザのようで、ホテルのスタッフと宿泊客が気の毒でしたね
。スタッフは呆れ果て、最初は口を割らなかったのですが、ついにはゼイネプの部屋を教え、トラブルなら当事者同士で話し合え、と怒り出してしまいます
。もちろんその頃ゼイネプは既に逃げ出した後でしたが
。
ふたりがギョニュルの店へ行くと、そこには誰もいませんでした。電話をしようとして留守電に気づいたゼイネプは、アリからギョニュルの事故について聞かされます。ふたりは早速ギョニュルが入院している病院へと急ぎました。
その頃一足先に病院に到着したアリは、早速ギョニュルに真相を問いただします。ギョニュルはゼイネプが自分の娘だと認めましたが、これは秘密なのだと念を押しました。あの子は私を憎んでいるの。
アリは、今はそうでも時間が経てば変わると説得しようとしますが、ギョニュルは、自分のことはいいのだと耳を貸しません。
そこへトゥルナがやってきました。うっかりさんっ!!
でもトゥルナは、子どもは入ってはいけないと看護師に叱られて廊下で待っていることにします。お絵描きをしているトゥルナに、アリが何とかしてご機嫌を取ろうとしたのに、トゥルナは警戒して打ち解けようとしないのがまた可笑しかったですね~。あんな風に脅されたのですから当然ですよね
。
ゼイネプはギョニュルを心配する一方で、昔話を始めました。ギョニュルの顔を見るとついつい実母に対する恨み言を言いたくなるのは、心のどこかで彼女が母だと気づいているからなのでしょうか。確か以前、ギョニュルの手を見て何かを感じていたようですものね。
そこへ今度はシューレがアリに電話をかけてきました。アリはシューレに張り付くことで、ゼイネプとトゥルナから遠ざけようと試みます。シューレは泊るところが無いから面倒を見ろと言ってきたのだそうです。も~本当に図々しいったらありゃしないわ
。
アリの部屋へやってきて、ゼイネプを「あの女=誘拐犯」呼ばわりするシューレに対し、アリは、メレクがゼイネプと逃げたのなら、それ相応の理由があるのではないか、と詰め寄ります。母親から逃げる理由がね。(
)
シューレは、逃げてなんかいない、あの女が誘拐したのよ!とわめきますが、そうでないことは自分が一番よく知っているはず。
ガムゼの反応
幼い頃からゼイネプと比べられてひどく傷ついてきたガムゼにとって、ゼイネプが養子だったということはまさに青天の霹靂でした。ガムゼはジャヒデを許さない、と息巻きますが、実子じゃないからこそ余計に哀れで気を遣っていたのだと思うんですけどね。そしてそんなジャヒデこそ、今のゼイネプの気持ちを一番理解できると思うのですけど。
感想
いや~アリが一転して味方になってくれたのは心強い限りですね。日本版では大して頼りにならなかったんですよ~確か。「アンネ」は今日の放送も楽しみですね
。
これまでに視聴した日本のドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~日本ドラマ編
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