アンネ-トルコ版Mother　ネタバレと感想　第20話　ギョニュルが可哀想で見てられない

こん

2021/10/27

2020/09/30

「Anneアンネ」の20話を視聴しました。もうギョニュルが可哀想で見てられませんでしたね。こうなったら隣のアリフが頼りです。以下早速ネタバレです。

ゼイネプは、せっかくギョニュルが作って持ってきてくれた料理をすべて突き返しました。その時ギョニュルは、またしても肝臓が痛んで苦しみ、隣のアリフに手伝ってもらってやっとこさ２Fのソファに横になっていたところだったのに、ゼイネプはそんな姿を見ても、どこか具合が悪いのだろうか、などとは考えもしなかったようです。

その上、ギョニュルが目を覚ますと、トゥルナを利用してゼイネプの間に割り込んだ、などと罵倒しました。も～ギョニュルがゼイネプとトゥルナのせいで自動車に轢かれたこと、もう忘れちゃったんですかね。それもまた恩を売るためだ、なんて思っているのかしら。

ギョニュルはあまりの中傷に耐えられなくなりましたが、そこへ今度はジャヒデがやってきます。ドゥルから、ゼイネプがギョニュルの店に行ったと聞かされたからです。

ジャヒデは二人を見るなり頭に血が上ったらしく、ギョニュルの頬を激しく引っぱたきました。床に倒れ込んだギョニュルに、これまた罵詈雑言を浴びせます。

ゼイネプは、これ見よがしに、この人は赤の他人だと言い、母親はジャヒデだけだと語りました。ギョニュルはどんなに苦しかったことでしょう。あんなこと言われたらガンも進行しちゃいますよね。

それからジャヒデはゼイネプを連れてジャヒデの「隠れ家」的レストランへ行き、カウンターで昔話をしました。それによると、ジャヒデがゼイネプを引き取ったのは、ギョニュルには無関係みたいでしたね。誰か子どもを養子にしようとしたところ、一番内向的だったゼイネプに決めたと言っていました。なかなか子どもができなくて養子を迎えることにしたのでしょうか。じゃあ、ギョニュルを知ったのは、ゼイネプを引き取ってから、自ら会いに行ったということなのかな。

ゼイネプは養子に行ってからもずっとギョニュルを捜し続けたそうです。最初はそれを面白く思わなかったジャヒデも、いつしかゼイネプとともにギョニュルを捜すことにしたそうです。自分のために母を捜してくれているジャヒデを見たゼイネプは、ようやくジャヒデを「母」と認めたのだそうです。

ゼイネプは、これまでずっとジャヒデに心を開かなかったのは、実の子どもではないゼイネプを心から愛することなどできるはずが無いと思っていたからだそうで、今回自分がトゥルナを愛するようになって、ようやく、ジャヒデの自分への愛を信じられるようになったらしいです。

そうは言ってもジャヒデは、ゼイネプがトゥルナを引き取ることに対していまだに反対していますよね。それではやはり「無償の愛」とは言えない気がします。ドゥルが言っていたように、シューレがトゥルナを諦めたのなら、何の問題もないような気がするのですが。ま、シューレはまだ信じられませんけど。

それはさておき、ゼイネプも、出会ってからずっとギョニュルを見てきたら、ギョニュルがどんな人か分かりそうなもんですけどね。今のゼイネプには何を言っても無駄ですね。正しいのはトゥルナの目だけです。

またギョニュルが何度も倒れたのを心配したアリフは、病院に行かないならゼイネプに言いつけると言い出しました。それでギョニュルは仕方なく、ゼイネプが娘だと打ち明けます。あの子は私を憎んでいるの！

アリフがそれでもゼイネプに「言いつけてくれる」ことを願ってやみません。いっそのこと刑務所に入った理由もアリフが調べてくれると良いのですが。あ、調べるならアリフよりもアリの方が得意ですね、きっと。

一方でシューレは、ジェンギズにうまく懐柔されたものの、メレクの手帳を見るとやはり諦めきれないようです。それに、ジェンギズがシューレを愛しているのではなく単に利用しているだけだということぐらい、本能的に察しているはずですよね。何せジェンギズは性懲りもなくまたシューレに働かせようとしてクラブを探し歩いているのですから。そんな暇があったら自分が働け！と言いたいですが。