アンネ-トルコ版Mother ネタバレと感想 第33&34話 母の執着
「Anneアンネ」のネタバレに行く前に残念なご報告です。昨日放送の33話が最後の数分しか録画されていませんでした
。公式サイトのあらすじや34話の内容からあれこれ類推はいたしましたが、詳しい内容は分かりません
。漏れが無いように語るなどとエラソーなことを言っておいて本当に申し訳ありません
。
33話をご覧になった方の中で、可哀想なおばさんに内容を教えてやろうというご親切な方がいらしたら、是非「ネタバレ」をお願いいたしまする。箇条書きでも何でも構いません。どうぞよろしくご協力のほどお願い申し上げます
。
では以下、分かる範囲でのネタバレです。
~早速Fさんが丁寧で感動的なネタバレを教えてくださいました。お疲れのところ無理を聞いてくださって本当にありがとうございました!
~
33話のネタバレ(Fさん本当にありがとうございました!)
さて、33話なのですが、密航の手はずも整い前金もしっかり支払って、出航の連絡が来るまで、先ずは3人でホテルに宿泊を決めました。身分証明の提示を求められましたが、子供の調子が悪いので後で子供達のを提示させると説得し、ギョニュル1人分の証明書で部屋を確保しました。
しかし、警察はホテルの宿泊者を調べさせ、その中にギョニュルの名前を見つけました。3人はホテルで軽い食事をとり楽しいひと時を過ごしていましたが、ギョニュルが度々咳をすることに心配したゼイネプが薬を買うために外に出ました。
薬局で薬を求めた時、その店のカウンターに有った新聞の1面に写真入りで、誘拐犯の教師と生徒の大見出しの記事を見つけ慌ててホテルに戻ろうとしたゼイネプは、ホテルの前の道路にパトカーを見つけ逃げ出しましたが、警察に捕まってしまいます。
帰りの遅いゼイネプを心配したギョニュルが彼女を探しに下まで降りて来た時、警察の車に乗せられようとしているゼイネプをみつけ、顔色を変えて、彼女を救おうとします。また、その後ろを追ってきたトゥルナもその光景に凍り付きます。
「アンネ-アンネ―」大泣きで叫びながら「私も連れて行って!」しがみつきますが、警察はにべもなく引き離します。車に乗せられたゼイネプを追いかけ走り続けるトゥルナに、車はその速度を少しも緩めません・・・。追いかけても追いかけても届かない…力尽きたトゥルナに残ったのは絶望でした。
警察に逮捕されたゼイネプは、虐待からトゥルナを救ったことを話しました。が、理解を得る事は出来ず結果は34話にある通りです。泣き叫ぶトゥルナが可哀想で見ていられませんでした。ゼイネプに必死でしがみついて泣き叫ぶときは私も大泣きでした。
警察がその後実母(苦笑)と連絡がついて、トゥルナを引き渡すためにトゥルナを連れてきたのでしょうが、何も話さず、何も口にしないトゥルナを笑顔に変えたのは、婦警さんの「お母さんに会うのよ!元気出して、食事もしましょうね」この一言でした。
「アンネ?アンネに会えるの?ほんと!なら食べる、全部食べる(^ー^)/」そう笑顔でパクパク食べ始めたのです。なのに・・・・・多分母親は違うのだろうな・・・・・想像通りでした・・・_| ̄|○
そして、あの34話のご対面なのでありまする。()
逮捕
ついにゼイネプが逮捕されてしまいました。どうやらホテルで捕まったようですね。トゥルナとギョニュルも警察に連れていかれたようです。
ギョニュルは、すべては自分が黒幕だとゼイネプを庇ったようですが、逮捕されたのはゼイネプだけだったようなので、警察は信じなかったようです。きっとゼイネプも潔く罪を認めたのでしょう。虐待されていた子どもを保護しただけだってちゃんと言ったんかな
。
またトゥルナは、婦人警官に「ママに会える」と言われて髪をとかしてもらい、喜び勇んで会いに行きました。がそこで待っていたのはシューレだったため、トゥルナの顔から笑顔が消えてしまいます
。
そこには児童保護課の課長もおりましたが、シューレに「メレクは誘拐されて怯えている」と言われるとコロリと騙されてしまいました。またトゥルナも、懸命に、自分はメレクではないと主張したのですが、これまたシューレに「邪悪な誘拐犯にそう言わされている」とまくしたてられると、トゥルナも何も言えなくなってしまうのです
。そこは賢いようでもまだまだ幼い子どもなのです
。
シューレの選択
シューレはトゥルナと一緒に帰されることになりました。が、どこにも行くところがありません。唯一助けてくれたギョニュルにも、あいつも共犯だ、逮捕しろ!と大声でわめき散らしたのです。ギョニュルはただただ、トゥルナを大切にしろとだけ伝えました。同じ「罪を犯した母」として、ギョニュルはシューレの気持ちも痛いほど理解できるようです。
母親は、心臓を取り出すぐらいの覚悟をしない限り、我が子を諦めることはできない。
その後シューレはトゥルナと自分にこう言い聞かせています:
警察はそれが「犯罪」かどうかだけを見るところで、トゥルナが寒い思いをしたりひもじく思ったりしても関係ない。「誘拐」という罪を犯したのはあの女=ゼイネプであり、シューレは何も悪いことはしていない。シューレは母として力を尽くした。
シューレはジェンギズに電話をして助けを求めますが、ジェンギズは相変わらず相手にしてくれませんでした。それでも電話を切った後に、少し情が湧いたようにも見えたのですが、シューレはジェンギズに見切りをつけて、こともあろうにシューレを拉致させたネジミを頼ることにします。シューレは一度捕まって逃げだしたのですよね?
シューレは、これを逃したら後が無いと、必死でネジミを誘惑しました。シューレの色仕掛けにコロリと騙されたネジミは、腹心のタヒル(シャファク・バシュカヤ〜フェルハト@オスマン帝国外伝)という男に命じてふたりを部屋に案内させます。このタヒルは無口ですが、まずまず情け深いようで、とりあえずの食料の他、着替えの無いトゥルナのためにパジャマを買い、毛布や電気ストーブも用意してくれました
。
その後シューレはネジミの相手をするために美容院に連れていかれます。一緒に付いていったトゥルナは、他の少女がママと帰っていくのを羨ましそうに眺めていました。その少女が置いていったハートマークのシールを、こっそりポケットにしまいます。シューレはこれを見咎めましたが、シールを見て大した問題ではないと思ったらしく不問に付しました。
ネジミはシューレを部屋に呼び、鼻の下を長くしてシューレに相手をさせました。
二人の母
ジャヒデは弁護士としてゼイネプを釈放させるべく動き出しました。その一方で刑務所に送られたゼイネプは「子どもの誘拐」という罪状が他の囚人たちに知られたためにひどい苛めを受けることになります
。ジャヒデからそれを聞いたギョニュルは、刑務所内に知り合いがいるから、苛めを止めることができるかもしれないと申し出、ジャヒデから面会の申請を許してもらいました
。
アリ
アリもまたゼイネプに面会に行き、児童保護課の課長がシューレとトゥルナを監視しており、その結果「虐待」が明らかになれば、トゥルナは施設に送られることになると伝えました。アリはそもそも、なぜ殺人課のシナンがゼイネプとトゥルナの問題に口を出すのか、不思議でならなかったようですね
。それはきっとアリが虐待に関心があるのと同様、シナンも母との間に問題を抱えているからなのでしょうね。もしかするとシナンも養子なのかもしれません。
アリはなんとかゼイネプを少しでも喜ばせたくて、鳥の本を差し入れたそうです。優しいな~アリは
。
ゼイネプ
ゼイネプは自分のことよりトゥルナのことが心配でならなかったようです。大事そうに「歯」を持っていて刑務所に入る前に刑務官に預けたところを見ると、トゥルナのグラグラしていた歯が無事抜けたのですね~きっと。
感想
実際に見られなかっただけに、トゥルナとゼイネプの別れをあれこれ妄想してすっかり悲しくなりました。トゥルナはどんなに嘆き悲しんだことでしょう。トゥルナの諦めきった顔が何を物語っているのか、どうして他の大人たちには理解できないのか不思議でなりません。1日も早くシューレが「執着」を捨てて、娘の幸せを一番に考えられる人間に成長してくれることを願ってやみません。
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