アンネ-トルコ版Mother ネタバレと感想 第48&49話 激情に駆られて

「Anneアンネ」の48話と49話を視聴しました。あ~とんでもないことになってしまいましたね。以下早速ネタバレですアンネのネタバレ感想行きますよ~(^^)/

大暴走

ジェンギズ

ジェンギズは、腹立ちまぎれにトゥルナを木に吊るして殺そうとしました。が、近くに警察が来て様子を伺っていたために、急遽そのロープでブランコを作って彼らをごまかします。ゼイネプから話を聞いたシナンが現地の警察を向かわせたのです。

警察がいなくなったのを見たジェンギズは、トゥルナの乗ったブランコを激しく揺らしました。最初は「パパに遊んでもらってよかった」などと喜んでいたシューレも顔色を変えて止めようとします。止めて、ジェンギズ!

ジェンギズはシューレを脅し、ゼイネプに電話をさせました。トゥルナを渡すと言ってゼイネプを呼び出し、接見禁止令を破った罪で警察に通報するつもりです

でもこれを聞いていたジャヒデとギョニュルは、それがジェンギズの罠だと見破りました。それで約束の場所にはギョニュルとアリが向かうことになります。

ゼイネプが来なかったのを知ったジェンギズは、火が付いたように怒り出しました。近づいたらトゥルナを殺すと脅し、トゥルナを車に乗せてすぐに逃げ出します。

それからジェンギズは今度こそ本当にトゥルナを殺そうと「アジト」に連れて行きました。そこは幼いジェンギズが動物を閉じ込めて殺そうとした「冷蔵庫」があるところです。ジェンギズは同じようにトゥルナを中に閉じ込めて鎖でぐるぐる巻きにし、ゼイネプに電話を掛けました。

1時間以内に来なければ娘は死ぬ!来ればあんたは刑務所行きだ!

ゼイネプは今から行くと答え、一緒にいたシナンを急き立てました

一方のサニエはシューレとともにジェンギズのアジトに行くと、すぐに冷蔵庫に気づきます。「メレクは死ぬ」とせせら笑ったジェンギズを背後から棍棒で殴り倒しましたサニエ、よくやった!( `ー´)ノ

シューレが驚いていると、サニエはすぐにジェンギズのポケットを探って鍵を取り出します。早くメレクを救って!!早く早く!!

シューレが必死で助け出した時、トゥルナの体は冷たくなって息をしていなかったそうですが、シューレはそんなトゥルナを抱きしめて、懸命に名前を呼びました。私は良いママじゃ無いけど、あんたは良い娘。お願いだから、目を覚ましてっ!!シューレもここは偉かった

トゥルナはようやく意識を取り戻します

サニエが言うには、ジェンギズの実父は異常者だったそうです。それでサニエはすぐにその男とは別れたそうですが、その後もサニエが娼婦だということで、ジェンギズは周囲からひどく苛められたらしい。それだけならまだしも、周囲はジェンギズにサニエへの暴力を要求したそうです。これはやはりイスラム教徒だからですかね

そうしてジェンギズは優しいいたいけな子どもから「怪物」へと化したそうです

ゼイネプ

トゥルナが殺されるかもしれないと聞いたゼイネプは我を忘れ、シナンとともにジェンギズの後を追いました。シナンもまた前回の失敗を取り戻そうと、ゼイネプが飛ばす檄に従い、車を猛スピードで走らせます。速くっ!もっと速くっ!!

案の定、ふたりはトラックに激突されてしまいましたあれで事故に遭わない方が不思議だよ(-_-;)

死を覚悟して

ゼイネプの緊急手術が行われ、何とか一命は取り留めたものの、脊髄への損傷のために首から下が麻痺してしまいました。これを治療するためには再手術が必要ですが、その手術も大きな危険を伴うそうです。もし手術をしなければ、2年間寝たきりのままで最後は亡くなってしまうと聞かされたゼイネプは、手術を受ける覚悟をします

ギョニュルも心配して駆け付けてきました。ゼイネプはギョニュルに手を握ってほしいと頼みます。感覚はなくとも、温かさが伝わってくるというゼイネプの言葉に、ギョニュルは涙を流します

またゼイネプは、これが最後になるかもしれないからと、シューレに電話をかけてもらいました。シューレは無視しましたが、トゥルナが見つけて出たそうにしていたため、好きにしろ、と伝えます。

ゼイネプはでもトゥルナに心配を掛けたくなかったので、シューレに代わってほしいと頼みました。トゥルナは、私に言っても大丈夫なのだと伝えますが、そういう訳には参りません。ゼイネプから事故のことを聞いたシューレは、さすがに顔色を変えました

シューレも口では「結局ゼイネプは助けに来なかった、あんたを助けたのは私だ」などと毒づいていましたが、あのゼイネプが来なかった、しかもトゥルナではなくシューレと話したがっていると聞けば、これが非常事態と気づくはずです

アリのプレゼント

アリはゼイネプにミソサザイのつがいをプレゼントしました。ミソサザイは自分の子どもではない子どもも育てるそうです。アリは、この鳥たちを自由にしようと思う、手術が終わればゼイネプにもまた新たな未来が開けると励ましました

ゼイネプが心配で駆け付けてきたドゥルは、この様子からアリのゼイネプへの気持ちを知って大いにショックを受けます。アリはサルプからドゥルを誘惑したと批判されたため、ドゥルに直接「妹のように思っている」と伝えていたのです

感想

サニエは、子どもが生まれれば、ジェンギズも昔の優しい心を取り戻してくれるかもしれないと期待していました。確かに、イスラム社会で娼婦の母を持つ息子がどれほど恥ずかしい思いをしてきたのかを考えると、あんな風になってしまうのも無理からぬことかもしれません

でもシューレは、同じシングルマザーとしてサニエの立場を理解していたようですね。ジェンギズはクラブの用心棒だったそうで、もし彼がいなければ、シューレもサニエと同じ道を辿っていたかもしれないからです。ということは、ジェンギズがシューレを「助けた」のも、シューレに母を重ねたからかもしれませんね。だったらちゃんと助けろよ、って話でやんすが

またゼイネプは手術を受けたけれど、シナンは内臓に損傷があると言われたのに治療を受けていないらしいのが気になりました激情型のシナンはゼイネプの相手ではない(良い相性とは言えない)ように思えますが、とりあえずはふたりの無事を祈りたいと存じまする

Mother
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COMMENTS

マキ
2020/11/10 (Tue) 23:33

ゼイネプの喪失感、疑念→激しい焦り
解るんですけど周囲を巻き込み阿鼻叫喚の大惨事になってますよね;
知的でクールだったゼイネプが…
立て続けの災難の中、ギョニョル母さんと手を握り合えたシーンは皆の微笑みと安堵を誘いましたよね
良かった〜(雨降って地固まる的な)

ドゥルちゃん、失恋可哀想でしたね
デートファッション可愛かった!

(追伸)ジェンギズの章の3項目「シューレを渡す」ではなく「メレク」かも
あと更に下の「サニエの母」は「ジェンギズの母」もしくは「母サニエ」かな?と思いました
お節介スミマセン

こん
hakoさんへ
2020/11/11 (Wed) 07:29

拍手コメントをありがとうございます♪

hakoさん、こんにちは♪
本当に大変なことになってしまいましたね~。
今Twitterでもお話ししてきたのですが、まさにハチャメチャ状態ですね。

で、ギョニュルにドゥルを頼んだシーンは、え?何いきなり?と思ったのですが、要するにドゥルは繊細な子だから、自分の代わりに面倒を見てやってくれという意味なのではないでしょうかね~。あまりにも唐突に思えたので、敢えて触れませんでした(;^ω^)。こん

こん
マキさんへ
2020/11/11 (Wed) 07:57

大歓迎です( *´艸`)

マキさん、こんにちは♪

本当にとんでもない展開でしたね~。でもおっしゃる通り

>ギョニョル母さんと手を握り合えたシーン

は本当に良かったです( *´艸`)。

ドゥル、デートだと勘違いして思いっきり気合入れて出かけたのに気の毒でしたね(;´∀`)。

>お節介スミマセン

私は本当にそそっかしいので、間違いのご指摘は本当に助かりますm(__)m。ゼンゼンお節介なんかじゃありませんよ~。早速修正いたしました。ご親切にありがとうございました(*´∀`*)。こん

こん
hakoさんへ
2020/11/12 (Thu) 08:10

拍手コメントをありがとうございます♪

hakoさん、こちらこそ何度もご丁寧にありがとうございますm(__)m。

そうそう、ゼイネプ姑の話は、以前ご指摘いただく前に、ギョニュルが「ゼイネプアンネ」と呼んだのを聞いて間違いない!と思ったはずだったのですが、ご指摘を受けて自信が無くなりました(;^ω^)。なにせ自分でも呆れるくらいそそっかしいので、また何か勘違いしたのだろうかと思っちまって(爆。

めずらしく勘違いじゃなくて良かったです( *´艸`)。こん

Anne-トルコ版Mother