アンネ-トルコ版Mother 最終回 ネタバレと感想 最後は母として

「Anneアンネ」もついに本日が最終回でした。いや~おばさんのタイトル予想はすっかり外れました。もうね、最後は、よくやった!シューレ!!な感慨でいっぱいでした

そう言うことを書くと、よく、真面目な方から「殺人は良くない」とかご批判を頂くのですが、これはあくまでもドラマですからね。ずっとグダグダだったシューレが、最後は「母」としてその務めを果たしたと称えたいです

以下そんな最終回のネタバレですアンネのネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

トゥルナへの暴力

ジェンギズがトゥルナを(たぶん)階段から突き落としました。シューレが買い物に出かけて留守の出来事です。

トゥルナは、なかなか寝ないハサンをオモチャであやそうとしたのですが、そのオモチャはジェンギズの近くに落ちていたらしく、ジェンギズは、さっさと片付けろ!とトゥルナを罵倒しました

ハサンが泣いているのが気になってそう言うと、ジェンギズはますます怒鳴り散らします。お前はゴミだ、ゼイネプにも捨てられた!!ゼイネプはお前より金が大事なんだ

トゥルナは我慢できなくなって、拾い集めたおもちゃを床にたたきつけました

もう止めてっ!!全部おじさんのせいよっ!私は遺産なんか欲しくなかった。金のことばかり言っているのはおじさんの方よ!おじさんなんか見ないで暮らせると思ったのに!!おじさんなんか死んじゃえ!!

これに怒ったジェンギズが、2Fに逃げようとしたトゥルナを追いかけていきます。実際に突き落としたシーンは(幼児虐待に当たるからか)ありませんでしたが、シューレが戻って来た時、トゥルナは床に座り込んでぐったりしていました。トゥルナは「転んだ」とだけ答えた後、嘔吐して気を失います。シューレは懸命にトゥルナの名を呼び、ジェンギズに助けを求めましたが、ジェンギズは、他人の子を面倒見る義理は無いと、出ていってしまいました

名前を何度呼んでもトゥルナが起きないので、シューレはついにゼイネプに電話をします。ゼイネプは慌てて飛んできました。ふたりはタクシーで病院へ向かいます。

母の怒り

シューレはゼイネプに、ゼイネプの言ったとおりだったと打ち明けました。もしトゥルナに何かあったらジェンギズを許さないし、自分自身も許せない、と嘆きます。ゼイネプはそんなシューレの手をしっかりと握りました

幸いなことにトゥルナは無事でした。目覚めたトゥルナは、実に愛らしい顔でゼイネプへの愛を表現します。それをまたゼイネプも全身全霊で受け止めていました。その様子を見ていたシューレはいたたまれなくなります

一方、ゼイネプからの知らせで病院に飛んできたギョニュルも、もはや我慢の限界に達していました。というより、それ以前に覚悟を決めていたようで、こっそり拳銃を用意していたようですね。それを察したのか、ゼイネプアンネはギョニュルに「魔よけのお守り」を渡していました。ギョニュルは、寝ているゼイネプアンネに別れを告げて出ていきます。ゼイネプアンネももう止める気は無かったようです

誰が考えても、もうあの男を始末するしか方法はなかったのですそれが天罰!

子どもを守る

家に帰ったシューレは、以前ゼイネプから渡された親権放棄の書類を見て、そこにサインをしました。使えるペンが無かったのであちこち捜してようやく見つけたのは、トゥルナが大好きな青いペンだったというのもまた象徴的でしたね

サインをし終えたシューレが書類を持って家を出ようとすると、ジェンギズが戻ってきました。シューレは、もう終わりだ、家を出ていく!と伝えますが、ジェンギズは許さず、シューレに襲い掛かります

そこへギョニュルが現れましたお前を殺す!。ジェンギズに銃口を向けています。ジェンギズはギョニュルの隙を見てこれを叩き落としました。それをシューレが拾ったため、ジェンギズは、ギョニュルを撃て、と命じます

が、シューレが狙ったのはジェンギズでした。シューレはその時「私が守る」と口にしています。当然「母として子どもたちを守るという意味ですよね。こんなヒルのような男が生きていたら、子どもたちもまたシューレ同様血を吸われ続けるだけです。シューレはジェンギズの胸目がけて発砲しました。ジェンギズは言葉なく倒れ込みます。

よ~しっ!よくやったっ!シューレっ!!よくぞ思い切ってくれた!(^^)/

全国からそう声が聞こえたような気がしたのはおばさんの気のせいでしょうか

静かにアヴェマリアが流れる中、ジェンギズの遺体は運び出され、シューレは手錠を掛けられて連行されました。ギョニュルは呆然とこれを見送っています。そこでシューレはジャネルに契約書の在りかを告げ、それをゼイネプに渡してほしいと頼みました。子どもたちにとって重要なことだから

エピローグ

最後は日差しの降り注ぐ海岸です。ゼイネプアンネとハサン、ガムゼとドゥル、アリ、そしてギョニュル、トゥルナ、ゼイネプが皆で幸せそうに戯れていました。トゥルナはギョニュルとまた砂の上に家を描き、それを得意げにゼイネプに説明します。今度は大家族よ!

ゼイネプもまた嬉しそうにトゥルナを抱きしめました。最後はギョニュルとトゥルナ、そしてゼイネプの顔に満面の笑みが浮かんでいます

感想

色々疑問は残るものの~結局タヒル殺害の件はどうなったのか、とか、ジェンギズはなぜあの契約書を処分しなかったのか、とか~もうね、繰り返しになって恐縮ですが、今は「ようやく終わってくれた!シューレ、最後はよくやった!!という気持ちでいっぱいです。それにこれはドラマですから、ご都合主義でもええんですわ。最後まで見てきて本当に良かった

あとはね、シューレが情状酌量で釈放されたら、ゼイネプたちが力になってやって、人生経験タップリの歌手として再起させてあげられたら何も言うことはありません。これはおばさんが妄想するからええざんすよ

年末のお忙しいところ、最後までお付き合いくださいました皆々様には心より御礼申し上げます。良くも悪くも、ここまで感情をかき回してくれたこのドラマを皆様とご一緒できて嬉しかったです。来年もまた、元気で楽しく、時にイラっとしながら、素敵なドラマをご一緒できますよう願っております。どうぞよいお年をお迎えくださいませ

Mother
関連記事
 18

COMMENTS

はるこ
2020/12/30 (Wed) 23:15

シナンの母

初めましてこんにちは。
とうとう今日で終わってしまって、ホッとしています。
とにかく最後をどう収集するのかだけが気になって辛いシーンもなんとか乗り越えて来たのですが、いろいろ不完全燃焼な部分も多いなか、こちらのブログが1番客観的で的確な内容に思えました。アップしてくださってありがとうございます。
おつかれさまでございました!

ところで、どうしても気になっていることがあります。
シナンのことですが、彼もお母さんとの確執があったように描かれていた(母からの電話を影のある表情で無視)と思います。
また、ジェンギズとの会話で、自分はそんなに穏やかな性格ではないといった話をしていて、対する相手への威嚇の意味もあるかもしれませんが、もしかしてシナンも父親から暴力を受け母親が過度にシナンに依存する人だったのかな?などと妄想していました。
もしかして私が見逃してしまったのかもしれませんが、シナンと母親との関係って匂わせたわりに伏線回収されてないですよね??
ブログ主さまのご見解をいただけましたら嬉しいです。

こん
はるこさんへ
2020/12/31 (Thu) 07:29

同感です

はるこさん、はじめまして^^。
ご丁寧なコメントをお寄せいただきましてありがとうございます。

シナンの母に関してですが、私もまったく同感です。
絶対に何かあると見ていたんですけどね~。私は一時、シナンは養子なのかなと思っていました。
それで、他人の子どもに無償の愛を注ぐゼイネプに惹かれたのかな~と。

でも、終盤はもうジェンギズ一色で、シナンのプライバシーはまったく明かされませんでしたよ。
要らんかったよね~ジェンギズは(-_-;)。アタイは今もうあの顔すら見たくないです(爆。

はるこさんも、完走お疲れさまでした。
最後にお声を掛けていただいて嬉しかったです。
こちらこそブログをご利用いただきましてありがとうございました(^^)/。こん

hako
2020/12/31 (Thu) 15:51

安堵

こんさん❤️やっと私も安心して年が越せます。納得できる最終回でした!
グダグダ自己中シューレにようやく好感が持てました。
ジェンギスをかばい続けて、トゥルナへの虐待を放置し続けてきた彼女にも天罰を…と思ってきましたが、今はこんさんの妄想のような展開もありかな?
トゥルナは、あんなにジェンギスに酷いことをされたのに多くを語りませんでしたが、ゼイネプはそれをすぐ理解しましたね。病室の外で話を聞いていたギョニュルさんもそう、あの時の怒りと悲しみと決意の表情に、トゥルナを慈しむ深い愛情を感じました。
でも、ギョニュルさんには殺人は犯してほしくないと願っていました。だからシューレが「私が守る」と言った時には、「よっしゃーー!あなたが終わらせるのが一番いい」と思えました。
どうすればトゥルナが幸せになれるかそればかり考えて観てきましたが、もう気に病むこともありません。
こんさんのブログのお陰で、最後まで希望を持って、10倍深くこのドラマを楽しむことができました。本当にありがとうございました!
来年も心揺さぶられるドラマに出会えることを期待しております。
良いお年を( ^_^)/~~~

-
2020/12/31 (Thu) 17:06

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます

こん
hakoさんへ
2021/01/01 (Fri) 10:42

あけましておめでとうございます

hakoさん、こんにちは♪
あけましておめでとうございます(^^)/。

いや~晴れ晴れ、ですね^^。
私もスッキリして新年を迎えましたよ~。

お正月は駅伝三昧する習慣なので、今は年賀状を印刷するためにpcを立ち上げたところで、hakoさんのコメントを見つけました。最後まで感想をお寄せくださってありがとうございます。

イライラもしたけど、最終的にはハッピーエンドでよかったですね。
アタイは結構シューレに肩入れしていたので、最後にビシッと決めてくれて大喜びでした。

今年もまた楽しいドラマをご一緒できると良いですね。どうぞよいお正月をお過ごしください^^。こん

こん
マサルさんへ
2021/01/01 (Fri) 10:43

同感です♪

マサルさん、感想をお寄せいただきありがとうございます(^^)/。
まったくもって同感です( `ー´)ノ。本当に良かったですね~( *´艸`)。こん(^_-)-☆

みつば
2021/01/01 (Fri) 13:53

シューレに涙

同感です
最後の最後にシューレの母性愛をみせてくれました
後半はゼイネブよりシューレが主役のよう
で、演技力も歌唱力も素晴らしかった
ドラマはシューレのその後まで描いてほしかったです

こん
みつばさんへ
2021/01/04 (Mon) 09:34

素敵でしたね^^

みつばさん、ブログをご利用いただきましてありがとうございます。
正月は休みを取っていたので、お返事が遅くなってすみませんでしたm(__)m。

本当にシューレは良かったですよね。
私も、なんとか立ち直ってほしくて応援していました。
歌も素晴らしかったですよね~。またいつかどこかで拝見したい女優さんですね^^。こん

こん
Fさんへ
2021/01/06 (Wed) 07:32

拍手コメントをありがとうございます♪

Fさ~ん、あけましておめでとうございます(^^)/。

おお、やはり、Fさんはもう耐えられなかったのですね~その気持ち分かるわ~(;^ω^)。
そう、なるべくしてこうなりましたのよ。シューレが最後に頑張ってくれました( `ー´)ノ。

今年も楽しいドラマをたくさんご一緒いたしましょうね。どうぞよろしくお付き合いくださいませ(^_-)-☆。こん

エムワイ
2021/09/06 (Mon) 14:42

初めまして

こんさん、初めてお邪魔させていただきます。どうぞよろしくお願い致します。
数日前にmotherの検索をしていてこちらへ辿り着きました。最終回を見終えたら、是非思いの丈をお話したいと考えていました。

欧米の海外ドラマや映画が好きで、アマゾンプライムに入り浸っています。笑
昨日、駆け足でトルコ版motherの全85話を見終わったところです。
最初はこの作品が日本のリメイク版とも知らず、まったく白紙の状態で期待もせずに見始めました。
そして回を重ねていくうち全容が読めてきました。
嘘と真実が入り混じったドラマです。嘘がすべて悪とは限らない。愛する人を守るため、真実を告げない選択だってあっていいはず。
残酷な真実もあるのだから。
以下続けます。

こん
エムワイさんへ
2021/09/06 (Mon) 16:58

ブログをご利用いただきましてありがとうございます

エムワイさん、はじめまして。
この度はブログをご利用いただきましてありがとうございます。

>嘘がすべて悪とは限らない

まさにおっしゃる通りですが、ここでジャヒデがメレクについた嘘は、私には「罪悪」でしかなかったです(苦笑。最後まで楽しんでご覧になれると良いですね。こん

エムワイ
2021/09/06 (Mon) 18:40

承認ありがとうございます

物のとらえ方考え方が人それぞれなのは当然です。尊重しあわなければなりません。
問題は、私の今回のコメントが異常に長いことです。文字制限がかかるようで、いったい何度送信を繰り返さなければならないかということです。85話を見終えて感じたことを長々と書かせていただこうと思ったのが間違いで・・・せっかく承認もいただいたのに残念ですが、ここは短いコメントを残せる機会に改めてお邪魔させていただこうと思います。こんさん、ありがとうございます。

こん
エムワイさんへ
2021/09/06 (Mon) 19:41

文字数制限はかけていませんよ(・・?)

エムワイさん、お手数をおかけしているようで大変申し訳ありませんm(__)m。

でも、ここでは文字数制限はかけていないのですよ。以前他の方からもそうご指摘いただいたことがあったけれど、その時も制限はしていませんでした(・・?) その方は、何度かに分けて送ったら成功した、とおっしゃってらしたので、理由がわからず頭を抱えた記憶があります^^;。今念のため確認してきましたが、やっぱり制限はしていません。???

これは私の推測ですが、もしかしたら、何度か送信いただいているうちに「スパム扱い」されてしまっているのかもしれません。いずれにしてもご迷惑をおかけして本当に申し訳ございません。

もしお差し支えなければ、少し間をおいてから(明日とか)、またトライしてみてはいただけないでしょうか。あくまでも文字数は制限しておりませんのですが、何かひっかかるのかもしれないので、テキトーに区切って試していただけたら幸いですm(__)m。こん

エムワイ
2021/09/07 (Tue) 11:36

送信できれば良いのですが・・・

メルクをめぐる右往左往する展開には少々食傷気味でした。
本来の作品のテーマからは外れますが、私が一番関心を持って見ていたのが3角関係ならぬ4角関係です。
ゼイネプをめぐる2人の男性アリとシナン。そして3女が絡んだ恋愛模様は興味を引くものでした。
誰の味方かと問われれば、私はシナンです。タイプは違いますが何方もハンサムで素敵な男性です。
勿論2人ともゼイネプを愛しています、ただ、愛し方が違うのかもしれません。
それでも各人に思うところは沢山あります。

もしこれが極々普通のヒロインだとしたら、アリとゼイネプは早い段階で恋人関係まで発展したのでしょう。
そうなっていれば、3女の気持ちはおのずと違っていた。アリに恋心を抱くこともなかったでしょう。
アリという人物に対して始め私は好意的でした。胸の奥で深く彼女を愛していて傍で見守る。それも一つの愛し方だと思いました。
愛してると言葉にしなくても、解る人には解ります。2女はそれをしっかり察知していました。

エムワイ
2021/09/07 (Tue) 18:36

先は長いですが

ゼイネプのような女性には、積極的に強いアプローチをしなければ進展はありません。
男性に対してもガードが固い人だし自分から気持ちを伝えるタイプでもない。

そのうち事件を通して、ゼイネプの前にシナンというもう一人の男性が現れます。
次第に彼女に惹かれていくシナン。アリは気が気ではありません。
「アリさんは誠実な人、いい記者になります」「シナンさんは切れる人だ。優秀な刑事だ」と互いを認め合う2人ですが、恋の火花が散ります。私はアリにとっては強敵だと思いました。迷いがありません。好きな人に好きという人です。
ゼイネプを愛したことで判断を誤ることもありましたが、そこは彼も恋をしたひとりの男という事でしょう。
勿論のこと、刑事がそんなことでは困ります。

シナンとゼイネプの距離が一気に近づいたのがあの自動車事故でした。
急かしたゼイネプにも責任の一端はあります。
重篤だった彼女を毎日欠かさず見舞った彼も誠実な人です。
責任を感じているのは間違いのないことですが、彼女への気持ちが本物だということが解ります。
意識が戻らない彼女に日々語り掛けるシナン。ある日枕もとで「今日指輪を買ったんだ。例え君がどんな状態であっても愛している。
そして君が何時か目を覚ましたら僕はプロポーズするよ」と話すのです。(私はこのシーン、泣きながら見ました)
私がもしも彼女のそばにいたら、きっとこう言います。「彼を大切にして」と・・・




エムワイ
2021/09/07 (Tue) 23:58

No title

ゼイネプが回復したことでシナンは彼女と結婚。アリは待つだけじゃダメと自戒の言葉をつぶやきます。
何と彼女はアリと同じ新聞社で働いていました。仕事を世話したのはアリ。
アリの著書「ゼイネプ」というタイトルの本も出版されました。シナンは妻の名前がタイトルになっていることが気に入らない。
ここまで来てもゼイネプを諦めきれないアリ。あくまで傍で彼女を見守りたいのです。彼女に何かあれば力にもなりたい。
人妻となり遠くなった人を慕い続けることは難しい。どれほどの覚悟がいるでしょう。ただ見守るだけしかできない。
幸せなシナンとの結婚生活を横目で見ながら・・彼にそれに耐えうる覚悟があるならよかった。
アリは寂しさからか虚しさからか簡単に3女に手を出した。失望しました。
3女が自分を好きだということは明白でしたから、心の隙間を埋めるように彼女と付き合った。
そして彼女からのプロポーズの言葉にアリは言い放つのです。誰とも結婚するつもりはないと・・
3女のショックは大きく自殺未遂。するとまた歩み寄り期待を持たせるような内容の手紙を渡す。駄目です。そんな優柔不断な態度。
あくまで友達として傍にいるつもりのようですが罪です。
まだゼイネプのことを忘れてないのなら、中途半端なことはしてはいけない。

シナンとゼイネプの結婚生活は長くは続きませんでした。経緯は語りませんがそれが残念で残念でなりません。
頑なすぎるゼイネプに共感はできない。もっと夫シナンの言葉に耳を傾けて欲しかった。
シナンの人生も彼女に出会ったことで大きく変わったと思う。好きだった刑事の職、それも警視というポストまで失うことになった。
愛する人のためならそれも惜しいとは思わなかったかもしれない。
それでも刑事の彼は一番カッコよかったし、やりがいを感じていた仕事に違いない。正義感が強く人を救うことに躊躇がない。
彼は最後まで警察官だったのだと思う。でも、その正義感が彼の命を奪ったとは言いたくない。そう言い切るには複雑すぎて辛すぎる。

もう一度、夫婦の絆を取り戻しシナンには幸せになって欲しかった。突然の彼の死は、私には無念という言葉以外の何物でもない。

ゼイネプが夫のシナンを失ってアリの心はどうだったでしょう。誰とも結婚もせず彼女ら一家を一生見守り続けるつもり?
本当にゼイネプをまだ愛しているのなら、いつの日か、今度こそ、彼女を愛していることを告げてください。
シナンはそれを責めはしないでしょう。愛する人の幸せをきっと願っています。
虐待されている子供の命を救えなかった過去があるとゼイネプに打ち明けたアリ。そんな自分を悔いていました。
そんな貴方だからゼイネプの一番傍に寄り添うこともできるでしょう。父親になることだって・・・


エムワイ
2021/09/08 (Wed) 10:58

No title

少しだけ2女のガムゼについて触れます。私はこの人の立ち位置が好きでした。
周りの人間関係をよく見抜いていました。姉を愛する2人の男性。
3女がその一人を好きだということも気づいていました。

ガムゼは最初はただの我儘なお嬢様で嫌な印象でした。
それが回を重ねるごとに彼女が一番まともな人になった感がある。
失敗から十分学んでいて、男性を見る目も養っている。
母親の法律事務所でしっかり仕事もこなしています。
いつしか頼りになるしっかりした女性になっていた。
私はこういう人、好きです。

長々と、全く主題から外れた感想を書かせていただきました。
ベテランの女優さん達の演技力にも助けられた作品でした。流石です。
今回初めてトルコ作品を見て色々な発見もありました。

ドラマとは人間を描くことだと言います。
もう久しく日本のドラマから離れています。
もっともっと心を動かされる作品に出合いたいです。
多くのドラマや映画を見て、いつも豊かな感情を持っていたいです。
私にとってドラマとは、たかがドラマではなくされどドラマなのです。

こんさん、本当にありがとうございました。
貴女の場所で、胸の奥にあったものを表に出すことができました。
感謝します。
また共通の作品で、お邪魔できたら幸いです。  エムワイ





こん
エムワイさんへ
2021/09/08 (Wed) 13:04

お疲れ様でした^^

エムワイさん、昨日より大変なお手数をおかけいたしましたm(__)m。
なんとかスッキリできたとのこと、何よりです。

>ドラマとは人間を描くこと

まさにその通りですね。良い作品に出会うと、人生得した気分になれます(笑。
また素晴らしい作品に出会えると良いですね〜。お疲れ様でした^^。こん

Anne-トルコ版Mother