ブラックリスト４　ネタバレと感想　第11話　ハーレム

まずはその「ハーレム」ですが、その名の通り、女性だけの窃盗団で、犯罪者からしか盗まないという、なんとも粋な団体です。ドラマ冒頭では妊婦を装ってギャングを騙し、ダイヤを奪い取って逃走しました。

レッドはリズを呼び出してハーレムの犯行を伝え、彼女たちの次の目的は「証人保護プログラムのリスト」だと教えます。

レッドはリズに潜入捜査を命じました。

ということは、これまでの経験則から言って、証人保護プログラムのリストを欲しがっているのはレッドだということに他なりませんね。

この時点ではまだそこまでは気づかなかったリズは「人の心を読める」を売りに、ハーレムのリーダーであるマーゴ・ロシェ（Jill Hennessy）に近づきました。マーゴはまんまとリズに騙され、リズはハーレムの一員になります。

その後、証人保護プログラムを受けているひとりが殺されました。犯人はトニー・ジャヌーサ（Alfred Sauchelli Jr.）というギャングです。どうやらこのジャヌーサが、最初にダイヤを盗まれた張本人らしい。

ハーレムがジャヌーサを捕らえて吐かせたところ、リストを持っているのはヘルドリッチ（J.Stephen Brantley）という有名なハッカーだと判明しました。

レスラーと連絡を取ったリズは、ハーレムの一員のエマ・ナイトリー（Anastasia Griffith～プリンセス・アビゲール＠ワンス・アポン・ア・タイム）の正体だけが未確認だと聞かされて、その後をつけることにします。するとエマはレッドに会っていました。

リズは早速レッドを問い詰め、エマがレッドの手下だったと白状させます。エマはもう８年も前からレッドのために働いていたのだそうですが、最近連絡が取れなくなっていたのだそうです。しかもエマはどうやらMI6と繋がっていたようですね。

一方でマーゴはヘルドリッチが香港にいると突き止めました。しかも証人のリストはチップに入っていてヘルドリッチの手に埋め込まれているのだそうです。

ヘルドリッチの出現を待つ間、エマはリズに息子のことを話しました。リズはエマに、マーゴを告発してくれれば証人保護プログラムを受けられるようにすると約束します。

ところが、そのエマが裏切りました。リズを始めとするハーレムが必死で奪い取ったチップを、エマが持ち逃げしてしまったのです。

エマが子どものサッカーを見に行ってたところに、レッドがやってきました。エマは今後のためにチップを売ろうとしていたようですが、レッドは、辞めたかったのなら早くそう言えばよかったのにと言って、エマと子どものために湖畔の山小屋を用意したと語り、生活費や教育費も送ると約束します。

レッドはエマからチップを受け取り、リズにこれを渡しました。リズは、ここぞとばかりに、エマも殺したのか、と問いただします。ミスターキャプランを殺したようにっ！！

だから死んでないっつーの。

レッドは、証人リストにはミスター・キャプランの姉妹のモーリーン・ローワンが載っていたのだと明かしました。レッドはモーリーンを守りたかったと語りましたが、リズの態度は冷たいままです。償いにはならないわ。

一方でレッドは、クルーズ会社を買収しようとして、手下のザック・スモール（Nick Reynolds）に送金を頼んでいましたが、そのザックは殺されて、クルーズ会社はバルダー・マグヌッソンという人間に奪われたことが判明しました。

レッドに喧嘩を売るなんて、バルダー・マグヌッソンとは何者なのでしょうか？

最後まで見られると分かって、ますます楽しみになってきました。

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