山河令 ネタバレと感想 1〜3話 面白そうです

先日から放送が始まった中国時代劇【山河令】を見始めました。こんなことを言うとお叱りを受けそうですが💦、おばさんはつるーんとしたイケメンはあまり得意じゃないので大丈夫かなあと不安だったのですけれど()、途中からちょっと汚くなってくれて、これならいけそうだ😍、と見続けた次第です。それに、このイケメンさん、な〜んかどっかで見たことあるな〜と思ったら、琅琊榜~麒麟の才子、風雲起こす~林殊(少年期)を演じた方だったのですね〜😲。もうこれは見るっきゃないですね😁。

と余談はさておき、お話そのものも江湖もので面白そうです👍。年末にかけてちとバタバタしそうですが、できる限り丁寧にまとめていこうと思っちょります。以下1話「帰れざる路」2話「君子の義挙」3話「貪欲」のネタバレです山河令のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

舞台背景

五湖盟

まず物語の舞台は、冒頭でも触れた「江湖」です。江湖にはさまざまな門派があり、そのトップには掌門と呼ばれるリーダーがいて、弟子たちに武術の鍛錬を積ませていました。その中でも、江湖の正義を守ると標榜している「五湖盟」は大きな勢力を誇っています。五湖盟は5人の義兄弟が結成した組織で、大弟子の高崇が率いる岳陽派を筆頭に、二弟子・趙敬太湖派、三弟子・陸太冲丹陽派、四弟子・張玉森鏡湖派と五弟子・沈慎大孤山派から成るそうです。(ここだけで息切れしそうでした😂)

琉璃甲

そしてその五湖盟はそれを手に入れれば一夜にして無敵になれると言われている琉璃甲を所有していました。琉璃甲とは各門派の奥義書を収めた武庫の鍵で5つに分かれていたそうで、五湖盟のそれぞれの掌門が所持していたそうです。

その琉璃甲を作ったのは容炫(ロン・シュエン)という大魔王です。容炫は、たとえ凡人でも天下一になれるよう武庫を建てたらしいのです。ちなみに容炫は20年前に青崖山で討伐されたそうです。もしかしたら容炫を退治した5人が琉璃甲を手に入れ、江湖の平和を守るために五湖盟を結成したという流れなのかな🤔。でもっておそらくはその時に鬼谷という悪のグループの始祖が江湖の義士たちと相互不可侵の誓約を交わしたらしい🌹。この鬼谷の本拠地が青崖山

琉璃甲をめぐる争い

その琉璃甲をめぐって鬼谷が争い始めました。鬼谷の中の十大悪鬼の一人である吊死鬼(岳彬)が何やら小さな四角い黒い物(たぶん琉璃甲)を手にしてほくそ笑んでいました😈。そこへ「赤い着物の袖」が伸びてきて、彼をしめ殺したように見えたのですが、その赤い着物を着ていた谷主は、吊死鬼が谷主から琉璃甲を奪って逃げた💢、と激怒します。そこで彼は鬼たちに、琉璃甲を取り戻した魑魅魍魎は、十大悪鬼の首領に取り立てる、と宣言しました。この谷主は(たぶん)くるみを2個握っているのが癖のように見えました🤔。

帰れざる路

一方で、このドラマの主人公で四季山荘と呼ばれる門派の荘主を務める周子舒(ジョウ・ズーシュー〜チャン・ジャーハン)は晋王に仕える暗殺組織=天窗(てんそう)の首領も兼ねていました。四季山荘の弟子たちはかつては81名いたそうなのに、今ではもう畢長風(ビー・チャンフォン)と周子舒の2人しか残っていないそうです。そしてその畢長風は晋王に不信感を抱いていました😤。

ある日、子舒は、その晋王が謀反を起こそうとしていると密告しようとした節度使の李氏を殺しに行きます。どうやらこの密告には畢長風も一枚噛んでいたようです。

子舒は、李氏を殺害した後、その娘の静安郡主に毒の瓶を渡して自害を迫りました。静安郡主は毒を飲み干すと、その手に恋人からの贈り物を握りしめます。その恋人こそ、周子舒が可愛がっていた師弟=秦九霄(チン・ジウシアオ)でした。そもそも秦九霄の遺体を届けてくれたのもこの郡主らしく、おかげで四季山荘に眠る師匠の隣に葬れたというのに、子舒はなぜ二人が恋人だと気づかなかったのか😨。師弟に好きな女性ができたことには気づいてたそうなのに😭。

子舒は続いて畢長風も処罰するよう命じられました。畢長風は晋王に逆らって天窗を脱退したいと考えていたそうなのです。が、天窗を脱退するには任務中に殉死するか、体に七竅三秋釘という7本の釘を打って「3年間生きる屍」となるしか手はありません。七竅三秋釘を打つと五感と武力を失ったまま3年間生き続けねばならぬのだそうです😱。これは晋王が天窗を創設した時に天窗の秘密が漏れないようにと定めた掟です。畢長風は、迷うことなく子舒に、七竅三秋釘を打てと命じました。

こうして四季山荘のたった一人の生き残りとなった子舒もまた、驚いたことに、既にこの七竅三秋釘を自らの肉体に打っていました😵。7本を一度に打てば武力や五感を失うけれど、3ヶ月に1本打てば、同じ3年の命でも武力を半分温存し、五感も死ぬまでの間に徐々に失うようにできるのだそうです。その代わりに死ぬほどの苦痛を味わわなければなりませんが、子舒は、四季山荘の仲間たちを死なせた結果=自業自得だと考えていたのだそう😔。

晋王は、脱退を申し出た子舒から既に6本の釘を打ち込んだと知らされると激怒し、いっそのことその手で子舒を殺すと息まきました💢。でも周子舒は、これまでの貢献に免じて3年の猶予を与えてほしいと頼みます。彼の献身を評価していた晋王は渋々脱退を認めました。

周子舒は仮面をかぶって顔を変え、3年の自由を満喫すべく、放浪の旅に出ます🌸。

君子の義挙

それから3ヶ月経った越州で、周子舒は温客行(ウェン・コーシン〜ゴン・ジュン)とその侍女=顧湘(グー・シアン)に出会いました。その頃、子舒はすっかり痩せ衰えていましたが、まだまだ武力は残っています。人騒がせな顧湘が子舒にちょっかいを出してきたので、子舒は仕方なくその相手をせざるを得ませんでした。その戦いぶりを見た温客行は子舒が只者ではない、しかも四季山荘だと見抜きます😲。

また子舒はそこで五湖盟・鏡湖派、つまりは張玉森の三男だという張成嶺(ジャン・チョンリン〜孫浠倫)という少年にも遭遇しました💜。成嶺は義に厚く、子舒の健康を心配して鏡湖山荘へ行って養生するよう促します。子舒はその言葉に甘えることにしました。そこがまた桃源郷のように美しくて💕、子舒は「死ぬのにふさわしい😏」とご満悦です。温客行も後をつけてきますが、周子舒は彼を警戒して近寄らせませんでした。

一方その頃、江湖に伝わる歌に妙な歌詞が加わりました。それによると(たぶん)、どうやら琉璃甲が保っていた均衡が破られて、青崖山の鬼が武林を支配する、という暗示のようなのですよね😱。

案の定、その夜、鬼谷が鏡湖山荘を襲いました。鬼たちは瑠璃甲を奪いにやってきたらしく、張の家族が捕まって拷問された挙句に惨殺されます。そこには晋王の命を受けた天窗の人間も様子を見に来ていたようです。

折あしく、周子舒はちょうど釘の痛みに苦しんでいたところでしたが、その昔、秋月剣との異名を取った張玉森に助けられたとかで恩義を感じていたさんは、せめて成嶺だけでも守ろうと必死で応戦しました。が、さすがに一人では力及ばず、倒されてしまいます。周子舒もまだ力が発揮できません。そこで顧湘の出番です。鬼どもはあっさりやられてしまいました阿湘は口も悪いけど腕っ節もなかなかです。気持ちだけはあるけど武芸はからっきしの成嶺が、恐怖に怯えながらも命懸けで子舒を庇おうとしたのがまた健気でしたね😭。

その鬼たちを率いていたのは、その技(纏魂糸・てんこんし)からしても吊死鬼らしいのですけどね、仮面をかぶっていたので、本物かどうかは不明ですし、顧湘にやっつけられた際、くるみが2個転がっていたのも気になりました😲。あれは実は谷主だったりするんじゃないすかね😏。

と、おばさんの疑問はさておき😓、瀕死の重傷を負った李さんは、子舒に成嶺を託し、太湖派の趙敬の元へ無事に送り届けてほしいと頼みます。周子舒はここで周絮と名乗りましたが、ここでは周子舒で通しますね。李さんと別れるのが嫌で泣く成嶺に李さんは、これからは子舒の言うことを聞くよう言い聞かせました😤。そして子舒には、あの世で見ているから、もし約束を破ったら末代まで祟ってやる💢、と高笑いして絶命します😭。周子舒はカッと見開いたその目を閉じてやりました💐。

貪欲

鬼が鏡湖山荘を襲ったことについて、温客行もまた例の歌から、琉璃甲をめぐる戦いが始まったと推理します。それに対して子舒は、すべては人間の持つ「貪欲」が原因だと断言しました👍。

その子舒が成嶺を趙敬のいる三白山荘まで送り届けようとしていた頃、大孤山派で五弟子の沈慎(郭家豪)が、鏡湖山荘に駆けつけてきました。そこには張玉森と彼の2人の息子をはじめとするたくさんの遺体が並んでいます。沈慎が怒りに震えていると、どうやら五湖盟に恨みを持つらしい老夫婦、桃紅(タオホン〜馬蘭)と緑柳(リューリウ〜周小鵬)が現れました。ふたりは、普段ろくに親交もないくせに、こんな時だけ泣き喚いて立派なものだと嫌味を言います。そもそも沈慎は五湖盟の一員ですらないと皮肉りました💦。

沈慎がこの暴言に激昂すると、そこに丐幇と呼ばれる「武術に秀でた物乞い集団」の長老=黄鶴(ホアン・ホー〜寇振海)が止めに入りました。黄鶴は、この度の襲撃を調査するためにこの老夫婦を呼んだのだそうです。ふたりは鬼谷のせいで落ちぶれたらしく、今回の襲撃は間違いなく吊死鬼の仕業だと断言しました。そしてその恨みより五湖盟への恨みの方が強いのか、鬼谷は五湖盟をも滅ぼすだろうと息巻きます😤。

でも黄鶴の見方は少し異なりました。鬼谷は、襲撃する際に必ず前もって予告をするそうなのだけれど、今回はそれがなかったことから、鬼谷の名を語った何者かの仕業かもしれないと考えていたそうです。黄長老は沈慎に、もし成嶺が生きているならば、必ず丐幇が見つけ出してみせると約束しました。物乞いだから隅々まで探せそうだけど、案外、この黄鶴も、その後の口ぶりからすると、琉璃甲を手に入れようとしているのかもしれませんね🤔。

沈慎が去った後、黄鶴たちが琉璃甲について語ります。かつては琉璃甲をめぐってたくさんの血が流れたが、五湖盟がこれを独占したことでしばらくは平穏が続いた。でもそれももう終焉に来ているのかもしれない。既に三弟子で陸太冲の丹陽派は途絶え、今回は鏡湖派も襲撃された。

その陸太冲には二人の弟子がいたそうで、黄鶴は、彼らは五湖盟ではない泰山派の掌門、傲崍子(アオ・ライズー〜王崗)を頼り、陸太冲の琉璃甲を渡したはずだと推察します。それでとりあえずは傲崍子を探し出すことにしました。

その傲崍子は、黄鶴の推察通り、陸太冲の二人の弟子を伴い、自分の弟子たちと共に武当山を目指していました。傲崍子曰く、沈慎は既に彼らの琉璃甲を狙って追っていたのだそうです。が、今回鏡湖山荘が消失したため、やむなく見逃すしかなかったらしい。陸太冲の弟子たちは、いっそ彼らを沈慎に引き渡してはどうかと提案します。沈慎も彼らの師匠同様五湖盟なのだから、手荒な真似はしないだろうと言うのですが、傲崍子は沈慎を信じていませんでした。桃紅おばさんたちが言ったこともあながち嘘ではないのかもしれません😁。

一方、岳陽派で五湖盟の盟主を務める高崇(黑子)は、その崇武殿に各門派の侠客たちを集結させて、鏡湖山荘の襲撃事件について伝えました。鬼谷との不可侵協定が破られた今、五湖天下盟において英雄大会を開催する💢、と宣言します。皆で青崖山に攻め込み、害悪を除くぞ!鬼を殺せ!

また子舒は相変わらず温客行に付き纏われていました💦。温客行は子舒の顔が仮面だと見破り、その正体を知りたがります。もちろん子舒は明かしません。その夜、客桟に泊まっていた子舒をまたしても「鬼」が襲ってきました。でも気配を察した子舒が出て行くより早く、温客行が倒しています。その温客行曰く、彼らは「鬼の面」をつけていても鬼とは限らないかもしれないらしい🤔。

まとめ

まだ3話しか見てないんですが、とにかく情報量が多くて、まとめるのにエライ時間がかかっちゃいました😓。でもその面倒な作業も、久しぶりになかなか楽しいです🤗。来週の放送も楽しみです💕。

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