雨に眠る罪〜非常目撃〜ネタバレと感想 5〜7話 執着が生んだ悲劇

中国ミステリー【雨に眠る罪〜非常目撃〜】の5話「怪しい人影」6話「父と娘」7話「失われた道」までを視聴しました。これまでずっと20年前の白鳩事件と、現在の秦菲事件の双方を扱ってきましたが、後者の犯人は山峰や江流たちの最初の推理通り、あっさり解決しましたね👌。こんなこと言うと顰蹙を買うかもしれないけれど🙏、おばさんは思わず犯人に同情しちゃいました💦。もちろん殺してはいかんけどな。以下早速ネタバレです雨に眠る罪のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

秦菲殺人事件の真相

犯人はズバリ李鋭でした。でも動機というか、殺害に至るまでの理由は思いもよらぬものでしたね😨。まあこれは李鋭の証言なので、全面的に信用して良いのかどうか分かりませんが、彼の「悔いには期限がある」という解釈には大いに共感いたしました😤。

恋人の白鳩こと白歌を殺された李鋭は当時、大いに悲しみました。そして白歌の「親友👿」だった秦菲とふたり、悲しみを分かち合い、支え合って来たのだそうです。その後ふたりは結婚することになりました。そして結婚した後、秦菲は李鋭に白歌の話をすることを禁じたそうです👎。それまでふたりが共有してきた白歌に関する思い出は、結婚とともに途絶えてしまいました。おそらく李鋭はそのことで秦菲を詰ったのか、そこで秦菲から真相を打ち明けられたそうです。

李鋭は大いにショックを受けましたが、その気持ちも理解できたので秦菲を許すことにしたそうです。だってこう言ってはなんだけれど、秦菲だって白歌を殺すつもりで嘘をついたわけではないものね😔。ほんの些細な嘘のつもりが、とんでもない悲劇を生んだだけなのですから。李鋭はむしろ秦菲を慰めたのだそうです👍。

でも秦菲は、李鋭が何を言っても「責めている」と思い込みました。その上(開き直って)李鋭と白歌は結ばれない運命だった😠とのたまいます。その時李鋭は悟ったそうです。人が持つ罪悪感には保証期限があるのだと。たとえ過ちを犯しても、時間が経てば罪悪感の反動が生じる。ストレスに耐えきれずこう考える。自分は悪くない。悪いのは相手の方だ😈。

んも〜これには大いに頷いちゃいましたわ😤。おばさんのごく身近な人間がこのタイプなんですよ👎。自分から酷いことをしておいて、こっちが怒ると逆ギレする😡。被害者は怒っちゃいけないのか?ってなもんですわ👊。許しは自分で与えるものじゃないってまさにその通りですよね👍。あ、つい興奮して熱くなってしまいました。でも李鋭の場合は(相当)秦菲を追い詰めたことは認めていましたけどね。いくらなんでも10年は長すぎましたよね😓。

李鋭は、彼なりに努力して秦菲とともに幸せになろうとしたと力説しました。10回目の結婚記念日を迎えた朝、これからは喧嘩もやめて子供も作り、一緒に幸せになろうと語りかけたそうです💜。ところが、買い物に出かけて帰ってくると、秦菲は風呂場で自殺を図っていました😱。李鋭は「そんなに死にたいなら死んでしまえ!💢」と怒鳴ったそうです。ただし「意義のある死」にしろ💀。

ふたりは相談の上、20年前の白鳩事件を皆に思い出させることにしたのだそうです😲。そう、だからあの日秦菲を車に乗せて運転していたのはこの李鋭でした。ふたりは白歌が殺された山へ行き、そこで李鋭が秦菲を殺したそうです。秦菲は、それを自分への罰と覚悟を決めて、どんなに苦しくても李鋭には抗わず、その代わりに必死で地面を掻きむしっていたらしいです😭。

秦菲を殺して帰宅した李鋭は、楽になった気がしたけれど、急に全身に痛みを覚え、胃の中のものをすべて吐いたそうです😔。そして激しく後悔しました。秦菲を殺したことではなく真相を聞いた時に離婚しなかったことに対してです。離婚したら恨まれたかもしれないけれど、生き続けることはできたはず。なぜあれほど過去に執着してしまったのか。山峰は思わず、何かできることはあるかと問いかけました。李鋭は、あの世で秦菲と白鳩に会った時、良い報告をさせてほしいと頼みます。山峰は約束すると答えました。これは山峰が死んだ時に報告するってことなん?それともそう口添えしてくれと??🙄

気の毒な李鋭には死刑の判決が下ったそうです。あ〜ここはなんとも痛ましかった

沙海洲

山峰は、秦菲殺人事件が解決したので市警に戻ろうとしましたが、白歌の父の白衛軍から責められて残ることにしました。ずっと事件を調べてくれていた葉永年も今やすっかり認知症(もしくはアルコール依存症?)が進んでしまっていたのです。白衛軍は山峰に、娘の殺人事件を独自に調べていたと打ち明けました。中でも最も怪しいと思われたのが「沙海洲」だと言います😨。沙海洲は白鳩事件を最もよく知っているのは自分だと豪語していたのだそうです💀。それに周勝も何かを知っていたようでしたね😎。

そしておそらくは、その周勝が沙海洲を殺すために殺し屋を雇い、沙海洲は敢えなく簀巻きにされて海に放り投げられました😓。

一方の江流たちは既に「白衛軍の容疑者候補」について知っており、山峰にも、そのほとんど当てにはならないのだと伝えました。ただ一人潘軍(パン・ジュン)という男だけは(可能性があるかもしれないから)調べてみるよう勧めます。

家族の絆

葉永年の元を離れていた小禾も、今や娘を見分けることすらできなくなった父が、小禾の幼い頃を思い出して、当時いつもしていた仕草を見てはさすがに胸が痛んだようです😢。彼女が家を出ることになったのも、やはり白鳩事件が原因だったのでしょうか😔。

ちなみに山峰は養子だったそうで、養父は既に亡くなったそうですが、養母は元気で暮らしているようですね。二人とも優しい人たちで、白鳩事件のことで苦しむ山峰のために引っ越してくれたそうです。この話は、山峰が親しくなった麺店の店主=謝希偉(シエ・シーウェイ)がやはり養子で、幼い頃から放ったらかしにされていたことや、弟はいたが行方が知れないと打ち明けた時に、山峰が自ら明らかにしました。

感想

小さな町で起きた1つの殺人事件が、もう20年もの間、当事者はもちろんのこと、その周囲の人々の心をも蝕み続けている様子が、なんともリアルで物悲しいです

〜その後も3話ほど見ましたが、どうにもこの陰鬱なムードが耐えられず、リタイアです🙇‍♀️。決してつまらない訳ではなかったので、いつか暖かい季節にでもご縁があればまたトライしてみたいです〜

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