デイ・アンド・ナイト(白夜追凶) ネタバレと感想 27話〜32話(最終回)まで これで終わりは酷すぎる

中国クライムサスペンス【デイ・アンド・ナイト―同じ顔を持つ2人の追撃者―(白夜追凶)】もようやく最終回まで見終わりました。まずはざっくりとした感想から参りまするね

感想(ネタバレなし)

これは中国サスペンスの特徴なのか、重要な情報が小出しに&いきなり出てくるのには大いに面食らいました💦。個人的にはもともとこうした「ちょこちょことした小さな事件を大きな事件に絡ませて作ったサスペンス」はあんまり好きじゃないのですよね😞。こう言っちゃ何だけど、小さな事件は付け足しみたいなことが多いんですよ🐵。

その点このドラマはそこんとこかなり上手に作ってあった(繋がっていた)けど、最後の最後に来ての「思わせぶり👻」には心底ガッカリさせられました😱。これって「続き」があるんですよね??じゃなきゃ耐えられんて😭。

文句はこれぐらいにして、以下、あっさりネタバレです。終盤大いに盛り上げたわりに、最後はこんなんで終わっちまいましたデイ・アンド・ナイト最終回のネタバレ感想いきますよ〜( `ー´)ノ

潜入捜査官

潜入捜査部分は面白くない、などとこき下ろしてしまいましたが、宏宇が殺したと疑われていた呉征もまた潜入捜査官で、林嘉茵とともに捜査をしていたのだそうです。それで林嘉茵は、仲間を殺した宏宇を殺そうとしたのですね。でも違ったと分かったから助けたらしい。

この林嘉茵は、金山との抗争に巻き込まれて死んだと公表されましたが、実際には逃げただけで生きていました。宏峰から今後のアドバイスを求められた韓彬は「呉征一家惨殺事件」を解決するためには彼女の協力が必要だと助言したため(これまたいつの間にか)呼び寄せて仲間にしたようです。

長豊分局の不正

劉長永が以前、葉方舟を不正の罪で解雇したという話がありましたが、あれが実はキーでした😲。葉方舟はほんの雑魚=氷山の一角であり、長豊分局が「不正の温床☠️」だったのだそうです。劉長永って、いかにも頭が硬くて公私混同な親バカ刑事なのかと思っていましたが、実際はそうじゃなかったのですよね。周巡も、彼に反発していたのは、この悪と戦うには年寄りすぎる(家庭もあるし)と、彼を心配してのことだったらしい。いや、全然そんなふうに見えなかった😓。

で、当然、呉征一家惨殺事件もこの「不正」を隠蔽するために仕組まれた犯罪だと思うのですが(そこは明らかにはなっていない)、そこで罠に嵌められそうになったのは、何を隠そう、分局のリーダー、つまり、黒幕にとっては最大の邪魔者だった宏峰だったのだそうです😨。

偽装工作

例の発作で気を失った宏峰は「ヤツら」に犯罪現場に連れて行かれ、凶器を握らされたのだそうです。目を覚ました宏峰は、とにかく濡れ衣を着せられてはたまらないと、その場でできる最低限の偽装工作をしたのだそう。それが「DNAが似ている双子の弟、宏宇」を犯人に仕立てること!😱

一方の宏宇は、当時、愛する亜楠のためにも悪い仲間と縁を切ろうとしていたそうです。が、それがその仲間の反感を買って暴力沙汰になり、誤って誰かを殺してしまったらしいのですよね。宏宇はすぐに宏峰に助けを求めたところ、宏峰は(渡りに船で)「お前は殺人罪で指名手配されたからすぐに逃げろ」と伝えたのだそう。

終盤、何度か「それってどゆこと?🤨」的な発言が目立ってきたので、もしや〜とは思っていたのですが、まさか兄が弟を陥れたとは酷い話でしたね〜😞。でも多分、宏峰にしてみれば(お国柄がお国柄ですし😓)自分が犯人に仕立てられたら誰も助けてはくれないが、弟なら自分が助けてやれる、と思ったらしいのですよね。

宏宇は、終盤に来て、呉征一家惨殺事件の証拠品を見て、この驚愕の事実に気づきました。犯人のものだと言う「現場に残された髪の毛」が約10cmほどの長さだったからです。当時、宏宇は短髪だったため、その長さなら宏峰のものだったと察したのですね👍。

さらなる犠牲

一方で葉方舟は、今度こそ何としても宏峰を殺すと息巻き、周舒桐が買った飲み物に毒を混入しました。彼女がピーナツアレルギーだと知っていた葉方舟は、ピーナツの入ったミルクティーに毒を入れたのだそうです。でも周舒桐は、そのミルクティーを宏峰ではなく父の劉長永にプレゼントしたため、劉長永が亡くなってしまいました😭。そしてその葉方舟も(黒幕=兄貴?の命令で)射殺されてしまいます。

ずっと父に反抗してきた周舒桐が(たぶん)宏宇に父親の愛情をこんこんと聞かされて、これまでの態度を反省し、久しぶりに父との温かい時間を持てたのがせめてもの救いでしたね💐。

宏宇の誓いと不敵な笑み

真実を知った宏宇は大いに激怒し、宏峰をボコボコに殴りますが、よくよく考えれば、生まれてこの方こんなに兄と力を合わせて親密になれたのはこの数年が初めてだったと悟ったそうです。

彼は(たぶん)兄を許し、もし宏峰が同じ目に遭ったら、自分は決して見捨てないと誓いました。でもって、宏峰はその直後に逮捕されてしまうのですが、そこで、同じように逮捕されていた周巡の「昔話」をたっぷり聞いた宏峰は「不敵な笑み」を浮かべます。これがラストシーンです。

それはいかにも「最初は入れ替えに騙されたけど、一度見破るともう騙されない」と豪語した周巡を嘲笑うかのような笑みでした。ということは、アレはもしかしたら宏宇だったのではありませんか?「紫色のマフラー」も妙に意味深だったし🤨。

まとめ

あ〜途中はともかく最後が思わせぶりだったのにはガッカリです😭。キャラもなかなか良かったので、ぜひ「完結」していただきたいですこれで終わりなんて酷すぎる!(`・ω・´)

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