斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~ネタバレと感想 31&32話 雪辱を果たして
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今週の【斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~】は31話と32話です。毎週う〜んと楽しみに見ていたので、来週で終わってしまうと思うと心の底から寂しいです😭。以下早速ネタバレです。
比比東暗殺計画
独孤博は唐三に「敵の狙い」は比比東の暗殺らしいと教えました。既に、独孤博(毒斗羅)や剣斗羅をはじめとする封号斗羅がもう5人も集められているそうです。比比東は確かに斗羅大陸一の使い手ですが、大勢の封号斗羅が相手では勝ち目はないかもしれません。それが「敵」の狙いなのです。
独孤博が協力する見返りが「毒消し」というのですから、毒を仕込んだ蒼暉学苑、ひいては時年、そして黒幕(黒煙)が「敵」であることはまず間違いありませんよね。
唐三は、でも武魂殿にも比比東を守る封号斗羅が大勢いるはずだと反論しましたが、なんでも敵には、その封号斗羅たちを全員追い払う秘策があるらしいのです。それが二大獣王こと天青大蛇と巨神大猿を利用する作戦です。ちなみに以前小舞は猿の方を「二明(アルミン)」、他の誰かを「大明」と呼んでいましたが、この天青大蛇こそ「大明=ダーミン」だったそうです🤗。
以前、小剛が見かけた「黒煙と天青大蛇の会話」こそがその証でした。敵=黒煙は天青大蛇に、比比東を殺して今の武魂殿を倒すために、協力してほしいと呼びかけたのですね。「二大獣王が魂獣たちを引き連れて武魂殿を襲いにくる」という話を広めて、武魂殿の封号斗羅を皆、そちらとの戦いに引き付けている間に、自分たちが集めた封号斗羅で比比東を暗殺するつもりなのです👿。
斗羅大陸はもうかなり長い間、武魂殿が主導権を握ってきました。今のままでは、天斗と星羅の王国も飲み込まれてしまいかねないのは事実らしく、独孤博や寧風致は、比比東の暗殺には賛同しかねても、その点は大いに憂えていたようです。それは魂獣たちも同じですよね。
唐三の心中も複雑です。武魂殿の千尋疾は母を殺した憎い仇ではあっても、比比東は襲撃には関与していないと断言し、また今、武魂殿にいる魂師たちは昔の事件など知らないかもしれないのです。何の罪もない人々を傷つけるようなことがあっても良いものか〜母もまた復讐に走ってはいけないと諭してくれましたからね。
愛の力
一方で、戦いを前に戦意をすっかり喪失した戴沐白のために、小剛が良い作戦を思いつきました😁。武魂は魂師の精神力を具現化したものなので、戴沐白の折られた爪が復活しないのは、ひとえに彼の精神力の問題なのです。そこで小剛は戴沐白の竹清への愛を利用することにしました🤭。
小剛は戴沐白に、竹清は戴沐白を王にするよう戴惟仕に直談判しに行った、と伝えました。戴沐白は、そんなことをしたら竹清が殺されてしまう😨!と動揺しますが、自分が助けに行くのはためらわれるようです🐒。それで小剛は、竹清は「万一の時」はもう星羅には戻るな、命を大事にするようにと言っていた、と止めを刺しました。戴沐白は愛する竹清を救うため、勇気を出して星羅の宿舎へ駆け付けます
。
ちなみに竹清と竹清の姉の竹雲は(今回初めて知ったのですが💦)星羅王国の貴族なのだそうです。あ〜それで竹清は王子の戴沐白と婚約していたのですね〜。戴惟仕は、竹清がスピードを増したことを認め、その脚を手に入れようとしていました☠️。
そこへ戴沐白がやってきて、竹清を庇いました。竹清を助けたいと言う強い気持ちが戴沐白の戦意を復活させ、その爪が再びニョキニョキと生えてきます😍。兄弟因縁の対決がついに!?と思われたところに、菊斗羅がやってきて「私闘」は禁じられている、と押し留めました。戦いは「試合」に持ち越されます。
とは言うものの、今のままでは戴沐白に勝ち目はありません。菊斗羅はそんなふたりに「必勝法」を授けました。武魂の融合です。これには互いの絶対的な信頼が必要だそうで、以前小剛も授業で教えたそうですが、昔の戴沐白は座学に全く興味なかったですものね💦。
今では心から信頼しあって(愛し合って)いるふたりは、すぐにこの融合技を取得しました
。
決勝大会
いよいよ決勝大会が始まりました。ここには比比東も姿を著し、優勝者には「魂骨」を与える、と激励します。
史蘭客 vs 星羅王国
まずは予選を免除されていた星羅王国と史蘭客が戦います。方法は「総力戦」と告げられましたが、戴沐白は2対2で戦いたいと申し出ました。史蘭客は戴沐白と竹清、星羅王国は戴惟仕と竹雲です。戴惟仕は、竹雲など必要ない、一人で戦うと豪語しましたが、人数を合わせるよう命じられました。
融合技を取得した戴沐白&竹清ペアはめちゃ強くて、戴惟仕は手も足も出ません。竹雲は見ていられなくなり、一緒に戦おうとしますが、戴惟仕はそんな「仲間」を思い切り突き飛ばしました👎。その結果は言わずもがな〜史蘭客の圧勝です🎉。戴沐白は、勝敗を分けたのは、仲間と協力し合えたか否かだった、と言い渡しました👍。
この見事な勝利に満足した菊斗羅は、これからももっといろんなことを教えてやるから弟子になれ、と誘いますが、戴沐白は、史蘭客〜竹清あっての勝利だった、と断ります。
武魂殿 vs 天斗王国
予選免除の2チームの戦いです。武魂殿には胡列娜のほか、隊長だと言う邪月(シエ・ユエ〜リー・ジーヤン)と焱(イエン〜タオ・ズイ)の3名だけで、実際に戦うのは男性ふたりだけです。天斗王国は6名いて、小剛の甥の玉天恒が隊長、そして独孤博の孫の雁も戦隊の一員でした。
焱は火炎系で四魂環の魂師で、力はそれなりにありそうでしたが、それをコントロールすることができないようで、邪月に馬鹿にされていました。その邪月の魂環は見えなかったので、ブーメランのような武器は彼の魂技ではないそうです。それなのにそのブーメランで相手を薙ぎ倒してしまいました😨。玉天恒も雁も、降参するしかありません。
見えない武魂
これらの戦いが行われている最中、葉知秋がこっそりやってきて唐三に目配せをしました。皆が試合に夢中になっている隙に唐三が出て行こうとすると、そこはモチロン小舞も付いていきます。
葉知秋は時年から「武魂で作った矢尻」を預かってきたのだそうです。その武魂は、葉知秋の仲間のひとりの武魂ですが、誰もその武魂を見たことがないのだそうです👻。唐三は、これを武魂殿に持っていくよう命じられたと語った葉知秋から、この器物武魂を受け取りました。唐三は葉知秋の代わりにこれを持って武魂殿に行くことにしたのです。
武魂殿に行くと執行役が現れて、矢尻を見ると疑いもせずに唐三を案内してくれました。行き先は、大会の優勝と思しき魂骨が保管してある部屋です。唐三が持参した矢尻は、この魂骨に吸収されてしまいました🤨。
その後、執行役は、魂骨に仕込んだ罠を誰にも悟られぬよう「金品を盗んだ罪への罰を恐れるという筋書き」を立てて、自害してしまいます😱。
裏切り者
唐三は、この執行役の自害と、封号斗羅が武魂城に5人も来ているのに気づかれないことから、武魂殿には「内通者」がいるに違いないと確信し、蔵書閣で調べることにしました。黒煙の男がなぜ天青大蛇の居場所を知ったのか、彼ら魂獣たちの情報もすべて蔵書閣の資料に掲載されていたのだそうです。そうした「秘密」を知っているのは武魂殿の人間で、何度も蔵書閣に出入りしたに違いない!
唐三は閲覧名簿からその人物を割り出しました。それがなんと菊斗羅だったのだそうです!?
唐三は早速この情報を葉知秋と共有しました。優勝賞品を授与する時に矢尻が何らかの作用を及ぼして、比比東を殺すつもりなのだろうか?唐三は、そう語った葉知秋に、直接菊斗羅を捕まえて聞き出せばいい、と伝えます。でも何せ相手は封号斗羅です。そう簡単にはいきません。
謎の失踪
史蘭客の次の対戦相手は、予選で負けた熾火学苑〜文字通りの雪辱戦です。今回もまた7対7の総力戦でしたが、今度は負けませんでした。
試合後、熾火学苑の隊長の火舞(フオウー〜ワン・ルー)が唐三を呼びにきて「小さな炎」を渡されます。その炎は火舞の命の象徴?らしく、自分が死んだらこれが消えるから助けてほしいと語りました。これまで敗退した学苑(雷霆学苑や神風学苑)の魂師たちが皆、失踪してしまったのだそうです😨。
唐三たちがあらためて探しに行くと、星羅や天斗、そして熾火学苑も同様でした。火は消えてなかったので、生きていることは確かなようです。
菊斗羅の秘密
唐三は、菊斗羅を捕まえるために比比東の力を借りようと思い立ちました。武魂殿へ行き、胡列娜に全てを打ち明けます。胡列娜は、なかなか信じようとしませんでしたが、唐三が嘘をついたりしないことだけは分かっています。それで彼女は、まず自分が菊斗羅の部屋を調べることにしました。
胡列娜と戴沐白はそこで「改竄された対戦表」を発見しました。最初に決まっていた組み合わせが「蒼暉学苑が有利」になるよう変更されていたのです。また小舞と唐三は、菊斗羅の部屋にあった菊の鉢植えを触った途端に「異次元空間」へ瞬間移動しました。そしてその空間には、もうじき人間になれるところだった万年魂獣の骨がたくさん落ちていたのだそうです。
小舞は彼らを思って大いに嘆き悲しみました。人間の姿になれば共存できると思っていたのに・・・。もし獣王たちがこうした悲劇を知ったら、怒って攻め込んできて当然だ💢!唐三は、菊斗羅がこの惨殺を比比東のせいにして、獣王たちを味方につけたのではないか、と推理します。
また、この異次元空間に行き来できるのは「元魂獣の小舞」だけでした。唐三が移動できたのは、小舞がその手を掴んでいたからです。以前の唐三母の異次元空間と同じですね。とはいえ、まだ誰も小舞が元魂獣だとは知りません。
でも、菊斗羅が元魂獣とは思えない〜案外菊斗羅も、このカラクリのことは知らないんじゃない?🧐
比比東の目的?
雷霆学苑や神風学苑は、熾火学苑と同じ時期に創立され、熾火学苑同様、同系武魂だけを育成しているそうです。それに対して疑問を呈した菊斗羅に、比比東は「武魂を極限まで高める実験」だと語っていました。比比東には何か大きな目的があるようでしたね。魂獣は魂師のためだけに存在しているのではない、みたいなことを語り、それは唐三の母親も似たようなことを言っていたので、もしかしたら、ふたりの目的は同じ〜魂師と魂獣の共存だったりするのかもしれません🤨。
菊斗羅の部屋で唐三と小舞が急に姿を消した時、胡列娜はようやく母に報告しに行くことにしました。戴沐白も付いてきて一緒に事情を説明しますが、比比東はこれらを単なる妄言だとして取り合ってくれません。胡列娜は戴沐白を帰した後に「娘」として訴えますが、比比東はそんな胡列娜を叱責します。どうやら胡列娜が彼女の娘であることを、誰にも知られたくないようなのです。それはおそらく、胡列娜が狙われることを恐れているからのように思われますが??🙄
まとめ
いや〜黒幕は菊斗羅じゃなくて黒煙の鬼斗羅ですよね。だって菊斗羅はどこかちょっと間が抜けてて優しいものね。おばさんも、小舞が言ったように、言葉よりも自分の感覚を信じたい。彼はそんな卑劣な陰謀を企むような人間じゃない気がしますよ
。
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