斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~あらすじと登場人物リスト(全34話)

斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~(全34話)

  • 分類: 中国ドラマ
  • 制作: 騰訊視頻
  • 監督: ヤン・ジェンユー
  • 脚本: ワン・ジュアン
  • 出演: シャオ・ジャン、チェン・イールー、ケニー・ビー他
  • お気に入り度: 5点満点中5点
  • お勧めキャラ: 蘭徳
  • 放送局: BS12
  • 放送日: 2023年6月17日~
  • DVD: 斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~ Blu-ray BOX1

概要と見どころ

魂師とは

このドラマは、斗羅大陸という架空の大陸を舞台に活躍する「魂師」を描いた作品で、唐家三少による同名ファンタジー小説が原作だそうです。

魂師とは、誰もが持っている武魂を操り、普通の獣よりはるかに高い知能を持った魂獣を退治する者を指すのだそうです。武魂とは親から譲られる精神力を具現化したものであり、その種類は「器物・動物・変異」があり、体の中に宿るものと体の外に存在するものの2つに分類できます。

一方の魂獣は、人間同様、悪獣も善獣もいるため、凶暴で人間を襲う悪獣を退治する場合もありますが、魂師が彼らと戦う真の目的は、魂獣を倒して彼らを自らの「魂環」として取り込むことにあります。この魂環を手に入れられるのは魂獣にとどめを刺したものだけであり、魂環を手に入れれば魂師としてレベルアップできるのだそう。

魂環とは

長く生きた魂獣は魂師にとってもそれだけ価値が上がっていき、魂獣の年齢によって魂環の色も変化します: 百年未満の魂環は白、百年魂獣なら黄色、千年魂獣なら紫、万年魂獣なら黒、そして十万年生きて、ほぼ人間と化した魂獣なら赤。

万年魂環(以上)を取り込むには、魂師の側にもある程度のレベル(通常は四魂環以上)が要求されます。あまりにも強すぎる魂環は使いこなせず、魂師にとって命取りになりかねないのです。

また魂師の強さを図る基準には「魂力」も存在します。これもまた鍛えれば上がるらしく、上限値は最強レベルです。

魂師の階級

魂師には、獲得した魂環の数によって階級(呼び名)が付けられます。九魂環が最強です。基本的には魂環の数が多いほど強い魂師ですが、唐三が修得した玄天功(紫極魔瞳や鬼影迷踪のような技)など武魂に依らない技を駆使する例外もあります。

  1. 二魂環:大魂師
  2. 三魂環:魂尊
  3. 四魂環:魂宗
  4. 五魂環:魂王
  5. 六魂環:(不明)
  6. 七魂環:魂聖
  7. 八魂環:魂斗羅
  8. 九魂環:封号斗羅

覚醒

このドラマの主人公の唐三(タン・サン)は聖魂村(せいこんむら)で鍛冶職人の父、唐昊(タン・ハン)と暮らしながら、鍛治仕事と、父から渡された秘伝書「玄天宝録」(げんてんほうろく)にある「玄天功」を習得すべく毎日修練に励んでいました。それまでは魂師という言葉すら知りませんでしたが、ある日、森で巨大な蜘蛛=魂獣に襲われたことがきっかけで魂師を目指すことになります。

魂師になるための「覚醒式」を受けると「武魂」を出せるようになります。唐三の右手に現れた武魂は藍銀草でした。美しいけれど弱々しい外見の通り、魂師からは「ガラクタ武魂」と呼ばれていますが、実は唐三には左手にももう1つの武魂がありました。それが「昊天錘」という黒い金槌です。唐昊は唐三に、左手の昊天錘のことは決して誰にも知られぬよう言い含めました。

それから唐三は、魂師を育成する学苑に入学し、仲間たちと共に最強の魂師を目指すことになります

見どころ

おばさんにとってこのドラマの一番の見どころは、唐三や仲間たちが魂環を得ていく過程でした。また色々な魂獣が次々と出てきてめちゃ楽しいのですよね〜😍。魂環が増えるにつれ「魂技」と呼ばれる、武魂に見合った技も使えるようになっていきます。この魂技も実に楽しかった👍。

彼らが成長するにつれて絆が深まっていく様子もとても感動的でした。彼らを教え導く師匠たちがまた素敵なのですよね〜。

お好きな方には申し訳ないけど、スケールが大きくて、ちまちまとしたロマンス要素が少ないのも嬉しかったです😅。武闘モノ、任侠モノ、冒険モノがお好きな方にはぜひお勧めしたい傑作ファンタジー🎉です。おばさんは大抵(飽きっぽいので)一度見れば当分もう見なくていいんだけど、このドラマはもう一度最初から通して見てみたいワ🤗。

以下は、各話のあらすじと登場人物のリストです。登場人物に関しては、ネタバレになるけどこれは細々とまとめたいので、差し障りがありそうなところは開閉式にいたしました。ネタバレNGの方は重々お気をつけくださいませ

あらすじと感想リスト

斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~ネタバレと感想 1&2話 双生武魂を持つ青年

3&4話 このファンタジー楽しい〜!

5&6話 鬼藤 vs 雷鳥男

7~10話 怪物学苑

11&12話 小舞の正体

13&14話 衝撃の事実!?

15&16話 史蘭客七怪の団結

17&18話 西思の町へ

19&20話 砂嵐と凶神戦隊

21&22話 黄金鉄三角再び!

23&24話 母からの贈り物

25&26話 魂師学苑大会

27&28話 強いおじいちゃんたちが味方に

29&30話 黒煙の正体?

31&32話 雪辱を果たして

斗羅大陸~7つの光と武魂の謎~最終回 ネタバレと感想 史蘭客七怪、万歳!

登場人物とキャスト

主要人物

唐三(タン・サン〜シャオ・ジャン):
このドラマの主人公で、藍銀草と昊天錘という双生武魂の持ち主。魂師として覚醒する前から、父からもらった秘伝書の玄天宝録により、紫極魔瞳や鬼影迷踪、控鶴擒龍を修得済み。これらは魂力と共に使うと効力を発揮するらしい。鍛治仕事が得意なので、時には袖箭や神弩などの武器も手作りする。

最初は武魂殿の素雲濤からの紹介で諾丁学苑へ赴いたが、諸事情から転校を余儀なくされる。

  1. 第一魂環:曼荼羅蛇
  2. 第二魂環:鬼藤
  3. 第三魂環:2千年の人面魔蛛(魂骨〜蜘蛛の足が体から生える)
  4. 第四魂環:万年魂獣の地穴魔蛛(力量以上の魂環だったが、母がくれた「氷火両儀眼の泉」で取り込むことに成功)
  • 魂技は藍銀囚籠

小舞(シャオウー〜ウー・シュエンイー):
唐三が初めて入学した諾丁学苑で出会った少女。正義感が強くてケンカが大好き。唐三を兄と慕い、どこへ行くにも付いてくる。武魂はうさぎ=柔骨兎で魂技は瞬間移動と魅惑

第一魂技:瞬間移動

第二魂技:魅惑

最終レベルは魂宗。実は10万年生きた元魂獣

玉小剛(ユー・シャオガン〜チェン・イールー):
唐三が最初に入学した諾丁学苑の雑用係。あだ名は大師。二魂環。唐三と共に昔の仲間=蘭徳が経営する史蘭客学苑へ行き、唐三をはじめとする学生たちを導く

しかして実態は、斗羅大陸最高の理論家で「武魂擬態論」を研究中。藍電覇王一族の一員で代々の武魂は藍電覇王龍だが、彼の武魂は「残念な方向に変異した羅三炮」。羅三炮の魂技はとてつもないオナラ。エネルギーは大根で、攻撃は一度に3回まで。第二魂技は催眠煙幕だが、効果があるのは二魂環までらしい💦。比比東の元恋人

史蘭客学苑

天斗王国の都市=所託城にある魂師の養成所で通称「怪物学苑」。受付は玫瑰(まいかい)旅店。唐三がここで仲間と共に技を磨く

戴沐白(ダイ・ムーバイ〜ガオ・タイユー):
史蘭客学苑の学生。武魂は白虎、魂技は白虎裂光波

のちに唐三&小舞とともに史蘭客七怪と呼ばれる魂師の一人。星羅王国の皇子であり、朱竹清とは幼い頃の許嫁。親や王位後継者の兄に反発して史蘭客学苑へ入学する。最初は、命を狙ってきた朱竹清と反目しあっていたが、互いを理解するにつれ、絆が深まり、最後には「武魂融合技」を確立させるまでに。最終レベルは魂宗

欧思客(オウ・スーコー〜リウ・ルンナン):
史蘭客学苑の雑用係

のちに史蘭客七怪と呼ばれる魂師の一人。武魂は補助系の食物武魂で、魂技はソーセージと大猿梨。前者は皆にパワーを与え、後者は空を飛ぶことができる。第二魂技=連翹(れんぎょう)の実の「解毒清神連翹菓」もあるらしい。皆とは違う武魂が恥ずかしくて「演劇」を目指すと語っていたが、本当は魂師として生きたかった。学苑長の蘭徳は養父で最終レベルは魂宗

朱竹清(ジュー・ジュイーチン〜リウ・メイトン):
史蘭客学苑の学生。戴沐白を殺すために入学した。武魂は幽冥霊猫で魂技は幽冥百爪で最終レベルは魂宗

のちに史蘭客七怪と呼ばれる魂師の一人

馬紅俊(マー・ホンジュン〜アオ・ズーイー):
夜火村の馬一族出身で、強大な変異武魂=邪火鳳凰を持つ青年

のちに史蘭客七怪と呼ばれる魂師の一人。最終レベルは魂宗

寧栄栄(ニン・ロンロン~ディン・シャオイン):
七大宗門の1つ「七宝瑠璃宗」の宗主=寧風致の一人娘で、武魂は補助系の七宝瑠璃塔

のちに史蘭客七怪と呼ばれる魂師の一人。唐三からもらった仙品薬草の綺羅郁金香のおかげで、武魂が、宗家悲願の九宝瑠璃塔に変わる。最終レベルは魂宗

蘭徳(ラン・ドー〜チウ・シンジー):
史蘭客学苑の苑長で欧思客の養父。一見、ケチな守銭奴に見えるが、本当は義理人情に厚く、学生思いの優しい魂聖。武魂は四眼フクロウ

小剛の先輩で、かつては柳二龍と3人で「黄金鉄三角」を結成し、大陸中で暴れていた。3人の融合技=神聖巨龍では羅三炮も大活躍

柳二龍(リウ・アルロン〜ジャン・ウェン):
「黄金鉄三角」のひとり。解散後は藍覇学苑を経営していたが、蘭徳に譲る。魂聖で武魂は赤火。小剛が大好き🤭。

趙無極(ジャオ・ウージー、張継南):
七魂環の魂聖で、元は史蘭客学苑の講師だが、現在は財政難の折、試験の時だけ手伝いくる助っ人。武魂は大力金剛

諾丁城

蕭塵宇(シャオ・チェンユー):
諾丁城の城主の息子で諾丁学苑の学生。武魂は狼?

柳龍(リウ・ロン〜馬瑞澤):
諾丁学苑の学生で蕭塵宇の腰巾着。武魂は黒豹

王聖(リー・ハオ):
諾丁学苑の学生で武魂は戦虎

蕭塵宇を殺して逃亡。西思の町で凶神戦隊のメンバーになる。武魂は血虎に変異

凌風(ワン・シン):
諾丁城の城主の部下で三魂環の魂尊。武魂は雷鳥で、蕭塵宇に頼まれて(第二魂技で)電流が流れる檻を作る

武魂殿

比比東(ビービードン〜朱珠):
武魂殿の当代の首宗で最強の魂師。「万象の首、無人の主」と呼ばれている

素雲濤(スー・ユンタオ):
唐三を覚醒させてくれた魂師

胡列娜(フー・リエナー〜ホワン・ツァンツァン):
史蘭客学苑の聴講生。武魂は九尾狐で魂技は精神系

比比東の直弟子だということだったが、実際は娘の千仞雪(チエン・レンシュエ)。星羅か天斗の王子を取り込んで武魂殿の傘下にしようと目論む

菊斗羅(ウェン・シォンハオ):
魂師学苑大会の審判を務めた封号斗羅。比比東の側近

鬼斗羅(グォ・ズーユー):
黒い煙を放つ魂師

邪月(シエ・ユエ〜リー・ジーヤン):
武魂殿チームの隊長で魂王。武魂はなく魂環自体が月刃の武器となる

(イエン〜タオ・ズイ):
武魂殿チームのメンバー。武魂は火焔領主の魂宗

千尋疾(チェン・シュンジー):
武魂殿の元首宗

天斗王国

雪清河(シュエ・チンホー〜バオ・バイユー):
天斗王国の太子で唯一の後継者

独孤博(ドゥーグー・ボー〜リゥ・ジャオシン):
独孤雁の祖父で毒斗羅の異名を持つ封号斗羅。王室の秘密兵器

独孤雁(どっこがん〜レンチン・ナームー):
天斗王立学苑の学生で、独孤博の孫

玉天恒(ユー・ティエンホン):
小剛の甥で天斗王立学苑第一戦隊の隊長。

泰隆(タイ・ロン〜ユーアン):
天斗王立学苑二番隊の隊長

泰坦(タイ・タン〜ジャン・ホンルイ):
泰隆の祖父で魂斗羅

かつて唐三の父=唐昊の忠僕だった。ちなみにジャン・ホンルイさんは巨神大猿も演じられたそう🤭

孟蜀(ユー・ズークワン):
通称、龍公。魂斗羅

朝天香(ちょうてんしゃん〜ホワン・イン):
通称蛇婆の魂聖で孟蜀の妻

馬修諾(マー・シウヌオ):
雪清河の使い

雪崩(シュエ・ボン〜ワン・ゲン):
天斗王立学苑の学生で、皇室の末裔

雪星(シュエ・シン〜ワン・ゲン):
雪崩の父で親王

蒼暉学苑

葉知秋(イエ・ジーチウ):
夜火村の不楽(ブーロー)に変異武魂の毒を渡した謎の人物。武魂は微生物という四魂環

時年(シー・ニエン〜グォ・ジャヌオ):
蒼暉学苑の教官。精神系武魂で人を操る。魂環不明

星羅王国

戴惟仕(たいい・ゆいし〜ドゥ・ジュンゼア):
星羅王国の王子で戴沐白の兄の王位継承者。魂宗

朱竹雲(ワン・チァオ):
星羅王国の貴族で竹清の姉。魂宗。武魂もしくは魂技は千里尋香虫(≒GPS&殺害)

ほか(魂師)

塵心(チェン・シン〜ジョウ・シャオチュアン):
七宝瑠璃宗の長老で封号斗羅の剣斗羅

蒙厲(もうらい〜ガオ・ズーガン):
凶神戦隊の隊長。武魂は熊の魂宗

魂獣

藍銀草:一見弱々しい草花だが、毒消しと寄生の能力がある。魂環を取り入れる際の「排他性」がない

鬼藤:植物系の魂獣で、相手に寄生する特性を持つ。唐三の母は息子の第一魂環にと樹齢六百年のこれを遺してくれた

人面魔蛛:凶暴な蜘蛛

幽冥狼:狼

斑らん猫

曼荼羅蛇:巨大な蛇

鳳尾鶏冠蛇(ほうびけいかんじゃ):天斗の森で遭遇した鳥のような蛇

沙行獣(さこうじゅう):アルパカとユニコーンを合わせたような可愛らしい外見だが、砂嵐を自在に起こす能力あり

巨神大猿(ジャン・ホンルイ!泰坦と二役🤭):天斗の森で遭遇した大猿。通称「二明」(アルミン)

天青大蛇:巨神大猿と並ぶ天斗の森の神。通称「大明」(ダーミン)

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