ミーユエ~王朝を照らす月 あらすじと感想 第80話 荒馬の仁義
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中国時代劇、【ミーユエ~王朝を照らす月~】の80話は「荒馬の仁義」です。あ~ついにこの日がやってきてしまいました。以下ネタバレのあらすじです
。
あの場にいたのは義渠軍だけではありませんでした。なんとユエもまた白起率いる軍を連れてきていたのです!?
翟驪は、稷と芾、そして翟驪を入れた3人で秦を分割しようと提案しましたが、ユエは、翟驪のことを自分以上に思ってきたつもりだが、これは飲めない、と拒否します。翟驪はここで合図の盃を投げようとしましたが、ユエが涙ながらに、家族の争いは望まないと訴えたため、盃を置いてしまいました。
しかもユエは、翟驪のために縫った錦の着物を持参します。
これに加えて側で馬に乗っていた可愛い芾を見ても、翟驪は決意を翻すことはできませんでした。虎威が自決さえしていなければここらで折れてくれたのでしょうけれど。
5日後に宣室殿へ行く。条件を飲むなら、扉を開けておけ。飲めないというなら戦いあるのみ!
翟驪を兄のように慕ってきた白起は、なんとかして義渠軍を止めようとします。今は昔と違い、秦人と家族になった義渠人も多かったからです。義渠君に言われて仕方なく従った者も多いはず!
宣室殿に攻め入ってきた翟驪を、白起は体を張って止めようとしました。翟驪は「剣を抜け!」とわめきますが、白起は恩人に剣を向けることなどできません。翟驪の剣は容赦なく白起の胸を突きましたが、翟驪もまた、止めを刺すことはできませんでした
。
白起の説得に耳を貸す義渠人が多い中、翟驪だけは、ユエの待つ宣室殿へ乗り込んでいきます。そこには魏冉と羋戎が待ち構えていました
。
ふたりと死闘を繰り広げる翟驪を前にしたユエは、狂ったように叫びます。もう止めてっ!!
翟驪はユエに「早く俺を殺せっ!」と叫びました。ついに蒙将軍が矢を放ち、翟驪が倒れ込みます。
ユエは、目の前の机を突き飛ばして駆け寄りました。義渠君っ!!
翟驪が苦しい息の下で「翟驪と呼べ」と促すと、ユエは、この荒馬め、なぜ譲歩しないのか!となじりました。
俺が義渠人だからだ。
翟驪は、かつてユエが、黄歇の仇と思い込んで翟驪を殺す!とわめいた時の、その願いを叶えにやってきた=命をくれてやるのだ、と笑って逝ってしまいました。ユエは、翟驪!!と叫んで気絶してしまいます
。
翟驪が死んだことで、義渠人への処罰は不問に付されました。ユエは翟驪を失った悲しみから立ち直れず、食を絶って部屋に閉じこもります。
誰が訪ねても会おうとしなかったのですが、翟驪との息子の芾と、稷の息子、つまりはユエの孫の柱公子が会いに行き、顔を見るまで帰らないと粘りに粘ったのには根負けして出てきてくれました。
それでももはやユエの命は風前の灯火のようです。
見舞いに来た稷は、自分が大王でなければユエの好きにさせてやれたのに、と泣き、確かに良いシーンではあったけど、実際はそーじゃありませんよね。大王云々関係なく、翟驪への嫉妬が彼を動かしていたのは、少なくともドラマ的には間違いありません
。
でもユエに稷を責める気はありません。ユエこそ「太后でなかったら」と何度悔やんだかしれないのです。
まさに「荒馬の仁義」そのものでしたね~。翟驪の生き様に感動しました
。
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