ロング・ナイト 沈黙的真相 ネタバレと感想 第7、8、9話 ジアン・ヤンに逃げろと言いたかった

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ロング・ナイト 沈黙的真相~のあらすじと登場人物一覧はこちらからご覧いただけます💀: 推理之王 あらすじと登場人物

中国ドラマ【ロング・ナイト 沈黙的真相】の7話「沼」、8話「孤立」そして9話「刑事」を視聴しました。も〜あまりにも腹立たしすぎて、グイピンとヤンには、途中何度も「も〜いっそのことそんな事件のことは忘れて早く逃げて!ヤン、逃げて!!」と言いたかったです😭。だって、彼らに問題提起した人間は(悪気はなかったにしろ)さっさと逃げちまったんだものね😤。あ〜切なすぎる。以下ネタバレですロング・ナイトのネタバレ行きます( `ー´)ノ

ヤンの遺志を継いで

公安がジュー・ウェイを探し始めました。ウェイは、誰かに電話をし、見つかるなんてヘマはしない、ジアン・ヤンの死を無駄にはしない!と豪語します。つまりウェイはヤンの「遺志」を継いで地下鉄事件に関与していると言うことになりますね。おそらくはジャン・チャオも彼らの仲間なのでしょう

2003年平康県

舞台は2003年の平康県に戻ります。ジアン・ヤンは、相変わらずホウ・グイピン事件を追っていました。茶髪ことユエ・ジュンが、ディン・チュンメイの子供を抱いてカーングループのビルに入っていくのを見たヤンは、チュンメイに何かあったに違いないと苗高郷に駆けつけますが😨、チュンメイの姿が見当たりません。近所の人たちも数日姿を見てないそうです。ヤンはウェイに助けを求めました。

ウェイとミンジャンも駆けつけてきて部屋を調べた結果、血痕が見つかります。ウェイはすぐにジュンを逮捕しましたが、ジュンはしらばくれてばかりです。3人は、チュンメイはおそらく口封じされたに違いないという結論に達しました。そしてウェイは、ジュンの背後には内通者=ジエングオがいると確信します😤。部下を使ってジュンに罠を仕掛けた結果、カーングループのフー・イーランとスン・チュワンフーもグルだと突き止めました👍。

ウェイは、さすがは「平康の熱血漢」と呼ばれるだけあって、ふたりを早速しょっぴきますが、すぐに釈放されてしまいます。なんとか手を打たないと、今度こそ証拠を消されちまうぞっ💢!ウェイの勘は的中しました。敵はジュンを消そうとしたのです。

茶髪(ジュン)の告白

ヤンとウェイは、たまたまそこへ通りかかってジュンを助けました。最初は渋っていたジュンも、協力すれば情状酌量にすると説得されて、真実を話し始めます。グイピンを誘惑し、それをレイプとして通報するよう命じたのはフー・イーランだったのだそうです。彼はその報酬にと2万元を渡してきました。ジュンは、わざわざ手の込んだことをしなくても、ちょっと脅せば黙ると思ったらしいですが、グイピンは、殺されるまで己の意思を貫きました😭。

グイピンは「チンピラが女生徒をレイプした」と通報したはずなのに、なぜフー・イーランが出てきたのか🧐?ここでようやくリー・ジンから渡されたカメラでグイピンが撮影しただろう「写真」が浮上してきます。どうやらグイピンは、レイプされた女生徒たちのリストと写真を持っていたそうなのです。

ジュンの役目は、学校を卒業し、縫製工場で働いていた若い生娘たちをフー・イーランのもとに連れていくことでした💀。ジュンは、その人数によって報酬がもらえたそうです。でもジュンは、写真に何が写っていたのかは知らないと言い張りました。そしてそこへ「内通者」のジエングオがやってきます。ジュンを横取りされたウェイは、ジエングオを「クズ野郎!😡」と罵倒しました。

孤立

結局ジュンはジエングオと口裏を合わせて証言を翻し、ウェイが罪に問われます😨。ヤンはウェイを庇おうとしましたが、ミンジャンから止められました。ウェイは、若くて前途のあるヤンを守ろうと、全ての責任をひとりでかぶったのです。それでもたくさんの嘆願書が寄せられた結果、ウェイは3年間、警察学校へ送られることになりました。

ヤンは、信頼するウー副検察長にウェイを助けてほしいと頼みに行きますが、逆に、アイコーと別れてほしいと頼まれました😤。アイコーは最高人民検察院の試験を受けることになっていたのだそうです。それでヤンはアイコーに「性格の不一致」を理由に別れを告げました。んも〜グイピン事件を調べろと焚き付けたのはアイコーだったのになんなん!?

一方でリー・ジンは、一人でも捜査を続けると語ったヤンに、グイピンから送られてきた手紙と写真館の領収書を渡しました。ジンは手伝おうとしたけれど、ジャン・チャオがこれを阻止したそうです👎。チャオが愛した教え子はこのジンで、ふたりは婚約もし、ジンは書店を開くことになったのだそうです。チャオはヤンに、これ以上グイピン事件に彼女を巻き込まないでほしいと語りました。いや、巻き込んできたのはそっちだからっ!!

どいつもこいつも勝手なことばっかり言ってっ!!

優しいヤンは承諾し、彼女とはもう連絡は取らないと約束しました

ヤンは、ひとりでリー・ダーベイに会いに行きます。コイツはまだ生きていたそうです。が、ふたりが会っていたことがイーランの知るところとなり、今度こそダーベイは殺されました。トイレに閉じ込められて放火されたようですね😎。

刑事

3年後の2006年、ウェイが刑務所、もとい、警察学校の研修を終えて出てきました🎉。ヤンとミンジャンは、わざとそっけなく出迎え、荷物ぐらい自分でトランクに入れろ、と命じます😁。ウェイが拍子抜けしてトランクを開けると、そこには「茅台(マオタイ)酒」が山ほど入っていたそうです💕。ウェイは、こんな高級な酒を好きなだけ飲むのは初めてだ!と喜びました😍。

ミンジャンは、今日はウェイの出所祝いのほか、2つ、祝うことがあると語ります。2つめはミンジャンが引退して起業したこと、3つめは、ヤンが4つ年上の姉さん女房(残りもんじゃないよ😤)のグオ・ホンシアと結婚して、もうすでに2つの男の子=シアオシューがいること。

〜ミンジャンの引退も、本人は金のためだと言わんばかりでしたが、実際は正義が罷り通らないこの仕事に愛想が尽きたのだろうし、ヤンの結婚も、ミンジャンが酔っ払ったふりをして、ウー・アイコーとは月とスッポンだ、と言わずにいられない気持ちも分かりますよね💦〜

ウェイは早速グイピン事件の進展を聞きたがります。でもヤンは、ウェイの留守中、自分は何もできなかったと嘆くばかりでした😭。茶髪ことユエ・ジュンは海外に高跳びし、ダーベイも死亡して、もう証人は皆いなくなっていたのです。ウェイは、俺が戻ってきたから、また一緒にやろう!と檄を飛ばしました

それからしばらくした2007年、ヤンは嬉しそうにウェイを呼び出しました。ウェイの同僚が、偶然別件で、チュンメイを殺したらしい犯人の名前を聞いたのだそうです。犯人の名はワン・ハイジュンと言ってカーングループで警備の責任者をしていました😤。ウェイは早速ミンジャンを伴って、遺体を捨てたという場所に駆けつけます。そこでついにほぼ骨折化した女性の遺体を発見しました👍。

ウェイはワン・ハイジュンを逮捕します。これで今度こそ真相が明らかになる!そう喜んだのも束の間、またしてもジエングオが邪魔してきました😡。ジエングオは「上司」としてウェイに取り調べの交代を命じ、ハイジュンにイーランから受け取ったインシュリンを注射して殺します💀。

ハイジュンが死んだと聞いたヤンは、すぐに遺体を調べに行き、ミンジャンの指示に従って注射痕を発見して写真を撮りました。が、イーランは、ヤンの息子のシャオシューを連れ去って、彼の注意を逸らした隙に、ハイジュンの遺体を持ち去ってしまいます

因縁

2010年、イーミンたちは必死でウェイを捜していました。ウェイは三輪オートで移動しているそうなのですが、これがまた実に神出鬼没で見つかりません😁。

そんな時に、カーングループのイーランが江潭新聞社に探りを入れてきました。写真の送り主を聞き出そうと言う魂胆ですが、そこでシアオチエンの顔をしげしげと眺め、どこかで会ったことはないか🙄、としつこく尋ねます🐒。

当然、視聴者はここでピンときますよね。もしかしたらシアオチエンもヤツラの「被害者」だったのではないか?そう考えると、彼女がなぜ(地下鉄事件の前から「落ちぶれた元検察官のジアン・ヤン」の取材をしていたのか、も腑に落ちます

物干しと手すりとコントローラー

リアンはシアオリンに命じて、ジャン・チャオの家にあった手すりや物干しについて調べさせていました。そのきっかけとなったのはマー検視官がこだわっていた「ケーブルの傷」です。地道にコツコツ調べた結果、手すりは両親の介護用だったはずなのに、彼らの死後に購入したことが判明しました。そして双方のネジの大きさや長さが同じだということも。もしかすると、物干しを取り外して手すりを付けたのかもしれない、リアンはそう推理したそうです👍。

またリアンはヤンが自殺した可能性も考えたそうですが、マー検視官から、それには「動力源」が必要だと指摘されてしまいました。その後リアンは、チャオが爆弾騒ぎの時に掲げていた「コントローラー」にも注目し始めます。いくら混乱していたとしても「おもちゃのリモコン」で爆弾を爆発させるなどといい大人が騒ぐはずはありませんからね

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