琅琊榜1 あらすじと感想 第33&34話 小新許さんっ!!
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【琅琊榜~麒麟の才子、風雲起こす】の33話「雪中の訴え」、34話は「正しき選択」です。先週思いっきりイラっとして眠れなかったので、今日は念のために朝早くに視聴しました。やっぱり朝の方が冷静でいられまするね~とは言っても、また一気見しちまいましたが
。
以下早速ネタバレです。
静妃の侍女=小新(孫夢佳)は馬鹿なんじゃなくて間者でした。コイツも紅袖招の一員だったのです!
一度思い込んだら梃子でも動かぬ頑固な水牛の靖王はまんまと騙されてしまいましたが、でもね、静妃は気づきそうでしたよ
。静妃は小新から、脱走を手引きしてくれたのは惠妃付きの宦官=小金だったと聞いて惠妃にそう切り出しましたが、惠妃は不思議そうにしていたのですよね
。あ~早く気づいてくれると良いのですが
。
とはいえ、この小新は、自分が思っているほど賢くはないかもしれません。静妃が惠妃を訪ねた隙を狙い、静妃の部屋を家探しして「宸妃」の位牌を見つけた小新は、早速般弱に報告に行きました
。ま、紅袖招の中では最も若輩者で、これが初めての「任務」らしいですから功を焦るのは分かりまするが、あの位牌を用意させたのはほかならぬ梁帝なのですよね~多分
。以前それらしいことを言ってましたし、いくら静妃が宸妃を慕っていたとしても、梁帝の許可なく、自室に位牌を祀るなんて大胆なことするはずありませんもの
。
ふふん、これを誉王あたりが得意げに梁帝に報告した時の、梁帝の顔が見たいものですわ。梁帝は最後まで宸妃を助けたいと思っていたようなのです。
さて、靖王の梅長蘇への「無礼」は前回思いっきり妄想して怒ってしまったので、思いのほかあっさり終わってしまいました
。梅長蘇は、静妃のことは知らないため、なぜそれほど靖王が怒り狂うか分からず、とにかく衛崢を助けたい一心なのだろうと、なんとか靖王を説得しようとします
。
秘密の小部屋の鈴を鳴らしてもなかなか出てこないし、出てきたと思ったら、理由も説明せずに梅長蘇を大いに罵倒した挙句、呼び鈴を切ってしまうあの態度はまったくもって許せませんでしたけどね。
もしここで衛崢を助けなければ、あの世で林殊になんと言い訳すればよいのだ?
ふん、林殊は目の前にいる梅長蘇ざんすよ。雪が降る中、何時間も外で待たされた梅長蘇は、そんな靖王を能無し呼ばわりします
。
蕭景琰!情義がありながらなぜ能が無いのだっ!!私の策無くして衛崢は救えん。これ以上どれほど血を流すつもりだっ!!命まで落としてどの面下げて祁王に会うのだ?林殊に何というのだっ!!
ここまで言われても梅長蘇の正体に気づかない靖王は、やっぱりア〇ですよね~。いくら男女の違いとはいえ、霓凰はあんなにすぐに気付いたのに、なんで気づかん?
それでも、甄平や飛流ら江左盟が既に衛崢奪還を図っていたと聞いて少しは驚いていたようですけどね。なんで誰もあそこで「梅長蘇は重篤な状態で策が練れなかったから失敗したんだ」とか言わんかな。
それはさておき、梅長蘇は衛崢を救出するには夏冬が欠かせないと思っていたようですね。衛崢は夏冬の亡き夫と一緒に戦った戦友ですし、師匠の夏江は今や「宿敵」以外の何者でもありませんし
。
また梅長蘇は言親子にも助けを求めに行きました。言闕は喜んで協力を約束してくれます。「明らかに罠だと知りながら飛び込んでいき、不利だと分かっていながら奪回しようとする彼らの決意」に感動したのだそうです
。
これほど愚かでありながら肝が据わった者は久しく見ておらぬ。ここで手を貸さねば、黄泉にいる旧友たちに合わせる顔が無い。
また豫津も、靖王のことはよく知らぬが、父や梅長蘇が支えようとするのならそれなりの人物なのだろうと語りました。その延長で、亡き祁王や林殊の思い出を語ります。当時の林殊は血気盛んで、豫津のような子どもはまったく相手にしなかったようなのですが、それでも景琰だけは、どんなに疎んじられても林殊の後をついていったのだそうです。あ~それで梅長蘇も景琰が可愛かったのですね。元気でいるかな~景琰
。
その一方で梅長蘇は、靖王を説得できなかったことを悔やみます。こちらが手出ししなければ、夏江も手詰まりになったのに。この旧情が仇となるのだ
。
横で太師餅(たいしへい)というお菓子を食べていた飛流が「必要ない!」と怒鳴りました
。梅長蘇はにっこり笑って、その通りだな、と納得します。すべては心が決めるもの。正しいと思うことをやればいいのだな
。
そうだよ。またしても太師餅をぱくつく飛流に梅長蘇は、食べ過ぎるな、今晩は大晦日だから(飛流の大~好きな
)餃子だぞ、と教えました
。飛流は目を真ん丸にして食べるのを止め
、吉さんのもとへ飛んでいきます
。本当に彼は類まれな子どもですよね
。庭生ともずっと仲良くしていたようです
。
果たして彼らは衛崢を無事救出できるのでしょうか!?
それ以外では、今回ついに皇太子=景桓は星のお告げにより廃位されて献州の王(献王)となり、靖王は王珠を2つ貰って誉王と同格の七珠親王になりました。
あ~今から来週の配信が待ち遠しいです。
~本日から中国ドラマの「扶揺(フーヤオ)~伝説の皇后~」を見始めたところ、謝玉役だった劉奕君さんがまた思い切り悪役なのには苦笑しきりでした~
琅邪榜(ろうやぼう)~麒麟の才子、風雲起こす~ コンパクトDVD-BOX1~3
これまでに視聴した中国ドラマの視聴リストはこちらです
: 視聴ドラマ一覧~中国ドラマ編