琅琊榜1 あらすじと感想 第35&36話 してやったり
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【琅琊榜~麒麟の才子、風雲起こす】の35話は「奪還」、36話は「もう1つの戦場」です。いや~これは久しぶりに楽しかったですね~。まさにしてやったり!です
。最後も鼻高々だったようだけど、あれも大きな勘違いだということはもう既に把握済みなので、今回は、これまでとは別の意味で、次回の配信がめちゃ楽しみです
。
ではその様子をつぶさにご覧いただきませう。
ついに衛崢を救出する日がやって来ました。梅長蘇は素天枢やその部下と入念な打ち合わせをしています。一方で飛流に命じ、豫津に手紙を届けさせました。も~飛流ったら、いきなり「燃やせ
」じゃダメじゃないね
。豫津が「読んでからだろ?
」と気づいたからいいけど、読まずに燃やしちゃったら困るじゃないね
。
その手紙には梁帝の弟である「紀王」を宮羽のもとへ連れていくよう書かれていました。これはまた定かではありませんが、おそらくは、紀王を「証人」に仕立てるつもりのようでしたね。夏冬が衛崢と一緒のところを目撃させていたようなので、この救出劇には夏冬、ひいては懸鏡司=夏江が関与している、とでも言わせるつもりなのでしょうか
。
その夏冬は、例年通り、亡き夫の聶鋒の墓参りに行くふりをしました。夏冬は、実兄だという夏秋(隋抒洋)に用事を頼み、懸鏡司を留守にさせます。肝心の江夏と夏春は言闕が手紙で呼び出しました。江夏はそれが罠だと分かっていても出かけていきます。懸鏡司を手薄にすることで逆に靖王が攻め込みやすいだろうと考えていたようです
。
その言闕とのやり取りで分かったのですが、江夏と璇璣公主は男女の仲だったのだそうですよ。江夏の妻は掖幽庭にいた彼女を不憫に思って世話をしたらしいのに、江夏はそんな妻を裏切ったのだそう
。あ~コイツはいかにも人でなしの顔をしてますよね
。
怒った妻は息子を連れて家を出て、行方をくらませてもう十数年が経つそうです。今回言闕は夏江の「心残り」について教えるとの手紙を出したところ、夏江は息子のことが知りたくてやってきたらしい。妻は5年前に、その息子はもっと前に病で亡くなったそうです。
でも言闕の目的は、もちろん、違うところにありました。夏江の猜疑心に火を点けることです
。
夏江は言闕に、言闕の企みは分かっていると切り出しました。靖王が衛崢を奪還するために夏江を遠ざけたのだろうというのです。が、夏江は、たとえ夏冬の手引きで牢破りをしても衛崢は見つけられないし、牢には火薬を敷き詰めてある、と得意そうにのたまいました。まんまと手の内を明かすなんて、夏江もいう程賢くありませんね。それとも、昔の恥を持ち出されて気が動転したのでしょうか
。
さすがの夏春もこれには驚いていたようですね。いくら背いたとはいえ、弟子である夏冬を殺そうとしたとは。この夏春にも夏江がどんなにひどいことをしたかを知らせてやりたいわ~
。
でも、ここまでは梅長蘇の想定内だったようです。梅長蘇が知りたかったのは衛崢の監禁場所だったのです。
言闕は、胸糞悪い夏江の話にいかにももう我慢ならぬというように立ち上がり、これで帰れると言って退出しました
。疑り深い夏江はこの言葉の意味を探り、もしや言闕の目的は夏江を呼び出すことではなく、他にあったのではないかと思い立ちます
。ふん、そう思うように言闕はわざとそう言ったんでやんすよ
。
その頃懸鏡司には、手筈通り薬王谷の猛者たちが押しかけていました。彼らは毒も使うそうで、懸鏡司は相当手こずっていたのですが、牢の入り口に来たところで、皆撤退していきます
。門の外では巡防営が盗賊団を追っていたため、懸鏡司の役人たちはそれ以上深追いできませんでした
。
戻ってきて報告を受けた夏江は、今回の襲撃が見せかけだったに違いないと確信します。
衛崢の居場所が嗅ぎつけられたのではないか?
んも~天下の懸鏡司の首長が、ここは計算通りに動いてくれましたね~。夏江は大理寺へと急ぎました
。が、そこについてようやく夏江も騙されたことに気づきます。しまった、私としたことが?
その後を、素天枢や飛流たちが追いかけてきました。案内に感謝する
。
ここで夏江の相手をしたのは飛流です。皆が衛崢を助け出すまで、夏江相手に遊んでいろと言われた飛流は、爺様相手に容赦なく技を繰り出しました
。本当はもっと遊んでいたかったのにもう衛崢を助けたから行くぞ、と言われると、渋々、でもあっさり夏江を突き飛ばして退散します
。も~夏江はボロ雑巾みたいになってましたね
~いい気味でした
。
往生際の悪い夏江は、しぶとく梁帝に報告に行きます。この状況で、たとえ確たる証拠は無くても、衛崢を連れ出したのは靖王しかいないと、訴えるつもりなのです。それに加えて誉王もまた、例の宸妃の位牌のことで静妃を陥れようとしていました。だ~か~ら~あれは梁帝が命じてやらせたことなんだってば
。
夏江の報告を聞いた梁帝は早速靖王を呼び出しますが、今回は前回とは異なり、梅長蘇から重々言い聞かされてきた靖王は、巧みにシラを切り通しました。誉王と夏江が何を言っても、もう尻尾は掴ませません。これはなかなか見事でしたね~
。
そこへ、皇后が得々として静妃の「謀反」を知らせに来ました。怒った梁帝は、靖王を思い切り蹴飛ばします。お前達親子にどれだけ目をかけてきたことか!朕の温情を何だと心得ている!
ふん、そんなことしてあとでせいぜい後悔しろよ。
あ~来週の配信がめちゃ楽しみですね~。
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