琅琊榜1 あらすじと感想 第45話 再会

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琅琊榜~麒麟の才子、風雲起こす】の45話は「再会」です。いや~これはヒジョーに嬉しかったですね~。でもまずはこの人のことから~以下ネタバレのあらすじです琅琊榜のネタバレ感想行きますよ~( `ー´)ノ

誉王の処遇

梁帝は、誉王から玲瓏(れいろう)公主の名前が出るとは思いもよらなかったようです。親子として話せるのはこれが最後だろうという誉王に、梁帝は真相を明かしました。玲瓏公主は滑族の軍を率いて梁帝の即位を助けたのだそうです。が、梁帝は恩をあだで返した~玲瓏公主があまりにも聡明なのを恐れ、自分の即位の秘密を守るために、赤焔軍に滑族の殲滅を命じたのだそうです

梁帝は、もし誉王が同じ立場にあっても同じことをしただろうと言い訳しますが、誉王にとっては母のこと、罪悪感はなかったのか、と責められます。すると梁帝は、こともあろうに、公主を「駒」呼ばわりしました。駒は用が無くなれば捨てられる定めだ

誉王は耐えきれずに喚きます。それでは私は何なのだ!駒の子どもだから子駒かっ!!母を駒扱いしたのかっ!

梁帝はそのあまりの迫力にたじろぎ、誉王は梁帝の5番目の息子であり、母親は祥嬪だと答えました。でも誉王は狂ったように泣き叫ぶだけです可哀想だったな~誉王。梁帝は踵を返して誉王を天牢に入れるよう命じ、何人たりとも近づけてはならぬと言って立ち去りました。

その頃宮殿では、誉王の妻の朱蘭瑾(蒋林燕)が皇后に夫の命乞いをしています。謀反が失敗したと聞いた皇后は、自分の身も危ういのに助けられるはずが無いと言い捨てました。完膚なきまでに負けたわ!

蘭瑾は血を分けた息子を殺すはずが無いと訴えますが、皇后は、既に祁王も殺されている、と笑います。

後始末

慶歴軍の死傷者は1万5千、投降者は2万だったそうです。蒙摯は、兵をふもとに捕らえ、将官は個別に拘束しました。梁帝は、謀反に加担したのなら、捕虜だろうと投降兵だろうと区別なく処刑するよう命じますが、これには靖王と蒙摯が反対します。将官はともかく、兵は内情を知らなかったからです

どうか温情をお掛けください!

でも梁帝は、目の前まで賊軍に攻め込まれたという屈辱から、見逃しては天下に示しがつかないと言い張りました。家族を殺さぬだけでも十分な温情だ。

靖王は、徐安謨が兵符を偽造して大軍を動かせたのも、兵制に問題があるからだと指摘しました。皆死罪にしてしまっては、兵まで謀反の意思があったと世間に誤解されてしまう、それでは皇族の体面が損なわれる、と説明します。どうかお考え直しを!

蒙摯も声を合わせて頼んだので、梁帝は一考の余地があると思いなおしてくれました

ただし、逃亡した者は容赦するな!誉王がこれほどの暴挙に出たのに都から何の知らせもないということは(脅されてないのだとすれば)、皇后の共謀は明らかだ

蒙摯は、都の禁軍が皇帝に背くはずが無いと言い切り、制圧されたに違いないと断言しました。私が帰京して、再度都を掌握しましょう!

梁帝は我が意を得たりとばかりに立ち上がり、蒙摯にただちに10万の兵を率いて金陵へ戻るよう命じました。皇后の印璽を奪って幽閉せよ!

その後誉王の腹心だった灰鷂(かいよう)が捕まります。灰鷂は誉王に騙されたと早くも誉王を裏切っていました

霓凰のやきもち

やはり、霓凰はめざとく宮羽を注視していました。梅長蘇が彼女は江左盟の者だと説明すると、飛流や甄平は所詮男だから「世話」をするなら女性の方がいいと嫌味を言います。梅長蘇は困った顔をして、世話はしていない、と弁明しました。男装して見張りをしていただけだ

霓凰は(そんなことなら)私がするわっ!と息巻きます。今後天幕の護衛は私が責任を持つわ!!見張りでいいなら、他の者=女には任せない!
この私を差し置いて見張りですって?!( `ー´)ノ

そう言って立ち去る後姿のポニーテールの揺れ方からして、ぷんぷん怒っていたのは間違いありません

疑惑

靖王は、援軍を呼びに行く前に生じた「梅長蘇」への疑惑を確認しようとしていました。夏江の供述に、梅長蘇は祁王のゆかりの者だとあったことを例にとり、梅長蘇を問い詰めようとします。一緒にいた霓凰が焦る間もなく、梅長蘇は、自分が江夏にそう供述したからだと答えました。祁王は夏江の心に刺さった棘だから、そう言えば夏江が動揺し、隙ができると考えた、と説明します

珍獣

捕獲

そこへついに戚猛が珍獣を捕獲してきました。靖王はせっかく梅長蘇を問い詰めていたところを邪魔されたため、1年かけて追いかけた甲斐があったな、と嫌味を言って立ち去ろうとします。戚猛は、実は珍獣ではなく人だったのだと報告しました。梅長蘇は霓凰と早速見に行きます。戚猛は相手にしてくれる人がいて実に嬉しそうでした

思いがけぬ再会

珍獣あらため、その男は毛むくじゃらで、庭の檻に入れられていました。梅長蘇が近づくと牙をむいて威嚇しますが、梅長蘇が身じろぎもせずに見つめていると、恐れをなして隅っこにうずくまります。梅長蘇はハッとして、その顔を確認しようとさらに近寄りました。兵たちは皆、危ないから近寄るな、と声を掛けます。先生!!危ないっ!!

梅長蘇は「来るな!」と叫んで彼らを押しとどめます。その声に驚いた靖王が飛んできました。どうした?

梅長蘇はひたすら静かな声で男に語り掛けます。怯えなくていい。傷つけはしない。顔を見せてくれ

男はキッと梅長蘇を睨みつけて檻に手をやります。梅長蘇は、その毛むくじゃらの手首を優しく握りました。そうか。分かったよくぞ無事でいてくれた

男はその手に「赤焔軍の腕輪」をしていたようなのです

信じてくれ。すべてよくなる。私がついている。だから心配いらない

男は感激に震えながら、声にならない声を上げて喚きだしました。梅長蘇もまた感激に目を潤ませて笑みを浮かべていたのですが、戚猛だけは、目が赤くなってきたから危ない!と注意します。離れて!!

これには靖王や霓凰も駆けつけてきて、必死で梅長蘇を檻から引き離しました。血を吸われてしまいますっ!!なんだと思ってんですかね~(-_-;)

梅長蘇は、血を吸えば苦しまないっと叫び、ひたすら耐えているのだ、と説明しました。私を傷つけることはないから牢を開けよ、と命じます。困った戚猛が靖王に尋ねると、梅長蘇も靖王に頼みました。私が世話をします

靖王が許したので戚猛が檻を開けると、それでもまだ甄平が立ちはだかりました。どけ!

梅長蘇は自ら進み出て、男の手を取り、部屋に連れていきます。念のため列戦英が同行しました。梅長蘇は男に薬を飲ませて落ち着かせ、自分の血も飲ませたそうです。戦英が靖王にそう報告していると、戚猛がまたしても嬉しそうに駆け込んできました。男が風呂に入ったら、その毛は白かったことが分かったそうです

珍獣の正体

男はなんとなんと夏冬の夫=聶鋒(じょう・ほう~ダン・イージァ)でした

梅長蘇が心配で、夜中にこっそり霓凰が偲んでくると、梅長蘇は男に「腕輪」を見せるよう促します。容貌が変わっても私には分かる。ずっと懐かしんでいた人だと。腕輪にはシッカリ「聶鋒」と刻まれていました。霓凰は感激して聶鋒さんなの?と叫びます

聶鋒は霓凰に優しいまなざしを送った後、こちらも感極まって「聶兄さん」と呼んだ梅長蘇を、こちらは驚きの眼差しで見つめました。生きていたのか?私は小殊だ!

聶鋒はう~う~とうめくと、梅長蘇は小殊だよ!と繰り返し、ふたりはひしと抱き合います。側に立っていた霓凰もまた自分のことのように笑顔を浮かべながらもらい泣きしていました

火寒の毒

感動の再会を果たした梅長蘇は、早速靖王に頼みに行きます。静貴妃に聶鋒を診てもらうことにしたのです。どうやら聶鋒も火寒の毒に侵されていたらしく、梅長蘇はそれを誰にも知られたくなかったようですね。

その夜はもう遅かったので、靖王は翌朝母に話してくれました。もちろん静貴妃が、可愛い小殊の頼みを断るはずもありません。静貴妃の診断によると、毒は「3層までは至っていない」そうで、鍼だけでも2カ月間発作を止めることができるらしい。それ以上の治療(解毒)は無理だと答えたので、梅長蘇は琅琊閣の藺晨に手紙を書いて頼みました。ちなみにここで靖王も「火寒の毒」という言葉を耳にしています

ここでまた飛流が、藺晨が来るのを嫌がって伝書鳩を取っちまったのが可笑しかったですね~。もちろん甄平も想定内で、今回はお前にかまけている暇はないから大丈夫だ、と説得します。飛流が渋々鳩を離したのを見てもまだ安心できず、また捕まえないように見張っていたのもさすがは甄平です

治療を終えた静貴妃が、梅長蘇といかにも近しい風に話していたのがまた靖王の疑念を呼びました。また発作が起きたら私を呼びなさい、などと「先生」に対して母が言うはずないからです

それで静貴妃は、梅長蘇は故人の息子なのだと偽りました。静貴妃が医女だった時代、梅長蘇の父が命を助けてくれたのだと明かしたのです。また聶鋒に関しては梅長蘇が「昔からの友」だと伝えました。靖王は、私の知らぬ友がいても当然だ、などと焼きもちを焼きます。ハオ

靖王は静貴妃に、自分だけ仲間外れにされたようで孤独を感じたとこぼしました。静貴妃は、これから靖王の行く道は孤独だと釘を刺します。それでも靖王は、昔は兄が教えてくれて友が支えてくれた、と懐かしそうに語りました。静貴妃は言わずにいられません。いつかきっと悟るはず、今もあなたの周りにがいて支えてくれたことを

梅長蘇は、自分の薬を聶鋒に分け与えました。聶鋒が危険を冒してここまで来たのは夏冬に会いたいからだと見抜き、都に戻ったら会わせてやると約束します。大丈夫、どんな姿になっても気になどせぬ。生きていることが救いになるのだ

それは梅長蘇とて同じはずなんですけどね~

我らの命は仲間の命でもある。赤焔軍7万の命が我らの中で生きている以上、諦められない。彼らの無念は私たちが晴らすのだそれには生きなくては!( `ー´)ノ

疑惑再び

梅長蘇が発作を起こしました。が、もう薬がありません。甄平は飛流に早く誰かを呼んでこい!と命じました。飛流はまっしぐらに靖王の部屋へ行き、水牛!と呼びかけます

水牛っ!水牛っ!!蘇兄さんを助けてっ!!

靖王が慌てて出てくると、飛流は「蘇兄さんが!」とその危機を伝えました。靖王はすぐに駆け付けます。その頃梅長蘇は、決して霓凰には知らせるな、と命じていました。靖王を見ると、私は大丈夫です、と答えますが、どう見ても大丈夫には見えません。靖王はすぐに静貴妃を呼びに行きました

静貴妃が針を施していると、梅長蘇が「父上」とうなされます。ここはなんとか静貴妃が誤魔化しましたが、梅長蘇は心配そうに見つめている靖王を見て、景琰、と呼んでしまいました。怖くない

まとめ

あ~ついにその時が来たのでしょうか!?引き続き46話を語りますよ~( `ー´)ノ

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