月に咲く花の如く あらすじと感想 第18話 「呉家東院の没落」で呉蔚文の覚悟に感服!
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スン・リーさん主演の中国史劇、【月に咲く花の如く】の18話は「呉家東院の没落」です。これまた大変なことになってしまいました
!以下ネタバレのあらすじです
。
三原質店を預かる南院の呉蔚双が、息子の遇(ぐう~シュ・ヌォ)を呉家東院の跡継ぎにしたらどうかと言い出しました。いきなりの三男の発言に、次男の蔚武と四男の蔚全も負けじと名乗りを上げます
。
蔚文は、弟たちの勝手な言い分に腹を立て、絶縁すると明言し、その証文も渡しました。
が、その証文にはそれぞれへの財産分与も記してあり、今にして思えば、蔚文は絶縁することで弟たちを守ろうとしていたに違いありません。
何せ、呉家東院にかけられた疑いは「軍需品の偽造」なのです。下手をしたら一族郎党皆殺しにされかねません。
抜かりない蔚文は、周瑩にも芝居をして追い出しました。
周瑩は蔚文が弟たちを絶縁したと聞き、自分のせいなら気にしていないからやめてくれと止めに来たのですが、蔚文は、こんなことになったのもすべては周瑩のせいだ、と怒鳴りつけ、すぐに呉家東院を出ていくよう命じました
。
周瑩は、占いのことは気にするなと言ったくせに、とこちらも腹を立てて、出ていくことにします。もちろん、周老四に異存はありません。
周瑩は、涇陽を離れる前に呉聘の墓参りがしたいと言い出しました。墓には王世均が待ち伏せています。
世均は、呉蔚文には何か事情があるのだろうから、せめて呉聘の100か日まで留まってはどうかと促しました。周瑩もこれに同意します。
世均はふたりを誰も住んでいない家に案内し、食料や日用品を差し入れました。もしかしたらこれも呉蔚文の命令だったのではないでしょうか。
その頃呉家東院には官兵が押しかけてきます。もう覚悟のできていた蔚文は、冷静に、食事のお替りを所望していました
。
刑部尚書は呉家東院の偽造について説明し、呉蔚文ら「一味」を都に押送すると言い渡します。
呉蔚文は、何かの間違いだと皆が声高に無実を訴え始めたのを手で制し、汁を飲み終えても良いかと尋ねました。尚書が無言で許可すると、再び座って食べ始めます。鄭氏も夫に従おうと、ぶるぶる震えながら食事を続けましたが、ついに耐え切れなくなって泣き出しました。
あなた、あなた!!
それでも呉蔚文は一切動じることなく食事を終え、口を拭い、何もかも飲み込んだかのようにかすかに頷いて立ち上がりました。
お待たせを。
夫の様子に、何かあるとは思いながらも、具体的なことは聞かされていなかったらしい鄭氏がまた何とも哀れでございましたね。
案の定、呉蔚文はそのまま処刑されてしまったようです。
呉蔚文から縁を切られたことで連座を免れた弟たちは、静観の構えだったようですが、その後どうしていたのでしょうか?
そんなこととは夢にも思わない周瑩は、どうにも具合が悪い(=つわり)ので、町で脈を診てもらうことにしました。そこではちょうど呉家東院の「仁寿堂」が話題になっており、良い薬があると聞いて我知らず微笑んでいた周瑩の顔が、次の瞬間、凍り付きます。なんと呉蔚文が死んだというのです!?
あ~もっと早く周瑩が経営に携わっていたら、あるいは悪党どもの陰謀を見抜けたかもしれないのにと思うと、ここは無念でなりませんでしたね。
「月に咲く花の如く」は来週の放送が待ち遠しいですね。
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