月に咲く花の如く あらすじと感想 第40話 傲慢と偏見
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スン・リーさん主演の中国史劇、【月に咲く花の如く】の40話は「傲慢と偏見」です。
自分が正しいと信じていることが、実は時代や環境がもたらす偏見だったりするかもしれないという、痛~い見本でもありましたね。果たして自分は今傲慢になってはいないだろうか、思わず反省させられました
。
以下ネタバレのあらすじです。
星移ばかりか詠梅も投資から手を引いたと聞いた周瑩は、呉家東院が2千株すべて買う!と豪語しました
。でも2千株を買うためには、店や土地も抵当に入れねばなりません。
案の定、蔚武も蔚全も猛反対です。蔚武などは、周瑩はイイ気になり過ぎた、このままでは何をするか分からぬから大当主の座を奪おうとまで言い出しました
。でも蔚全は、周瑩が儲けさせてくれたことは事実だからしばらく様子を見ようととりなします
。
金を預かる江福祺はいっそのことふたりに黙って買ってしまおうとけしかけましたが、周瑩は否定しました
。昔の周瑩ならともかく、今や呉家の大当主としてふたりを騙すようなことはできぬというのです
。
そこで周瑩はジョセフ神父を呼んで、洋布工場の素晴らしさをふたりにアピールしようとしました。が、これが火に油を注ぐ結果となります
。ふたりは、由緒正しい呉家に西洋人を呼ぶなどもってのほかだ!と怒り出しました
。
せっかく来てくださった神父に礼を言うどころか、まさに鬼畜扱いです。
ついに蔚全までもが周瑩を大当主の座から降ろすことに賛同しました。でも周瑩は余裕の構えでしたね
。
それというのも、大当主と言うのは見た目ほど楽なものではなく、毎日やるべき仕事が山のようにあるのだそうです。世均の言葉を借りれば二山ですかね
。
早速引き継ぎをした蔚武は目を丸くして驚いていました。それでも自分から言い出したのですから、すぐに辞めるとは言えないようです
。
が、周瑩も、毎日何もしない生活にそろそろ飽きてきたようですね。
一方では鄭氏が、東院から韓三春夫婦を追い出してほしいと言い出しました。韓三春夫婦と二虎が来てから物が無くなるようになったというのです。二虎はすっかりおばさま方の信頼を得たようでしたが
、韓三春は元盗賊と言うことで疑いを掛けられていたようですね
。
周瑩は、人は変われる、自分を見ろ、と弁明しますが、鄭氏は、百歩譲って韓三春はイイとしても、千紅だけはダメだと言い張りました。
それは鄭氏のみならず呉家の女性たち皆に共通する感情のようで、それを察した周瑩は、わざとお茶の席に千紅を呼びました。すると周瑩には最初から優しかった漪までが千紅を蔑みます
。
周瑩は漪をなだめた後、千紅を呼び出し、子ども相手に本気で怒るな、と諭しました。その上で、周瑩と千紅はふたりとも捨て子だったから正確な年齢が分からないと知ると、くじ引きで年長者を決めて「義姉妹」になろうと申し出ます
。
くじの結果は千紅が年長者だったため、周瑩は千紅の肩を抱いて皆に「義姉」だと紹介しました。
これが周瑩ですよね~。だから誰もが好きにならずにいられません
。
ちなみに、東院のあれこれを盗んでいたのは周老四だったそうです。周瑩はすぐに気付いて釘を刺しました
。周老四は、いまだに東院には馴染めず、いつ追い出されてもいいように「準備」をしていたのだそうです
。
また杜明礼は詠梅から「絶縁状」を送られたそうです。
一度は結婚まで考えた相手なら、なぜあんなことをしたのか、と問い詰めるぐらいはするのが礼儀でしょうに、結局は自己中お嬢の詠梅にはそれができません。杜明礼が宦官の奴婢だなんて知られる前に別れて良かったかもしれませんね。それが知られたら殺されかねませんでしたよ
。
だからと言って杜明礼の罪が許されるわけじゃないのですが、ああもひねくれてしまった理由が分かった今は、前のように批判できなくなってしまいましたわ。ま、今だけかもしれませんけど
。
さ~て今日はいったいどんな展開が待っているのか、放送時間が待ち遠しいです。
月に咲く花の如く(シンプルBOX 5,000円シリーズ)DVD-BOX1~3
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