月に咲く花の如く あらすじと感想 第51話 悲痛な結末
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スン・リーさん主演の中国史劇、【月に咲く花の如く】の51話は「悲痛な結末」です。まさにその通りでした。あ~なんとも痛ましかったです。以下ネタバレのあらすじです
。
呉家東院を出ていくことに決めた周老四は、これまで好きなように生きてきて満足だと語り、周瑩にも、寡婦だなどと言って呉聘に操を立てず、好きなところに嫁に行けと促しました。周瑩は、必ず無事で帰って来ると約束させます。
侍女長の張さんは得意の縫物の腕を活かし、周老四に靴を縫ってくれました。周老四は、俺に気があるのか、とニヤリと笑い、周瑩もまた出ていくのは止めて一緒になったら?と勧めますが、周老四の覚悟は変わらないようです。
街の外れまで送って行った周瑩は、その足で呉聘の墓へ行きました。するとそこにはとうとう破産してすべてを失った詠梅が来ています。
周瑩は詠梅に、呉聘を殺したのはあんたね!と詰め寄りました。あの日、ナツメ餅を食べたのは私ではなく呉聘だったのよ!!
詠梅はついに毒を盛ったことを認めましたが、案の定、ナツメ餅を呉聘に食べさせた周瑩が悪いと言い出します。周瑩は、いつもなら鉄拳を繰り出すところでしょうが、なんとしても詠梅に白状させねばならなかったため、詠梅に掴みかかられても我慢して耐えていたのです。
が、さすがに後ろから棒で殴られた時には倒れ込んでしまいましたが、そこへ周老四が助けにやってきました。周老四は、周瑩の姿が見えなくなった後、行きたいところがあると言って墓に戻ってきていました
。
詠梅は、手近にあった短剣を拾い、周瑩に止めを刺そうとします。周老四がこれを庇いました
。
大丈夫、ほんのかすり傷だとの言葉は周瑩を思いやる嘘でした。周老四は周瑩の幸せを心から願いながら、息を引き取ります。
父さん!父さんっ!!
周老四にすがって泣く周瑩が可哀想でたまりませんでした。
一方の詠梅は呉聘の墓の前で自らの胸を刺して自害します。どのみち、周瑩の殺害を企んだ上、故意ではないにせよ呉聘を殺し、三寿帮へ情報を流していたことが分かったら、もはや死罪は免れませんものね。
ここは詠梅自身がどうこうより、先に逝った胡志存が気の毒でなりませんでしたね。あの世でどんなに嘆いていたことか。
周瑩は張侍女長から、周老四が本当は出ていきたくなかったのだと聞いて後悔しきりでした。意地を張らずにそう言ってくれればどんなことをしても引き留めたのに!
もしかしたら周老四はどこにも行くつもりなどなくて、こっそりどこかに隠れて周瑩を見守るつもりだったのかもしれませんね。
亡くなる直前には、周瑩がずっと知りたがっていた彼女の「出自」を明かしました。三原県の孟店村の大金持ちかつ教養のある農家で、姓は「周」と言うそうですが、それも本当だったのかどうか。
周瑩は、もうそんなことはどうでもいい、私は永遠に周老四の娘だと言って、遺体を引き取ったようです。周家の墓を建てたのかな。
それから周瑩はその父の遺言を遂行しました。上海に行くことにしたのです
。星移に会うために華やかな衣装を用意させました。春杏は千紅の意見を仰いだそうです
。
鄭氏はそんな周瑩を心配しますが、周瑩は鄭氏にも、私はずっと義母上の娘だと伝えました。
陝西織布局はふたりの義叔父に任せると白石に伝えに行くと、白石は、せっかく妻の漪が心を込めて作った食事もそっちのけで、そそくさと出て行ってしまいます。無理やり手に入れた妻の座は、必ずしも心地よくは無いようです
。
周瑩から話を聞いて戻ってきた白石はもう食欲がないと語り、誰の目にも寂しそうでした。
また杜明礼は潰れた胡月洋布店へ足を運び、その入り口で詠梅を弔います。そこはかつて詠梅が饅頭を譲ってくれた思い出の場所なのです。
杜明礼は詠梅を救えなかったことを謝罪し、詠梅の敵を憎み続けると誓いました。
もし詠梅が本当に優しい女性だったら、あるいは杜明礼を救えたかもしれず、またその逆も然りだったことでしょうが、互いに未熟なふたりでは相手を傷つけるだけでしたよね。
は~せめて周瑩が幸せになってくれることを心から願う次第であります。
月に咲く花の如く(シンプルBOX 5,000円シリーズ)DVD-BOX1~3
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